蔵屋敷跡
大阪府大阪市北区中之島5丁目3江戸時代、諸藩は年貢米の換金や産物の販売を目的として、中之島界隈に蔵屋敷を建設した。
周辺には大川や堂島川、土佐堀川、安治川、木津川などが流れ、水運に適していたことから舟で搬入させ、管理していた。
舟が屋敷内に直接出入りできるよう蔵屋敷に水門が設けられていた。
当地は讃岐高松藩蔵屋敷が存在した。
1718年、江戸時代に活躍した学僧の慈雲尊者は当地で生まれた。
13歳の頃、大阪・法楽寺で得度し、修行研究を重ね、京都で伊藤東涯に儒学も学んだ。
代表作は、インドの原典を注釈した「梵学津梁」1000巻。