漫画の街「北九州」で小倉名物を味わう
福岡漫画の街「北九州」で小倉名物を味わう
まいどおおきに! 「焼うどん」発祥の地「小倉」は、福岡県北九州市内にあり、新幹線「小倉駅」をはじめ、JR九州や北九州モノレールが集まる一大ターミナルを擁する。 また、小倉地区は漫画家・松本零士さんの出身地として知られ、駅前には、「銀河鉄道999」、「宇海賊キャプテンハーロック」に登場するキャラクターのモニュメントが設置されてはりまんな。 ほんでまた、松本清張はんや森鴎外はんのゆかりの地、そして、伊能忠敬はんも訪れたことのある北九州市。 ますます、”おもしろさ”を発掘することができましてん。 さらに、小倉界隈では名店がぎょうさんおまして、もちろん、福岡名物のもつ鍋を楽しむことができまんねやけども、クジラやフグも一度に楽しむことができまっせ! これまでぎょうさんの有名人や芸能人が訪れた町として知られ、店内にはサインが書かれた色紙も展示されてました。 その他、小倉城址や市民の台所でおます旦過市場などの観光名所があり、お散歩に、ご旅行におすすめの観光プランやさかい、ぜひ、参考にしてってや~。 ほな、まいどおおきに。
小倉駅は、九州旅客鉄道(JR九州)・西日本旅客鉄道(JR西日本)・北九州高速鉄道(北九州モノレール)が集まるターミナル。 1891年、九州鉄道(初代)の駅として開業。 開業当初、西小倉駅付近に存在したが移転し、1958年に現在地に移転した。 豊楽園球場があり、西鉄ライオンズの主催試合が不定期に開催されていたが、小倉駅の移転に伴い閉鎖された。
北九州高速鉄道(北九州モノレール)
北九州モノレールまたは小倉モノレールと呼ばれている。 モノレールは小倉線のみで、北九州市の小倉北区と小倉南区とを結ぶ。
小倉太鼓祇園太鼓像
福岡県北九州市小倉北区で行なわれる祭。 小倉城内に鎮座している八坂神社の例大祭として知られ、江戸時代から続く伝統行事。
漫画の街「北九州」へようこそ!
JR小倉駅構内に漫画家・松本零士さんの代表作「銀河鉄道999」の車掌と客席をモチーフにしたモニュメントが登場した。 松本零士さんは、北九州市小倉出身として知られ、北九州市漫画ミュージアムの名誉館長。 北九州市では、「漫画の街北九州」をPRしようと設置した。
メーテルと鉄郎
松本零士さんの代表作「銀河鉄道999」に登場するメーテルと鉄郎のモニュメントが設置されている。
ハーロック
松本零士さんの代表作「宇海賊キャプテンハーロック」に登場するハーロックのモニュメントが設置されている。
松本零士ミュージアム
JR小倉駅周辺は漫画家・松本零士さんの出身地として知られ、駅構内には「銀河鉄道999」のモニュメントが設置されていたり、壁面に漫画が描かれている。
かしわめし
小倉の名物の一つとして知られる北九州名物の柏女氏は、小倉駅構内で駅弁を販売するコンビニエンスストア、など、駅弁販売店で購入することができる。 ちなみに、かしわとは、西日本を中心に使用されている方言の一つ「鶏肉」のこと。
かしわめし
駅弁の販売店で見つけた「かしわめし弁当」。 かしわめしとは、九州・山口の郷土料理の一つで、鶏の炊き込みご飯・かしわめしが主。 鶏の出汁で炊き込んだ米飯の上に甘辛く煮た鶏肉・錦糸卵・海苔が載せられている。 鶏肉については、福岡や佐賀など九州の北部では細かく刻まれているのに対し、大分以南の九州の中南部では比較的大きめのまま乗せているのが特徴。 また、山口や島根では、鶏肉はそぼろになっている。
大名道中駕籠かしわ
東筑軒が販売する駅弁の一つ。 九州の名物「かしわ飯」が中心となっている。
大名道中駕籠かしわ
かしわとは、鶏肉のこと。
大名道中駕籠かしわ
その他、白身フライ、信田巻、甘エビ煮、筑前煮、野菜の甘酢かけなどがある。
お多福の瓦そば
川棚温泉の名物瓦そばの名店が販売している瓦そばは、毛利侯の瓦文化から生まれたという。 熱した瓦の上に茶そばと具材を載せて、めんつゆで食べる。 1877年、西南戦争の際、熊本城を囲んでいた薩摩軍の兵士が野戦の合間、瓦を使って野草、肉などを焼いて食べた。 1961年、瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという説を元に、川棚温泉で旅館を営んでいた高瀬慎一が本格的に開発。 一般的に「茶そば鉄板焼」とも。
