東海道散歩その2 (三条大橋から新居宿)
東海道五十三次 宿場を歩く。 ファイルが大きくなったので日本橋から浜松宿までの東海道散歩その1と京都三条大橋から舞坂宿までの東海道散歩その2に分けました。
裁断橋跡
宮の宿の東のはずれを流れる精進川の東海道に架かっていた。1590年に18歳になるわが子である堀尾金助を小田原の陣で亡くし、その菩提を弔うために母親が橋の架け替えを行った、との事。33回忌に架け替えを志したが、それも果たさず亡くなっている。養子の方が、1622年に意思を継いで完成させた。この橋の擬宝珠に彫られている仮名書きの銘文は、母が子を思う名文として感銘を与えている。現在、擬宝珠は市の博物館に保存されている。
笠覆寺(笠寺観音)
笠覆寺 729年禅光上人の開基で、十一面観世音を安置する。初め小松寺と称したが、923年~藤原兼平が堂宇を再興し、今の寺号に改めた。のち再び荒廃したが、1238年僧阿願が朝廷に願い出て、宣陽門院庁より田畑の寄進を受け堂塔を建立した。
笠寺一里塚
笠寺一里塚 ここは江戸から88里のところにあり、名古屋市内を通る旧東海道に残る唯一の一里塚で、東側の塚だけが現存している。
松尾芭蕉千鳥塚
文字は芭蕉の筆、裏面には連衆の名、側面に興行の年月が刻んである。これは、芭蕉存命中に建てられた唯一の翁塚。
丹下町の常夜灯
丹下町の常夜灯 平部の常夜灯と共に、鳴海宿の西端と東端の双方に残っているのは、旧宿場町として貴重である。
鳴海宿本陣跡
鳴海宿本陣跡
鳴海城跡公園
鳴海城跡公園 根古屋城ともいい、応永年中(1394~)安原宗範の築城といわれる。永禄3年(1560)桶狭間の戦いでは、今川方の猛将岡部元信がこの城に配され、義元が討たれた後も最後まで立てこもって奮戦した。その後、佐久間信盛、正勝らが城主となったが、天正18年(1590)廃城となったと伝えられる、との事。
誓願寺
誓願寺
鳴海宿高札場
鳴海宿高札場
天神社 (成海神社創祠の地)
天神社 (成海神社創祠の地)
瑞泉寺
〒458-0801 愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町4
中島砦跡
中島砦
鳴海宿平部町常夜灯
鳴海宿平部町常夜灯 平部の常夜灯と共に、鳴海宿の西端と東端の双方に残っているのは、旧宿場町として貴重である。
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