横浜媽祖廟
神奈川県横浜市中区山下町1362006年、横浜港開港150周年を記念して落慶開廟した媽祖を祀る祠廟。
台湾最初の官建の台南市大天后宮より分霊。
「媽祖」は、北宋時代の福建省・林氏の娘で生後1ヶ月間、泣き声をあげなかったため、林黙娘と命名。
幼少期、才知に長け、朝晩の念仏を唱えるようになった。
修行を終えて天に召されて神になり、海上を舞い難民を救助する姿が見られ、人々は廟を建て護国救民の神として祀り、歴代の皇帝も諡号で敬意を表するようになった。
以後、航海を守る海の神、自然災害や疫病・戦争・盗賊などから護る神として信仰。