
京都、東寺で楽しいお参りを…!
京都京都、東寺で楽しいお参りを…!
京都駅から歩いて15分のところにある東寺は、真言宗の本山として、弘法大師の時代からの古い歴史を持つお寺です。 修学旅行で回るお寺のイメージが強いですが、今でもお大師さまの信仰の生きているお寺です。 また文化財の宝庫であり、密教の世界を語る仏様がずらりと勢ぞろいする講堂は、ぜひ訪れたいスポットです。いつでもお参りできるのは大師堂、講堂、金堂など。 春、秋の観光シーズンの2か月間は、その他に宝物館など特別公開スポットもあります。 特別公開期間中は見どころが多いので、ぜひこの期間におでかけを…! 一方、特別公開期間外は「仏像以外、何も特別なものはない。」といった印象もありますが、落ち着いた雰囲気で心静かに仏様と対話できるような感じもします。 東寺参拝の後のティータイム、お抹茶ブレイクのスポットも合せて紹介いたします。
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南大門から入ると、広い境内に金堂、講堂、食堂と並んでいます。これは、平安時代からの位置そのままだとか…。まず、通常公開の講堂、金堂、大師堂のお参りから、そして、特別公開の宝物館などを見て、最後に食堂へ…のコースがおススメです。特別公開期間中、全部ゆっくり見て回ると半日はかかります。
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心癒される庭園
あまり知られてはいませんが、境内にちょっと休憩するのにもってこいの庭園もあります。紅葉の時期も趣ありますが、新緑の時期も若葉の美しさに心癒されました。
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通年公開です。建物は室町時代のもの。お堂の中には国宝、重文の仏様が並んでいます。お堂の扉をギィ~っと開けると独特の香りがして、密教の世界に足を踏み入れるような感じがします。たくさんの仏様の醸し出す、不思議な緊張感に圧倒されました。
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立体曼荼羅
大日如来さまを中心に五智如来さま、五菩薩さま、五大明王さま、四天王さまなど多くの仏様が並んでいます。わかりにくい密教の教えを立体的に表しているそうです。
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帝釈天さまはイケメン仏…?
金堂の仏様の中で、最近”イケメン仏”として人気の高いのが帝釈天さまです。また、優雅な雰囲気の梵天さまも仏像ファンに人気だそうです。
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通年公開です。現在の建物は、桃山時代に豊臣秀頼により、片桐且元を奉行として建立されたものだそうです。豊臣秀頼も片桐且元も、2015年で没後400年になることを思い出し、随分古いものなのだなぁ~とあらためて感じ入りました。
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薬師三尊像
広い堂内に、ゆったりとお薬師三尊像だけがお祀りされています。たくさんの仏様が祀られている講堂の緊迫感に比べ、ほっとするような空間です。この場所に安らぎを感じました。
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春、秋の観光シーズンに期間限定で公開されます。東寺は密教美術の宝庫で、国宝、重文に指定されている多くの寺宝があります。特別展では、その春、秋でテーマも展示も変わりますから、毎年行っても新たな発見(?)があります。
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火災から蘇った千手観音菩薩
食堂のご本尊だった千手観音は、火災で焼け出された後、修復され、見事に蘇りました。今は宝物館で公開されています。見事に蘇った観音様にお参りすると、パワーをいただけそうな気がします。
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風信香
宝物館のショップで東寺オリジナルお香”風信香”をお土産にゲット。お香をたくと、”東寺の香り”が…。おおげさに言うと「お部屋に弘法大師さまがやってくる」ような気がします。
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期間限定で内部公開されます。東寺のシンボルのような建物です。落雷などで4回も焼失し、その度に建て直されているのに、地震には強いそうです。一種の耐震構造になっているとか…。現在の塔は、江戸時代、徳川家光の再建です。
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四仏坐像
特別公開中は、初層の内部を見ることができます。心柱を大日如来に見立てて、四仏を祀っています。少し剥落していますが、いろいろな絵が描かれ、密教独特の不思議な世界を感じました。
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通常非公開です。東寺は度々訪れていますが、小子房が公開される機会は少ないようです。2015~16年久しぶりに公開されました。ここは、鎌倉時代に後宇多法皇が密教の修行をされたところで、現在の建物は昭和8年に再建されたもの。東寺の迎賓館の役割を持っています。襖絵ときれいな庭園が見どころです。お庭から国宝の蓮華門も眺められます。
