ランチに江戸前鰻が食べたく浅草田原町にあるやっ古に来ました。 寛政年間、将軍十一代徳川家斉の頃に創業。当時のグルメ誌『江戸買物独案内』(1824年）に「奴鰻（やっこ）」として記されている。また『江戸前大蒲焼番付』(1852年）には、西の前頭筆頭として紹介されている。 勝海舟とジョン万次郎が連れ立って訪れ鰻を楽しんだ店でもある。夏目漱石の小説『虞美人草』と『彼岸過迄』にも「奴鰻」の名前で登場する。夏目漱石も食べに来たんだろうな。 2024.12.26