旧帝国陸軍大正飛行場掩体壕
大阪府八尾市垣内4丁目53掩体壕とは第2次世界大戦中、敵機の攻撃から守るために築かれた迎撃用戦闘機の格納庫。
二式複座双発戦闘機「屠龍」や四式重爆撃機「飛龍」などを格納するための正面開口幅は約28m、高さは約6m、奥行きは約21m。
終戦後、全国各地に建設された掩体壕の多くは解体されたが、大阪府では八尾市内に1基のみ現存する。
現在の八尾空港には旧陸軍の大正飛行場があったといい、コンクリート舗装による滑走路は東洋一の規模で八尾空港の3倍の広さを持っていた。
陸軍第11飛行師団の司令部が置かれ、飛行第246戦隊が配置。