真珠王記念碑
東京都中央区銀座4丁目5宝飾品の製造、販売等を行うミキモトの前身にあたる御木本真珠店創業者、御木本 幸吉。
1858年、志摩国答志郡(現在の三重県鳥羽市)生まれ。
別名、ミキモト・パール、真珠王。
現在も真珠の販売では世界一のシェアを持つ。
父・音吉は機械類の発明・改良に関心を持ち、粉挽き臼の改良により三重県勧業課の表彰を受けた。
14歳で家業であるうどんの製造販売の傍ら青物の行商を始め、足芸(仰向けに寝て足の平で蛇の目傘を回す芸)を披露、英国の軍艦シルバー号へ青果や卵を売り込みに成功。
1876年、青物商から米穀商に転換。
東京、横浜を旅行し、天然真珠など志摩の特産物が貿易商品になると見込み、海産物商人へと再転身。