安藤動物園跡
愛知県豊橋市広小路1丁目1豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の前身「安藤動物園」が開園。
創設者は明治時代に新聞販売業・養豚業を営んでいた安藤 政次郎。
三河国渥美郡吉田紺屋町(豊橋市大手町)出身。
1877年、静岡で新聞販売業を始めるも1880年に横浜に移転。
当時、刺子の半纏にわらじを履き、日の丸の小旗2本を組んで飾った黒塗りの挟み箱に新聞を入れて肩に担ぎ、鈴を鳴らして新聞を売っていたことから「新聞小政」とも呼ばれ、絵葉書のモデルにもなった。
東京でも評判となり、五代目尾上菊五郎は安藤 政次郎をモデルに新富座の舞台に立ったことも。
1887年、渥美郡花田村西宿で養豚業を創業。