小谷城郷土館
大阪府堺市南区豊田1602-1小谷城は、堺で一番、古い城跡の一つに数えられている。
和泉の豪族として知られてきた小谷家の始祖平氏頼晴氏は、鎌倉時代、この地(若松荘)に地頭として赴任したのが始まり。
その小谷氏の居城として栂山城・豊田城とともに鼎城と呼ばれた。
南北朝時代、、南朝方で千早赤阪城と大雄寺(浜寺)結ぶ地点「狼煙」として重要な役割を果たした。
天野山金剛寺の行宮を守る城として、その任務を担ってきた。
1575年、根来党であった為、織田信長勢と戦い、落城した。
大坂夏の陣のとき、小谷氏は徳川方として参戦、功労をたて郷士となった。
江戸時代、上神谷地域を治めていた伯太藩渡辺家に仕え庄屋も務めた。