鏡作神社
奈良県磯城郡田原本町八尾816祭神は天照国照彦火明命、石凝姥命、天糠戸命。
300年代から400年代にかけて鏡類を製作鋳造していた鏡作部がこの地一体に居住し、御鏡(天照国照彦火明命)並びに遠祖(石凝姥命)を氏神として開いた神社。
崇神天皇6年、皇居内で祀られている天照大神を畏れ多いとして笠縫邑の地に遷座。
この地において日御像の鏡を鋳造し、天照大神の御魂とする。
本社はその像鏡を天照国照彦火明命として祀れるもので、この地を号して鏡作とした。
この際に作られた神鏡を御神体として祭祀し、天照大神が天岩戸に隠れた時に八咫鏡を作った遠祖である石凝姥命とその父天糠戸命をも併せて祀ったのが当社の起源。