北九州市の世界遺産を眺めてみよう
福岡北九州市の世界遺産を眺めてみよう
まいどまいど! 世界遺産といえば、日本で初めて世界遺産に登録された兵庫県姫路市の姫路城が有名でんねんけど、最近、注目を集めているのは、福岡県北九州市にある世界遺産でんねん。 官営八幡製鐵所旧本事務所をはじめ、修繕工場、旧鍛冶工場、遠賀川水源地ポンプ室の4資産が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(全23資産)の構成資産として世界遺産に登録されているっちゅうことで、それらを代表する官営八幡製鐵所旧本事務所に訪れてみることにしました。 官営八幡製鐵所旧本事務所は現在、一般人による立ち入りは不可のようで付近に開設された眺望スペースと呼ばれる場所から眺めることにしました。 遠くから眺めていても、その立派さが伝わってきはりまんな。 さて、周辺には、官営八幡製鐵所旧本事務所だけでなく、宇宙をテーマにしたテーマパークとして知られるスペースワールドや自然史、歴史をテーマにした博物館があるなど、周辺もにぎやかでおまして。 散歩がてらにぼちぼちと歩いていきまひょ。
1901年、官営製鉄所が操業開始。 1887年から操業を続ける釜石鉱山田中製鉄所に続き、日本国内で2番目の製鉄所であった。 第二次世界大戦前には日本の鉄鋼生産量の過半を製造する国内随一の製鉄所であった。 1934年、官営製鉄所が中心となって民間業者と合同して日本製鐵(日鉄)が発足。 1950年、日鉄は解体され八幡製鐵所は八幡製鐵に属していたが、八幡製鐵と富士製鐵の合併により新日本製鐵(新日鉄)発足、新日鉄と住友金属工業の合併による新日鐵住金発足、新日鐵住金小倉製鉄所を八幡製鉄所に統合、再編成された。
製造拠点
従来、鋼板類や条鋼類、兵器材料の特殊鋼など多品種の鋼材を製造していたが、表面処理鋼板や電磁鋼板を始めとする薄鋼板と、一部の条鋼・鋼管の製造拠点となっている。
眺望スペースからは世界遺産に登録された八幡製鐵所旧本事務所やその周辺を眺めることができる。 ここでは、観光案内も行っている。 八幡製鐵所のうち旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場、遠賀川水源地ポンプ室の4資産が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(全23資産)の構成資産として世界遺産に登録されている。
宇宙がテーマのテーマパークで、新日本製鐵(現・新日鐵住金)八幡製鐵所の遊休地に開業した。 「ザターン」、「タイタンMAX」、「ヴィーナスGP」などの絶叫コースターや、「宇宙博物館」「月の石展示場(元スペースキャンプ)」などの施設がある。 ステージでは、オリジナルバンドLEBの演奏にのせてヴィッキーやキャストたちが歌やダンスを繰り広げるレビューショー「ヴィッキー・ザ・ライブ」やサイエンスショー「ドタバタ研究所」、ラッキーたちと一緒にダンスや体操が楽しめる「ラッキーズダンスコレクション」などが楽しめる。
宇宙がテーマ
宇宙博物館およびスペースシャトルも特徴の一つで、月の石が展示されている。
正式名称は北九州市立自然史・歴史博物館。 かつて、北九州市立歴史博物館(北九州市立文学館)、北九州市立考古博物館(北九州市立埋蔵文化財センター)、北九州市立自然史博物館(旧八幡駅ビル内)が存在していたが、統合し、リニューアルオープン。