土蔵相模跡
東京都品川区北品川1丁目22 北品川1丁目2-11御殿山にイギリス公使館が建設されることになり、高杉晋作、久坂玄瑞、井上馨、伊藤博文らが、その建設途中の公使館を焼き討ちする密議をした宿。
司馬遼太郎のある作品に詳しく書かれた状況を思い出す。焼き討ちの後、高杉らは、ここを宿に一月ほど酒と女で生活をしながら身を隠した、というような話も描かれていた記憶がある。
私の学生時代までは、土蔵相模は昔のままの姿で宿として経営されていた。今は、コンビニに姿を変えている。
土蔵相模の模型が、品川歴史館に保存されている。
昔、旧東海道側の入り口から覗くと広い土間があり、そこで旅の草鞋を脱ぎ、足を洗ったのだと思った記憶がある。