小倉の名物の一つとして知られる北九州名物のかしわうどんは、小倉駅のホームや周辺の商業施設でも楽しむことができる。 うどんのつゆは、かつお昆布がベース。 鶏もも肉で出汁をとったといい、うどんの麺は柔らかい。 そして、かしわ肉を細かく刻んで甘辛く炊き上げた「かしわ」は人気で、ホームではかしわうどんを味わうビジネスマンや観光客でにぎわっていた。 ちなみに、かしわとは、西日本を中心に使用されている方言の一つ「鶏肉」のこと。
ラーメンには、醤油や味噌、塩などがあるが、豚骨の発祥といえば、久留米ラーメンと言われている。 元々、宮本時男氏が1937年、福岡県久留米市の西鉄久留米駅前に屋台「南京千両」を開店させた。 横浜市の南京町(横浜中華街)や東京で中華そばを研究し「豚骨スープ」を考案したとか。
白ラーメン
その味を引き継ぐ久留米ラーメン 麺屋 吉蔵では赤ラーメン、黒ラーメン、白ラーメンがあり、今回は、白ラーメンを選択した。 麺の硬さも選ぶことができ、お昼時になると、店先には長い行列ができていた。
ベーカリーにカフェスペースが併設され、出来立てのパンを店内ですぐに味わうことができる。
小倉
「小倉」の文字が刻印されたパンやリンゴの形をした珍しいパンも。
JR小倉駅前のあるあるCity内にあるハンバーガーショップ。 ここでは、長崎県佐世保市名物「佐世保バーガー」が味わえる。 「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」こだわりのハンバーガーの総称。
キャラクターもお出迎え
店頭にはかわいらしいキャラクターがお出迎え。
佐世保バーガー
佐世保バーガーには、トマトやタマゴなど、内容がぎっしり。
1993年、ラフォーレ原宿小倉をメインテナントとして開業。 コンセプトは、アニメ、漫画、アイドルなどサブカルチャーに特化。 アニメ・同人ショップやキャラクターグッズ専門店が集結するほか、北九州市漫画ミュージアム、劇場がある。 北九州市漫画ミュージアムでは、北九州出身の漫画家・松本零士さんのおいたちや業績を紹介したコーナーや、漫画の仕組みを紹介したコーナーがある。 また、北九州出身の漫画家・関谷ひさしの仕事机を実物で展示している。 閲覧ゾーンでは約5万冊の漫画を自由に読むことができる。 その他、あるあるCity劇場やイベントホールなどがある。
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昭和20年に商店街となった。 その名も、鳥町食道街。 正式には、食堂ではなく食道という言葉を用いている。 小倉発祥として知られる「焼うどん」をはじめ、飲食店や居酒屋を中心に立ち並ぶ。
焼きうどん発祥の地として知られている商店街「鳥町食道街」の一角にあるお店。 福岡名物のもつ鍋をはじめ、串・鉄板・他国籍料理や豊富な酒類が味わえる。
焼うどん
小倉発祥として知られる焼うどんが楽しめる。
小倉地区で人気のお店「鉄なべ」。 餃子やもつ鍋、フグなどを楽しむことができる。 また、昔は広く一般の人々に親しまれてきたクジラも今では貴重な存在となり、味わえる機会がほとんどない。 ここでは、全国的にも珍しいクジラを味わうことができる。 さらに、数々の有名人が当店を訪れており、店内には多くのサイン色紙が展示されていた。
鉄なべ餃子
小倉名物の一口餃子。 一人前8個から。 餃子は一口サイズで食べやすく、鉄板の上にあるので、アツアツで、噛むと中から熱い肉汁があふれ出す。
ふぐの塩辛
山口県や福岡県などを中心に愛されてきたフグ。 地元ではフクと呼ばれ、フグのおいしさを求めて小倉地区に集まってくる。 ここでは、フグの塩辛の他、ふぐ一夜干しも味わうことができる。
おばいけ(くじら)
おばいけ(尾羽毛。鯨の肉の中で最も美味しいとされる、身と尾の間の部分)が、刺身として楽しめる。 酢味噌などと一緒に口の中へ。 また、おばいけを塩漬にし薄く切って熱湯をかけ、冷水でさらしたものを「さらしくじら」と言い、おば雪や花くじらとも呼ばれる。 また、節分に食べると、1年を元気に過ごす事ができるか。
1862年、生まれ。 小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医(軍医総監=中将相当)、官僚(高等官一等)として活躍した。 位階勲等は従二位・勲一等・功三級・医学博士・文学博士。 本名は森 林太郎。 島根県津和野町出身で、東京大学医学部を卒業した。 当時、旧陸軍第12師団軍医部長として小倉に赴任し、ここに暮らしていたという。
