ちょっとdeep台湾 北部台湾のローカル鉄道・平溪/深澳線。沿線の街を探索する1日旅
天燈に願いを書いて空へ飛ばす十分の天燈上げは、現在北部台湾のシンボル観光スポットになり、海外からも多くの方が訪れる場所。
そのシンボルスポット十分を走るローカル鉄道、平渓線は台北を流れ淡水河にそそぐ基隆河の上流地域にあり、路線も基隆河に沿って走っています。
そして、ここ一帯は鉱山地帯で、以前平渓線は炭鉱開発の為に日本時代1922年に開業した産業鉄道でした。
もう一つ、海を走る深澳線も以前は金瓜石線と呼ばれ、現在の和平島付近から水湳洞までを繋ぐだけの独立した産業鉄道(私鉄)でしたが、戦後、石炭輸送のため瑞芳駅に接続、貨物線深澳線が開通、並行路線となりました。
その後、金瓜石線は廃止され、現在は2014年に開業した海科館駅を含める瑞芳、八斗子の3つの駅が台鉄深澳線として運行しています。
瑞芳駅で結ばれ2014年より直通運転が開始されたこの二つの路線には、乗り入れ駅猴硐駅も含め11つの駅があります。
今回はこの2つの路線、7駅の沿線スポットをご紹介いたします。
電車は約1時間に1本の運行ですので、全ての観光は1日では時間が足りません。
気になる所をチョイスしての観光はいかがでしょう。