三田牛、三田米が美味しい兵庫県三田市
まいどまいど! 江戸幕府が倒幕後、明治維新が勃発した1868年。 このときの衝撃が今でも語り継がれ、ペリーの黒船来航をはじめ、日本の永遠のテーマとなりうるできごとであった。 時を同じくして、兵庫県神戸市には近代港の「神戸港」が開港。 国際貿易の拠点として多くの人が当地に集まり、神戸の発展に携わっていたが、その中に、三田市出身の九鬼氏がいた。 九鬼氏とはもとは三重県の水軍であったが、三田に移住後、三田城の城主を務め、以後、神戸の元町や三ノ宮など繁華街の都市開発に携わった。 また、兵庫県三田市は、ビールのふるさととしても知られ、ビールの醸造に成功した川本幸民の出身地。 今でも根強い人気を集め、日本の化学の祖としても知られている。 その他、自然豊かな地域を利用した都市公園が整備され、周辺には、有馬富士などを代表とする景勝地、彫刻家による風のミュージアムという屋外のミュージアムの常設展示、三田牛、三田米が美味しいと評判で、多方面に人気を集めている。 さらに、奈良との関係も深く、市内には大和の国から分祀して建立した三田神社も鎮座。 歴史に文化にそして、美味しいグルメと出会うなら、兵庫県三田市へ!
小寺泰次郎誕生の地
小寺公園内にある石碑。 当地は三田藩士・小寺泰次郎の誕生の地として知られている。 1836年、生まれ。 1868年の明治維新により混乱し、困窮した三田藩の財政を立て直すべく、九鬼隆義、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)らとともに兵庫・神戸で事業を起こし、「志摩三商会」など実業家として成功。 外航船の着岸に有利な点に着目して兵庫港周辺の元町・三宮界隈の土地を買収し、大富豪に。 1885年、小寺の私邸「蘇鉄園」を建設、1911年に完成。 1941年、神戸市が譲り受け、名称を中国易経の「和悦相楽」を由来とする「相楽園」と改称。
パティシエエスコヤマ (es KOYAMA)
生菓子(ケーキ)とバウムクーヘン、焼き菓子などを製造販売する洋菓子専門店。 2003年、パティシエの小山進氏によって創業。 小山氏は京都の洋菓子職人の家に生まれ、神戸の洋菓子店「スイス菓子ハイジ」で修業。 周辺にはカフェ、ショコラブティック「Rozilla」、パン工房、複合空間「FRAME」、ギフトサロン、「子どもと大人をつなぐパティスリー 未来製作所」など8ブランドの店舗や施設が建ち並ぶ。 「お菓子のテーマパーク」「スイーツの一大ワンダーランド」などと呼ばれることも。 テレビ番組「TVチャンピオン」味覚部門第1位を受賞。
ROZILLA
ショコラなどを製造販売する洋菓子専門店。 外観は石造りの要塞を思わせる造り。 コンセプトは路地裏とゴジラを掛け合わせたネーミング「大の大人が本気で作る秘密基地」。 a・ZITTO(アジト)ではセミナーも開催される。
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