道東の秘湖・息をのむ美しさ、5色の湖オンネトー
北海道道東の秘湖・息をのむ美しさ、5色の湖オンネトー
まだ見たことのない絶景と素朴な温泉でいつもと違う心に残るおでかけをしてみませんか? 北海道三大秘湖オンネトー。道東の湖めぐりするうえで有名な湖以外にも是非行っていただきたい水の色が変化する湖で北海道で一番美しいとも言われています。 阿寒湖から車で約30分の距離ですが、あまり知られていない湖でもあります。 阿寒湖に行く方にはここは近いので特に立ち寄っていただきたい湖です。息をのむほどの美しさには感動まちがいなし! また近くには、全国から温泉ファンが集まる本物の温泉宿とされる通な温泉がありますのでお勧めです。 ただし一般の温泉宿と思うとそうではないので、理解できない方には向かないかもしれません。 昔ながらの簡素な設備、素朴さが売りの温泉ですが、本当に心底温泉を愛する方ならこちらもある意味堪能できるかと思います。 雌阿寒岳登山の拠点にもなっています。 ※あえてここからほど近い道東の有名な湖・阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖は載せませんでした。 特に阿寒湖は一番近いですが入れてません。 ※その他の北海道三大秘湖 オコタンペ湖(支笏湖近辺)、東雲湖(然別湖近辺)
-
本格的な観光シーズンを迎え、道東へ行かれる方に是非ともお勧めしたい湖がこのオンネトーです。阿寒国立公園内にあり、雌阿寒岳の西山麓にある周囲2.5キロの湖です。せっかく阿寒湖まで行きながらこの湖に立ち寄らないのは本当にもったいないですよ。季節、天候、角度によって色の変化があり自然の作り出す美しさには驚かされます。 私は春と秋に行きましたが、特に紅葉と湖の色の饗宴はまさに芸術的な景観でした。 ※湖の周りの道路は特に広々しているわけではないので渋滞していると駐車しずらいのが少々難点。駐車場は数か所あります。
-
オンネトーはアイヌ語
年老いた沼、大きな沼という意味だそうです。 この場所にパーキングはありますが数台しか停められないので注意してくださいね。(しかも観光バスが駐車するとスペースは限られてしまいます)
-
透き通った本当にきれいな水
摩周湖や他の秘湖の湖畔には近づくことができませんが、こちらの湖は間近に美しさをたたえた水を感じることができます
-
湖面に映る雌阿寒岳と阿寒富士
絶景とはまさにこのことでしょう。 いろいろな「青」がこの中にはあります。
-
昼間になると薄いブルーへと変化
湖の脇の木々の二緑とのコントラストが効いてきます。
-
九寨溝の「五彩池」のよう
中国の世界遺産九寨溝にある池に似ています。
-
絵画みたい
1日いてもあきません。 カメラのシャッターをいったい何回切ることになるのか・・・。
-
心が癒される色
この美しさ、いつまでも保たれますように・・・。
-
濃く深い緑
ほれぼれするディープグリーン。
-
強い酸性の水の為魚類は生きられないそうです
水はきれいに見えても魚にとってはとても過酷な環境です。
-
スケッチする人も見かけます
この微妙な色は絵心ある方なら是非とも描きたいところ。
-
摩周ブルーにも負けない深い青
こんなに深い青は群青と表現した方がいいですね
-
紅葉シーズン
自然が織りなす色の饗宴。 本当にきれいです。
-
こんなステキなところを知らないなんて絶対損!
