俊徳道
大阪府東大阪市菱屋西2丁目俊徳街道、十三街道、玉祖道、十三峠道とも呼ぶ。
八尾市には玉祖神社が鎮座、付近には大和朝廷の頃から曲玉を作っていた玉造部の人々が暮らしていた。
水呑地蔵院では、本堂に地蔵菩薩「水呑地蔵」が安置。
水壺は、弘法大師が祈願して得られた霊水とか。
十三峠付近には塚「十三塚」があることから、街道および峠の名の由来とか。
平安時代の歌人・在原業平が枚岡神社を参詣し、神立茶屋辻にあった茶屋の娘「梅野」に恋をして、八百夜も通いつめたといわれる「業平の高安通い」として伝わる。
玉祖神社には、業平が娘を呼び出す為に吹いたという笛が伝わる。
河内国・高安に住んでいた俊徳丸が、高安から四天王寺へ通った道筋とか。