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堂本印象の襖絵
小子房は6室の部屋があり、それぞれに日本画家、堂本印象の絵が描かれています。水墨で花や果物を描いた素朴なものから、金箔の地に鮮やかな色彩で描かれた豪華なものまでいろいろありました。
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伝説の蓮華門
弘法大師空海が東寺に別れを告げ、高野山に向かう時、最後に出た門がこの門です。不動明王が門まで見送りに来たとか、弘法大師が歩いた跡にハスの花が咲いたとか伝説があります。
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ここはお参りスポット。いつでも建物に上がってお参りすることができます。室町時代の住宅風の建築で、国宝に指定されています。元弘法大師のお住まいだったところで、堂内には弘法大師さまや不動明王さまを祀っています。お大師さまには、生きている時と同じように毎日3度のお食事が捧げられているとか…。ここは、昔からの弘法大師信仰を感じさせる聖地かもしれません。
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このお寺の食堂は、お坊様が集まって食事する場所ではなく、学問や修行をする場だったとか…。火災で焼けて昭和9年に再建されました。現在は参拝者が写経をしたり、ご朱印をいただいたりする場になっています。火災で焼けただれた四天王像もここに祀られ、修復される時を待っているようです。
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ご朱印は食堂で…!
東寺のご朱印は全部で9種類あるそうです。ちなみに、全部いただいくと2700円のお納めだとか…。今日は、東寺を代表して”弘法大師”さまのものをいただきました。
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修理が終わり、2017年より3年ぶりに公開されるようになりました。東寺の講堂や金堂など大きな建物とは違い、住宅風のこじんまりした建物です。建物、庭園、仏像、茶室、いろいろ見どころがあります。
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国宝の客殿
客殿は1605年に再建されたもので、桃山時代の書院造建築です。国宝に指定されています。床の間には剣の達人、宮本武蔵の筆で鷲の図が描かれています。
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五大虚空菩薩像
知恵の仏様、虚空蔵菩薩さまが祀られています。弘法大師、空海も虚空蔵菩薩さまから超人的な記憶力を授けられたとか…。この仏様は唐の都、長安から渡来してきたものだそうです。
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愛染明王
縁結び、開運、子宝祈願の仏様、愛染明王さまが祀られています。黒っぽく見えるのは、昔からずっとここで護摩をたいて祈願していたからだそうです。
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愛染明王の一言みくじ
観智院にはちょっと変わったおみくじがあります。花柄のきんちゃくに入った”愛染明王の一言みくじ”です。おみくじには、吉も凶もなく、愛染明王さまからのメッセージが一言、書かれています。結構その時の気分にぴったりの言葉が…!
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お庭もリニューアル…!
久しぶりに訪れたら、「あれっ…?お庭が変わった…!」2017年に新たに作庭された「長者の庭」です。杉苔、赤松、白砂、石が巧みに配された枯山水庭園です。真言密教の世界を表しているそうです。
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東寺のそばの庶民的な雰囲気の和菓子の店です。東寺参拝のお土産に”東寺餅”がぴったりです。
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東寺餅、いのこ餅
ふんわりしたお餅の”東寺餅”と、ニッキの香り高い”いのこ餅”です。ぱっと見、どこにでもありそうな感じのお餅ですが、京都らしい上品なあじわいでした。
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東寺の東門のすぐ横にある茶房です。東寺餅とお抹茶のセットもあります。この場ですぐ東寺餅を味わいたい…!と、思ったらここでどうぞ。お店の中にはカワイイ手作り和風小物もいっぱいです。
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京都駅に着いたらよく立ち寄るケーキ屋さんのカフェです。 いつも注文するのが、”マールモンブランパフェ”のミニサイズ。 最近では見た目華やかでオシャレなパフェが京都の街に溢れていますが、私は昔からある一見地味なこのパフェが一番ではないかと…。 材料の良さを感じさせる、洋酒のきいた大人の味です。