北九州の台所として親しまれ、神嶽川の東側に位置する。 北側入口には日本で初めてとなる24時間営業スーパーマーケットの丸和がある。 ここでは、約200店舗以上が軒を連ね、鮮魚・青果・精肉・惣菜の他、郷土料理の「じんだ煮」や鯨肉を扱う店も。 旦過とは修行僧の雲水が宿泊する場所。 東曲輪の町屋敷と小笠原家ゆかりの宗玄寺や開善寺などとを結ぶ橋が架けられ、城下町の南玄関の香春口に通じる。 大正時代、神嶽川からの魚の荷揚げ場としてにぎわい、田川・中津方面からの野菜の集積地となった。 また、昭和30年代に建てられた木造建築物が密集しており、ドラマや映画の撮影のロケーションとなったことも。
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江戸時代、測量家・伊能忠敬は、商家の家業を50歳で長男に譲り第二の人生を志した。 天文・暦学を学び、55歳で江戸より蝦夷地に向け測量の第一歩を踏み出した。 以後17年間、日本全国の測量を行い、国内初で世界最高水準の日本地図を完成させた。 歩みは約4000万歩、地球一周分の距離に及ぶという。 九州には、64歳からと高齢にも拘らず前後2回に及ぶ困難な測量作業を行った。 ここ小倉城下・常盤橋は、九州伊能測量の始発点であり、小倉の五街道 (長崎街道・唐津街道・中津街道・秋月街道・門司往還)の起点であり、ここに、伊能測量開始200年を記念しその偉大な業績を讃え、顕彰碑が建立された。
1611年、筑前六宿が整備され、橋が架けられた。 当初、大橋と呼ばれ、常盤橋とも呼ばれるようになった。 参勤交代や外国文物・産品の往来の他、武士が多く住む西曲輪と町人が多く住む東曲輪を結ぶ橋として、上流にある豊後橋と共に使われた。 明治時代、県の直轄管理となり、鉄橋となったが、上流に勝山橋、紫川橋も完成した。 1995年、架け替えられた。 紫川下流に架かる十橋には「海」「石」「太陽」などのテーマがあり、常盤橋は「木の橋」となっている。 橋の西詰には江戸時代後期の橋脚、東詰には明治時代に設置されていたものを復元した広告塔、伊能忠敬・測量200年記念碑がある。
2003年、大型複合商業施設としてオープン。 かつて当地には百貨店やスーパーマーケット、小倉北区役所などがあった。 現在、サービス・商業ゾーン(ショッピングセンターデコシティ、シネマコンプレックス)、各種文化的イベントを実施できる文化施設(北九州芸術劇場、北九州市立美術館分館)、日本放送協会・北九州放送局や新聞社を併設した情報発信ゾーン、西日本工業大学デザイン学部等の入居する大学棟からなる地下2階、地上15階の複合ビルとなった。 外観で、それぞれの建物に用いられている色は、日本の伝統的色彩美の融合を表現し、茶色は大地、黒色は日本瓦、白色は漆喰壁、赤色は漆、黄色は収穫前の稲穂。
1569年、中国地方の毛利氏、細川忠興が築城。 高橋鑑種や毛利勝信の居城となった。 この頃、外国貿易も盛んとなり、祇園祭りが誕生。
天守閣
天守閣は「唐造りからづくりの天守」と呼ばれ、4階と5階の間に屋根のひさしがなく5階が4階よりも大きくなっているのが特徴。
古くは「こくらのぎおんさん」と呼ばれていた。 870年、疫病が流行したため、小倉南区長尾周辺に勧請し、企救郡の総鎮守とする。 1602年細川忠興が小倉城の築城を開始し、小倉藩の総鎮守として祇園社(八坂神社)を建立。 1618年、京都出身の細川忠興により、京都の祇園祭を取り入れ、小倉祇園がはじめられた。 阪東妻三郎や三船敏郎らが主演した映画「無法松の一生」に小倉祇園太鼓が取り上げられ、全国的に知られるようになった。
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作家として知られる松本清張氏の功績を称え、清張の出身地である小倉北区に記念館を建設した。 館内では、松本清張の業績が、映像や展示物などで紹介され、当時の自宅(東京都杉並区高井戸)の外観や遺品が再現されている。
ていたんとブラックていたんは、福岡県北九州市の環境局マスコットキャラクター。 ていたんは、低炭素社会の象徴であるシロクマがモチーフ。 ていたんのお友達は、ブラックていたん。 当初は鼻と口が「エゴ」になった「エコ」が苦手なキャラクターであったが、環境首都検定において、合格点をとり、「エコ」が得意なキャラクターに成長したことから、鼻と口を「エコ」に変更したとか。 出身地は、北極。 北九州市の花「ひまわり」をあしらったバンダナが特徴。