同日開催の関市刃物まつりと美濃和紙あかりアート展を同時に巡る旅
岐阜同日開催の関市刃物まつりと美濃和紙あかりアート展を同時に巡る旅
関市で開催される刃物まつりと、美濃市の古い町並みで開催される美濃和紙あかりアート展は毎年10月の土日、完全同日に開催されています。それなだと両方行くには2日間必要と考えてしまいがちですが、一日で両方制覇可能なのです。というのも刃物まつりは朝から夕方の開催で、美濃和紙あかりアート展は夕方暗くなってからが本番。早い話、朝から12時間歩き続ける体力さえあれば余裕でダブルヘッダー出来てしまいます。そのあたり、きちんと実証出来てますから大丈夫です。
毎年毎年創意工夫を凝らされたあかりが出展されます。これが古い町並みの両側にずらりと並び、一通りじっくりと鑑賞することは困難かもしれません。作品を大まかに分類すると小中学生部門と無差別級の一般部門に別れていて細工の精度が格段に差があります。が、実は見て面白いのは小中学生部門の作品。彼らのセンスは侮れません。 数多くの作品写真はこちらから→
鑑賞は辺りが暗くなるまで待ちましょう
作品は等間隔で街道の両側に並べられます。明るいうちに見ると形状はわかりますが実際に明かりが灯ると印象が全く違います。暗くなるまで待ちましょう。
夜になると人でいっぱいに
昼間はまばらだった古い町並みも、夜になってあかりが良く見えるようになると歩くのが困難なほど人でいっぱいになります。
小中学生部門はほのぼの系可愛い作品が多い
一生懸命何かを表現しようとした苦労の跡が見える小中学生部門は見ていてほのぼのします。
一般部門は細工が精巧
一般部門は専門の学生や職人の方々が応募してるだけあって細工の精度が違います。
モフモフ系が好き
個人的にはモフモフ系の作品が好きですね。写真も撮りやすいし。(そこw
光の筋を表現した作品
たまたまなのか偶然なのか、あえて光の陰や筋を見せるような作品がいくつかありました。
美濃和紙あかりアート展には主な指定駐車場は2カ所ありますが、近い方は駐車困難。さっさと遠い方の駐車場を目指しましょう。なお利用の際は協力金として500円が必要。シャトルバスの最終便は9時半なので忘れないよう。シャトルバスの利用は無料です。
関市から美濃市に移動して最初にやるべきことは、腹ごしらえです。周囲が暗くなってきてからシャトルバスの最終便までの間はあっという間です。作品を鑑賞して町歩きしている時間を長くとるためにも早めの食事を済ませるのがコツ。
暗くなると寒いんですよ
この時期、昼間は暑くても日が暮れると途端に冷え込んできます。そんな時はとん汁など暖かなものを頂いたほうがいいです。
毎年ここで買います
シャトルバスから古い町並みに入って左側にあるお店で毎年買食いしています。
このような系も
前を素通りすることは困難。つい購入してしまいます。この他にも焼きたての鮎菓子とか、鮎の塩焼きや雑炊等が目白押し。
美濃市のマンホール。やっぱりウダツが描かれていますね。これが、大小2タイプあって写真は小さいタイプの方。
美濃と言えば和紙ともう一つ忘れていけないのが酒。造り酒屋は勿論ですが、酒屋にはこの地方の地酒がずらり揃っています。
鍾乳洞熟成酒
特別純米酒を鍾乳洞という自然の冷暗所で半年寝かし熟成された酒ですね。
地酒飲み比べセット
美濃から高山辺りにかけての銘酒地酒をセットしてある飲み比べセット。最近はワンカップで地酒を楽しめる時代になりました。
やっぱり自然木の机とかテーブルっていいものです。美濃の町並みに行く際は必ず見るお店。各種超立派な天板が揃っていて毎回目の保養にさせてもらってます。
お値打ちだと店主は言います
いいものだとはひと目でわかります。はっきり言って欲しい。でも、お値段が。でもでも、いつか買いたいです。
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2017年は第50回ということで特に賑わっていました。このような物品系まつりの場合、掘り出し物を見つけるのは朝イチの人が少ない時間に行くのがベスト。夕方から美濃和紙あかりアート展へ行こうと計画してるなら尚更。各ブースでは値札が付いていても一度は値切ってみることがお勧め。マジ値切りを期待するなら最終日の閉店間際が狙い目。 この他の刃物まつりに関する写真はこちらから→
会場は包丁がメイン
ここで見極めるのは「製造元系」なのか「問屋系」なのかということ。掘り出し物があるのは当然前者ということになります。
ハサミや農具も刃物です
とにかく「刃」がついているものなら何でもお値打価格で揃ってしまいます。
ひときわ目立つ刀類
模造刀のブースでは外国人が多く見られます。しかし最近では若い女性の方もちらほらと。
ナイフのブースは常時混雑
何故かナイフって惹かれるものがあります。実際持っていても実用でないのですが、何となく欲しくなってきます。
お目当ての貝印ブース
貝印のブースではシェーバーが廉価販売されています。毎年ここで一年分くらい買い溜めします。
賑やかなステージ
会場中央のメインストリートでは常時賑やかなステージが行われています。
ゆるキャラも人気
関市のゆるキャラと行ったらはもみんの筈。うかるって何のキャラなんでしょうか。
まつり会場では、昼に何処かに入るというよりも目についた物を片っ端から買い食いするだけで充分にお腹いっぱいになってしまいます。写真は鮎菓子。これが店頭で焼きたてを売ってるのです。暖かなままの鮎菓子ってすごく美味しいのです。
焼きたてのヨモギ団子
普通のみたらし団子かと思ったら違ってました。ヨモギ団子です。焼きたてを口に入れると香ばしいよもぎの香りが鼻に抜けます。
柔らかないももち
岐阜の地方での「いももち」は里芋を練り込んで焼き上げます。里芋を入れることで焼き上がりがふっくらとして柔らかいのです。
飛騨牛コロッケ
岐阜ではおなじみの飛騨牛コロッケ。これも揚げたてを頂きます。
まつりの定番も
祭りといえばみたらし団子に五平餅が定番。熱々のうちに食べるのがコツ。
ブースを見て歩いていると目の前にはうなぎの名店、辻屋。しかし既に店外に長い行列ができてるし、店内に入ってもどれ程待つのか分かりません。今回は目をつぶってスルーしておきます。
パット見普通の自販機なのですが、その一部をよーく見ると変なものが入っています。「なぞかん」って何? この謎を検証するべく挑戦することにしました。100円を入れてドキドキしながらボタンを押すと・・・。
ダメージが小さくて安心
自分の時はクリームソーダが出てきましたが、別の人はカフェオレが出てきました。とりあえず損はしない感じ。
関市刃物まつりでは駐車場がいくつかありますが、近そうに見える駐車場はあっという間に埋まってしまいます。今回美濃和紙あかりアート展とかける場合、関テクノハイランド駐車場利用がベスト。駐車料は無料。会場へは無料シャトルバスが運行しています。ただ、雨降りの翌日等は地面が泥だらけになるのが玉に瑕。
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