産湯稲荷神社
大阪府大阪市天王寺区小橋町3-1祭神は、宇賀魂命、下照比賣命、大小橋命、豊国明神。
創建時期など詳細は不明となっている。
当社は比売許曽神社の旧社地にあり、現在は御旅所で末社。
当地の開拓神である大小橋命は天児屋根命の十三世の後胤で、13代成務天皇の御代、ここ味原郷に誕生した。
その時、境内の玉の井の水を汲んで産湯に用いたので、この地を「産湯」という。
父は神功皇后の近臣中臣雷大臣、母は紀氏清夫と言い、3人兄弟の長男である。
大化の改新で活躍した藤原家の祖、中臣鎌足の先祖にあたり、誕生のときの胞衣を埋めたと伝わる胞衣塚が比売許曽神社の近くにあるとか。