みかんの出身地・海ニャンと遊ぶ海南
まいどまいど! 日本のみかんで有名な場所の一つ和歌山県海南市。 市内にはミカン発祥の地として名高い橘本神社が鎮座しており、4月第1日曜日に催行される全国銘菓奉献祭(菓子祭)では、みかんが菓子として好まれたことに因んで菓子屋の商売繁盛を祈願するとも。 全国的には菓子の神として信仰を集めているという。 そもそも第11代垂仁天皇は田道間守に不老長寿の霊菓を探すことを命じたといい、常世の国(異世界・理想郷とも)に渡り十余年の辛苦の末に非時香菓「橘」を持ち帰ったとか。 市内各所にはみかんにまるわる地ビールやお菓子などが販売され、観光客に人気のお土産ともなってまんねん。
福勝寺
宗派は高野山真言宗。 山号は岩屋山。 院号は金剛寿院。 本尊は千手千眼観世音菩薩。 開基は弘法大師。 本尊「千手千眼観世音菩薩」は、唐へ渡る直前の弘法大師が「旅立の観音 厄除の観音 雷除の観音」と3つのご請願を立て安置。 江戸時代、紀州徳川家の初代藩主 徳川頼宣によって、紀州藩主の祈祷所「求聞寺堂」を建立。 境内には滝の裏から見物できる「裏見の滝」や、「天狗の手形も」。
みかん発祥の地「六本樹の丘」
菓子の神として信仰を集めている田道間守。 第11代垂仁天皇は田道間守に不老長寿の霊菓を探すことを命じた。 常世の国(異世界・理想郷とも)に渡り十余年の辛苦の末に非時香菓「橘」を持ち帰るも(一説では中国とも)、天皇は既に崩御。 田道間守は落胆し、その陵に橘を捧げた。
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