ごんぼそばで春を食し、河内音頭で過ごす近鉄八尾
まいどまいど! 大阪府の東部、河内の一部に属する八尾市には近畿日本鉄道大阪線が走り抜け、大阪市中心部にある大阪難波と奈良県とを結ぶ。 その中間地点にあたる近鉄八尾駅前には昔ながらの雰囲気漂う商店街「ファミリーロード」があり、昼夜問わずぎょうさんの買い物客、観光客が行き交ってはります。 観光といえば、八尾は古くから「河内音頭発祥の地」として知られ、ファミリーロード付近にある常光寺境内には石碑も建立。 また、吉本興業に所属している河内家菊水丸さんを中心とする河内音頭記念館も開設され、市内全体で盛り上げてはります。 その他、歴史的にも文化的にも貴重な八尾天満宮があり、祭神は恵比須様。 毎年1月8日には商売繁盛を願う十日戎ならぬ八日戎が催され、ぎょうさんの参拝客によるにぎわいをみせまんねん。 また、古くは八尾市やその周辺は河内県と呼ばれ、県庁を大信寺に。 今でも河内県庁跡として語り継がれてはります。 さらに大阪を代表するなにわ伝統野菜の一つ「若ごぼう」は八尾産として知られ、2月上旬から4月にかけての期間(変動あり)「葉ごんぼそば」として味わうことができることも。
ペントモール八尾
近畿日本鉄道大阪線の停車駅の一つである近鉄八尾駅の高架下に位置する商店街。 ペントモールは1番街から5番街までと、ペントプラザがある。 飲食店や居酒屋、雑貨店、薬局などがある。
立喰いうどん 河内うどん
近畿日本鉄道大阪線の停車駅の一つである近鉄八尾駅の高架下に位置する。 昔ながらの雰囲気漂う店内では、テーブルと椅子があり、ゆったりと味わうことができる。 システムは基本、セルフサービス。 メニューは、にしんうどん・そば、天ぷらうどん・そば、はいからうどん・そばなどがあり、店先に置かれている券売機で食券を購入、または券売機に掲載されていないメニューに関しては直接、注文する。
LINOAS(リノアス)
1981年、竣工。 2017年、西武八尾店が閉店し、リノアスとして開業。 スーパーマーケットを中心にやレストラン、書店、雑貨店、就労支援を行う「八尾市ワークスペース」、地元企業の新製品開発などを促すオープンイノベーション拠点「みせるばやお」などがある。 2017年のグランドオープンセレモニーには、大阪府知事や八尾市長、府立八尾高校の吹奏楽部による演奏、河内家菊水丸氏による河内音頭などが披露された。 LINOAS(リノアス)の「LINO」とはハワイ語で「光る・輝く・結びつく」、「AS」とは日本語の「明日」からなる造語。 イメージキャラクターは、ALEX(パンダの雄)、LINDA(クマの雌)。
寺内町ふれあい館(八尾市まちなみセンター)
愛称、寺内町ふれあい館。 久宝寺寺内町の歴史的遺産の継承と八尾市のまちづくりについての地域活動の拠点として設置。
顕証寺
別名、久宝寺御坊 浄土真宗本願寺派。 山号は近松山。 飛鳥時代、聖徳太子が「久宝寺」を創建。 久宝寺という地名の由来とも。 付近の許麻神社には太子創建を伝える久宝寺観音院があったが廃絶。 1469年、本願寺8世法主蓮如は、近江国近松(滋賀県大津市)に顕証寺を創建。 本願寺派近松別院となり、寺号は久宝寺御坊顕証寺に引き継がれた。 1470年、蓮如は河内国渋川郡(東大阪市・八尾市)を訪れて布教活動を開始。 当初、慈願寺を本拠としたが、久宝寺跡に「西証寺」を建立。 久宝寺城主の安井氏は地域住民が一向宗に与するのを見計らい、地域支配を維持するために創建に協力。 近江顕証寺から蓮淳を迎え、顕証寺に改称。
許麻神社
創建時期など詳細は不明。 「大狛」「狛」を姓とする氏族が関係するとか。 江戸時代、「久宝寺の牛頭天王」と称していたとか。 飛鳥時代、聖徳太子が「久宝寺」を創建し、現在の「久宝寺」という地名の由来とも。 許麻神社には太子創建を伝える久宝寺観音院があったが廃絶。
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