万葉の面影をたどる春旅~明日香から橿原へ
季節は初夏になっちゃいましたが…4月にいちご狩りをかねて奈良県の明日香村と、橿原市をたずねてみました。 歴史でも習った石舞台古墳で知られる明日香村は、中央集権律令国家が誕生した地ということから「日本のはじまり」を感じさせてくれる里。古墳や遺蹟、石造物などがあちこちで見られ、当時の情景が浮かんでくるような歴史好きにはたまらないスポットが点在しています。 また、大和三山に守られた橿原市は、日本最古の歌集「万葉集」に詠まれた場が数多く存在し、大和朝廷時代には歴史の中心地として栄えました。 春の心地よい風が吹く中、万葉人の想いに触れる旅をしてきました。
久米寺
橿原神宮からすぐのところにある真言宗の久米寺。京都の仁和寺の別院で、推古天皇の勅願により、聖徳太子の弟にあたる”来目皇子(くめのみこ)”が眼病全快を感謝して建立したのだそうです。
食道楽
今日のランチはここ!なんでもうまくて安くてボリューム満点の中華がいただけるそうでおなかをめいっぱいすかせて入りました。 近鉄・八木西口駅からすぐのところにあり、地元で50年に渡って愛され続けてきたお店なんですって。 歴史を感じさせる店構え期待大です!!
今井町の町並み
町の東を流れる飛鳥川にかかる赤い蘇武橋を渡るとそこが今井町です。このまちなみが成立したのは戦国時代の天文年間、寺内町として発展したそうです。当初は織田信長と戦った町、そして江戸時代には、「大和の金は今井に七部」と言われるほど栄えた町なのです。 江戸時代初期には東西600ⅿ、南北310ⅿ、周囲には環濠土居が築かれた戸数1100軒、人口4000数百人の財力豊かな町だったと言われています.そもそも、軍事目的のために造られたので敵の侵入に備えた施しが随所に見られます。それらは江戸時代半ば頃に富裕商人の命や財産を外部から守るものに変わっていったのです。
河合家住宅~河合酒造
町並みの一角にひときわ威風堂々たたずむ二階建町家。 こちらは「河合家住宅」。酒蔵会社を営んでおられます。江戸時代の初期頃移住された河合家は、”上品寺屋”の屋号で酒屋を営む豪商。建てられたのは18世紀半ばとされ、二階にはお座敷などが設けられているそうです。
うのまち珈琲店 奈良
一号店は岡山県玉野市の宇野港近くにあるうのまち珈琲店さん。今年の初めにそちらにおじゃまして奈良にも姉妹店があるという情報をゲットしこの度、足を運んでみました。今井町の美しいまちなみの一角にカモメマークの暖簾がはためいている古民家を見つけた時、うれしかった~。あのカワイイパフェやドリンクにまた会えるんだ!! 2018年12月にオープンされたそうです。
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