淀屋の屋敷跡
大阪府大阪市中央区北浜4丁目1江戸時代前期、大阪を代表する淀屋が最大の豪商である。
本姓は、岡本氏。
通称、三郎右衛門とも呼ばれ、城州岡本の出身である。
豊臣時代、十三人町(大阪市北区大川町)で、材木を扱った。
1615年、京橋一丁目の淀屋持地に青物市を開いた。
中之島を発展させ、常安請地を開いた。
現在でも当時の名である常安橋や常安町が残っている。
心斎橋筋から西肥後橋の周辺に宅地があったと言う。
その宅地内の小路は淀屋小路と呼ばれている。
町人蔵元の元祖と言われていた。
自費で土佐堀川に橋をかけたと言う。