小型ロケット「カイロス」の打ち上げも。本州最南端・潮岬
まいどまいど! 本州や和歌山県の最南端。 吉野熊野国立公園、南紀熊野ジオパークなどは熊野地方を代表する観光地でんねん。 元々、島として存在していたが、河口から流出する砂礫が沿岸流によって運搬・堆積して砂州が形成され、陸繋島となったらしいでんな。 標高約60~80mの平坦な隆起海食台地、2段の海岸段丘となった。 南西端には潮岬灯台があり、周辺には潮岬タワー、芝生広場「望楼の芝」、岩場、潮風の休憩所などがおまっせ。 1873年、潮岬灯台が開設。 1890年、紀伊大島沖で遭難したオスマン帝国(トルコ)のフリゲート艦エルトゥールル号の模型や乗員の遺品、トルコ政府から寄贈された品々を展示、公開してはります。 吉野熊野国立公園内にある名所。 町の大字鬮野川小字橋杭の海岸から紀伊大島方面へ大小約40の岩が約850mにわたって立っている奇岩群。 名前の由来は直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから。 干潮時には弁天島まで歩いて渡ることができまんねん。 串本町で打ち上げが計画されている小型ロケット「カイロス」のPR施設「ロケットミュージアム」ではロケットや宇宙について展示、紹介されてまっせ。
南紀熊野ジオパークセンター
2014年、情報発信や調査研究の拠点となる施設「日本ジオパーク」として開設。 テーマは「プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地」。 プレートの活動によって形成された付加体、付加体の上に溜まった前弧海盆堆積体、火山活動によって形成された火成岩体が紀伊半島の隆起と浸食によって削られ、紀伊半島南部で独特な自然景観等を作っている。 大塔山を源とする古座川流域には、温暖多雨気候と急峻な地形によってキイイトラッキョウやキノクニスズカケなど紀伊半島固有種の生育、古座川の一枚岩「古座川弧状岩脈」が流域を形成。
潮岬望楼の芝
本州最南端に位置する潮岬にある大芝生。 かつて当地には海軍の望楼(物見櫓)があったという。
潮岬観光タワー
潮岬にある塔。 1960年、本州最南端に高さ約37mの展望塔として竣工。 展望塔の展望フロアからは太平洋や紀伊山地の山並み、潮岬灯台、紀伊大島などを一望することができる。 串本町観光協会が発行する「本州最南端訪問証明書」も発行されるとか。 併設のレストランでは、近大本マグロを使用したメニューや、串本ならではの地元名物を楽しむことができる。
串本海中公園
吉野熊野国立公園内に位置する海域公園。 1970年、日本で最初の海中公園として指定された。 公園内には海を直接的・間接的に鑑賞できる施設がある。 1977年、第28回全国植樹祭のため、天皇、皇后の行幸先の一つとなった。 海中公園一帯は世界最北のテーブルサンゴ(クシハダミドリイシ)及びオオナガレハナサンゴの群生地。 ラムサール条約に登録。
宇宙ふれあいホールSora
2024年、串本町で打ち上げが計画されている小型ロケット「カイロス」のPR施設として開業。 Sora―Miruは教育旅行や観光客誘致を目的に旧古座分庁舎を大規模改修して整備。
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