木場木遣之碑
東京都江東区富岡1丁目20
「木場の木遣り」の発祥は古く、1600年代には存在したとか。
当時、幕府のお船手の指図で、伊勢神宮の改築用材を五十鈴川より木遣りの掛け声で水揚げ。
元来、神社仏閣の鳥居や大柄な用材を納める場合には木場木遣り特有の「納め木遣り」が用いられた。
武家屋敷が並んでいた両国の七つ谷の倉の間部河岸で3代将軍家光公に筏の小流し(さながし、筏組)、角乗り、木遣りを披露。
以後、年中行事となった。
この時、言葉「川並み」が発祥したとも。
1979年、米国グラント前大統領の来日の際、木遣りは角乗りと共に上野の不忍池で天覧の栄に浴している。