三島由紀夫作品「豊饒の海」奔馬 散歩
第2巻 奔馬
四谷警察署 四谷三丁目交番
四谷左門町の隠れ家 四谷警察署近くに勲たちの隠れ家としてアパートの2階を借りている。 軍人相手の下宿屋に住む堀中尉から薫1人が呼ばれる。そこで堀中尉の協力を得られなくなったことを告げられる。 その帰り、勲は、同志達が待つ隠れ家に出向く。 堀中尉等の協力なしで現状で暗殺計画をどの様に遂行するかを隠れ家で毎日の様に集まり議論を進めている。
白山公園
鬼頭槙子への別れの挨拶 勲は、白山神社そばにある鬼頭宅へ広島からの牡蠣のお裾分けを口実に槙子に会いに行く。 勲は、早々に玄関先から鬼頭宅を出る。白山前町の小路を白山神社の方へ曲がる。白山公園に沿う道だと書かれている。 写真は、その白山公園。公園に沿う道の北側には東洋大学がある。 2人は、公園内でお互いの気持ちを確認し合う。
白山神社
白山公園に沿った道から神社の表へ抜けるには、丁度つきあたりに、拝殿と社務所をつなぐ廊下橋が道に跨っている、その暗い灯影の射した千本格子の下を、身をかがめて通ればよいのである、とある。 写真は、その廊下橋。
ログイン