大好きな人や大切な人とこの同じ時間を共有したくなります。
-
紅葉の水鏡
湖の周りは4kmの遊歩道があり、約60分で1周できます。ロマンティックな紅葉狩りができそうですね。
-
冬の始まり
真冬になると雪で湖面は真っ白になるので、この冬の始まりを知らせるけむるような色合いもステキですね。
-
-
オンネトーの先を少し行ったところ(約1.5km)にある天然記念物の温泉の滝です。温泉が岩肌を流れる風景が見られ、その成分が世界で唯一のマンガン酸化物生成現象となっています。 子どもたちの夏休みの自由研究にもなりそうです、
-
かつては天然の露天風呂でした
現在はマンガン酸化物がある為入浴禁止となっています。
-
赤いのがマンガン成分
これは現代文明を維持する上で重要な資源。
-
大変貴重な現象とのこと
製鉄の際に不可欠なものであり、何より電池の材料となるものです。そのほとんどが海底から取れるものですが、ここは陸で観察できることで世界的にも非常に注目されている場所だそうです。
-
微生物の複合作用により,滝斜面に二酸化マンガンが形成
熊が出没することもあるということで念の為注意してくださいね。 もっとも阿寒湖畔の散策も熊対策は必要との注意書きはありました。熊よけの鈴は必需品。
-
-
野中温泉は雌阿寒温泉とも言います。 硫化水素泉の源泉かけ流しでシャワーやカラン(蛇口)のない昔ながらの温泉です。 朝夕食付、朝なし夕ありで7000円から8000円ぐらいで泊まれます。(現金のみ) ※シャンプー、コンディショナー、石鹸の用意はないので持参のこと ※洗髪は洗面所にて(温泉は泉質により泡立たない為)。 ※ここはワンちゃんと泊まれるプランもあります。ワンちゃん1匹につき¥2000です。(楽天トラベル参照) 通年営業・不定休 日帰り入浴】大人350円 9:00~20:00
-
シンプルなお宿です
いろいろ取り揃えているわけではないけれど、精一杯おもてなししてくれます♪ 近所にもう1軒宿がありましたが、休業してしまいました。残念!
-
看板ネコもお待ちしております
看板犬もいますよ。とても人なつこいです。 ペット同伴ウェルカムです♡
-
仲のいい看板犬&看板ネコ
チロル(わんこ)とチャー(にゃんこ)です。クロネコのモコちゃんもいます。
-
こぎれいな客室
Wi-Fi(無線LAN)利用可:無料 お布団は自分達で敷きますよ。 備品は歯ブラシセット、タオル、浴衣のみ。シンプルです。
-
内風呂
湯治にきているような気分です。 硫黄分がきついので石鹸は泡立ちません。
-
硫黄濃度の高い硫化水素泉は珍しい泉質
メジャーな温泉地では万座温泉(群馬)、月岡温泉(新潟)、高湯温泉(福島)などがあります。いずれもこの特有の泉質からくる白濁なお湯となっています。
-
夜の露天風呂
晴れていれば満天の星が見られます☆
-
素材を生かしたお料理
夕食は部屋食、朝食は食堂でいただきます。山菜料理が評判です。 派手なお料理ではないけれど、地元の食材で丁寧に作られた数々の品が出てきます。素朴さが逆にうれしくなります。
-
雌阿寒岳の登山口にも近い
雌阿寒岳の登山口があるので、登山客が沢山訪れます。珍しい泉質の温泉が人気のお宿です。
-
-
オンネトーのほとりにある立ち寄りたい小さなお店 営業:5月~10月 店主のブログ:http://blog.goo.ne.jp/onnetouchaya ※現地の気候などが把握できます。」
-
メニュー
年ごとにいろいろ工夫されているので変更もあります。
-
小上がりとテーブル
こじんまりしていて家庭的なお店です。
-
コロッケフキづくし定食
フキは地元の名産です。 とても健康的な内容ですね。
-
-
雌阿寒岳への登山ルートは、 ☆阿寒湖畔コース、☆野中温泉コース、☆オンネトーコース の3つのルートがあります。 ここからはオンネトー近辺から行ける二つのコースを簡単にご紹介。
-
この近辺から行ける登山コース
☆湖の近くから登るオンネトーコース ☆雌阿寒温泉コースは野中温泉コースのことです。こちらのコースの方が楽に登れます。
-
別角度のマップ
こちらのほうがわかりやすいかも?
-
入山前には必ず「入山届」を
ご自身の為にも必ずお願いします。 登山用の装備もお忘れなくね。
-
オンネトーコース登山口
このコースは九合目あたりから火口沿いに登山道が付き火口原が見えます。。
-
雌阿寒岳の火口跡と雄阿寒岳
火口の向こうに見えるのが雄阿寒岳(標高1371m)です。
-
「青沼」火口
1万年前から3000年前の噴火の時に形成された火口
-
野中温泉コース登山口
野中温泉隣接のパーキングから登山口はあります。 五合目あたりで振り返るときれいなオンネトーが見えますよ。
-
雌阿寒岳の火口「赤沼」
この赤沼を臨めるのは、野中温泉コースだけです。
-
標高1499メートル
活火山なので蒸気が出ているときもあり、パワーみなぎる自然の力を感じます。
-
頂上からの風景
阿寒富士や雄阿寒岳、阿寒湖を臨む。晴天の日は山頂から斜里岳や羅臼岳までもうっすらと見えます。絶景です!
-