藤森神社
大阪府摂津市鳥飼西2丁目1-1祭神は、舎人親王、菅原道真。
舎人親王を京都府に鎮座する藤森神社より勧請した。
周辺の鳥飼農地帯(約400ha)は浸水しやすく、大雨に悩まされてきた。
淀川右岸低湿地にあたり、大雨のたびに湖のようになった。
ある年神輿が吹田市に流れたことから、御旅所を高浜神社の境内に置いたという。
1577年、社殿を建築。
明治時代に合祀した旧三本松天神社は太宰府に左遷された菅原道真が赴任の途中、鳥飼の地に船を着けた。
食後、自ら楊枝松を植え、「もし若葉を生ぜばこれ帰洛の兆なり」と言われた。
後に生育して3本の幹に分かれ、里人がここに社殿を造営して菅公を祀った。