京都散歩
京都散歩 中学2年時、バスケットの試合で訪れたのが初めての京都でした。それ以降、今回で何度目の訪問かな、と思いますが、もう分からないほど来ています。好きな場所です。 初めての京都は、東京駅を夜中に出る普通列車に乗り、確か朝8時頃着いた、と思います。早朝の京都駅からバスでそのまま試合会場に出向き3試合ほどしたことを思い出します。高校生の胸を借りた練習試合でした。試合終了後、直接京都駅に戻り、その日の普通列車で東京に戻りました。 朝夕に観た京都タワーが私の京都そのものになった思い出があります。もう半世紀前の話になります。 当時のバスケット部顧問の先生(当時40歳位)には頭が下がります。
知恩院 勢至堂
ここ勢至堂が、かつての御影堂であったとのこと。この狭い一画が知恩院の全てであった。御影堂が今の地に移動した後に勢至堂として1530年に建てられた。法然上人当時の建物ではないがかつての雰囲気を味わえる唯一の建物。 今の知恩院の豪華な建物は江戸時代、徳川家の菩提寺として二条城と連携した朝廷を監視する幕府の城であった。その為、現在のの建物はお寺としての雰囲気よりも城の雰囲気を醸し出しているのが残念だな。 流罪の地から戻った法然上人が勢至堂のある場所で崩御している。
法然上人御廟
現在ある勢至堂の地で崩御した法然上人をここに廟をつくり葬ったが、死後15年後、比叡山の僧が押し寄せて御廟が破壊されそうになった。その為、遺骸を嵯峨に移し、西山粟生野で荼毘に付された。 現在その地には光明寺が建てられている。 その後、法然23回忌、1234年に勢観房源智(平重盛の孫)により今の知恩院の場所に寺を開き法然上人の御廟を現在まで守り続けている。
御廟拝殿
御廟拝殿
知恩院
知恩院
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