泉穴師神社
大阪府泉大津市豊中町1丁目1-1祭神は、織物の神の栲幡千千姫命。
江戸時代、泉州地域を中心に繊維産業が興り、ブランド「泉州タオル」として知られている。
600年代に創建し、楠木正成が石燈籠を奉納。
織田信長より社領安堵の朱印状を与えられ、豊臣秀頼によって社殿が再建。
付近は、兄の寺田又右衛門と弟の寺田安大夫らが居城とする苅田城があった。
遺構等は残っていないが、1531年に築城されて以降、歴代寺田家が引き継いできた。
岸和田城主の松浦肥前守の旗下で、後に織田信長、豊臣秀吉のもとに仕える。
また寺田安大夫は、後に松浦姓を名乗ることとなる。
室町時代に勃発した細川氏の管領争いの際、細川晴元の家臣「三好山城守」が拠ったとされる。