今治城と今治B級グルメ、第52番から始める四国巡礼の旅
愛媛今治城と今治B級グルメ、第52番から始める四国巡礼の旅
松山から出発した四国巡礼第三シーズン二日目は今治へと向かいます。天気もよく、札所巡りは思った以上に順調で、三日目に行くはずの四国巡礼随一の難所、横峰寺迄制覇してしまいました。二日目の宿泊は今治駅前、晩飯を確保するため夜の今治市街をブラブラし、今治B級グルメも堪能してしまいました。思ったよりのんびりしていたと思います。 第三シリーズ初日→https://haveagood.holiday/plans/83594 第三シリーズ2日目→https://haveagood.holiday/plans/83678 第三シリーズ最終日→https://haveagood.holiday/plans/83680
上の写真だけを見てどのような名物かと気がつく貴方は流石です。ここは今治ご当地B級グルメ「今治焼豚玉子飯」の名店なのであります。優勝経験こそありませんが上位受賞の常連で、記憶によると2度ほど3位を受賞した実力グルメなのであります。今治に宿泊した今回はチャンス到来です。たまたま宿の近くにこちらのお店があったのは超ラッキーでした。 この他の写真等はこちらからご覧いただけます→
夜になっても長い順番待ち
玄関前の用紙に記入するタイプなので、行列こそ出来ませんが軽く1時間以上待つことに。
殆どの客が注文します
こちらが目指す焼豚玉子飯。御飯乗せられたチャシュ-に帯広豚丼に使うような甘辛いタレがしっかり掛けられ、仕上げに目玉焼きを乗せて完成。
食べ方があるのです
半分ずつ、目玉焼きごと思いっきり混ぜて頂くのです。見た目的に上品ではありませんが、一口食べるとうめぇ~のです。これはやみつきにw
バリィさんも応援してます
近くに寄れなかったので確認してませんが、これって、黒板なんでしょうかね。
今治駅前のビジネスホテルに宿泊しました。GWによくぞ部屋を押さえられたものです。1泊目がゲストハウスですから、2泊目に資金を回した感じです。ゆったり寝ることが出来ました。夜は名物を食べる予定なので、利用はあえて素泊まり(朝食付き)で。
朝食バイキングです
当然これだけでありません。第2回戦に挑んだのは言うまでもありません。バイキングの場合はおかずの数が多いので、一度に多く取り過ぎたら負けです。
ここは愛媛ですが、香川県が目の前。思わず見つけたセルフのうどん屋に飛び込んでしまいました。でも流石四国のお店だけあってうどんが旨い。お値段もリーズナブルですから安心して頂けます。
最近よく見かけるスタイル
店内はすっかりお馴染みのスタイルです。最初に盆を持って、フライや惣菜を取り、メインのうどんを注文して最後に清算します。
うどんは「小」で充分
うどんは大、中、小とあります。ここで注意ですが「小」が通常の一玉です。ここに無料の揚げ玉とワカメを思いっきり乗せて頂きました。
夜になり、酒が飲める店を求めて近くの商店街を徘徊してみたものの、ご覧の通りで全く期待できませんでした。素直にB級グルメのお店に向かったのは言うまでもありません。
チェーン店だったのか?
商店街の中に、昼間に見かけた良い雰囲気のうどん屋と同名の店があったのです。同名ということはチェーン店なんですね。お値段はリーズナブル。
こんなところにバリィさん
今治と言えばバリィさんですよね。頭に海峡の橋を乗せ、今治タオルの腹巻きをした特徴ある姿の人気者ですね。
突如何故か観音様
商店街の中に突如として観音様が出現しました。テナントのひとつ、内部に設置された観音様は夜見るのもではありません。
今治公会堂の真ん前に光り輝くそれは、巨大な扇風機ではなく、船舶のスクリューですね。遠くから見るとわかるけど、近くから見ると何がなんだか分かりません。それにしても夜の今治は誰も歩いていないです。
リーズナブルな丼のお店
ホテルから近くで見かけたカツ丼のお店。見ると案外リーズナブル。この先何も見つからなかったらここで晩飯にする予定でした。
焼鳥と焼肉の匂いが反則だ
かなり遠くからその匂いが漂ってくるのです。お店としては標準的な「居酒屋」ですね。この先何も無ければここで酒を飲む予定でした。
焼き鳥のお店を見つけたと思ったら満員でした
この明かりの向こう側に目指す焼き鳥屋があったのですが、まんせきどころか、入りきれない客が周囲を取り囲んでるのです。
- アプリで地図を見る
丁度お昼時、田舎道を走っていて目についた食品スーパー。地方のスーパーって大好きなんです。高い確率で美味しいものが手に入るんですよ。朝食を思いっきり食べてしまったので丁度いいかな。それでもって、お店の前にテーブルと椅子があったのも素敵。既に恥も外聞もありませんw。
鶏南蛮弁当
これがねー、美味しかったんですよー。しかも安いのが最高。節約するところはこうして節約するのです。
海鮮巻が予想以上に旨い
これはスーパー内にある魚屋が作った海鮮巻き。見つけちゃったら即買い。いただきまーす。
ついでにデザートも
食後のデザートも忘れません。ところで、この3点のうち2点に「黄色いシール」が貼ってあったというのは余談ですからw。
四国第三シーズン、松山を出発した2日目の最初は太山寺からスタートです。大山寺はちょっとした小山の上。駐車場はそこそこに大きく問題なく到着します。が、本堂はこの先250メートル。しかも石段付き。おかげですっかり目が覚めました。
参道をてくてく歩きます
この参道がね、結構上り坂なんよね。車でダァーッと上がれたらなーって事を考えてはいけません。
マニ車ですね
手で一周りさせると般若心経を唱えたと同じ効果があるとされる有り難い装置です。
鐘撞堂の中に地獄絵が
境内にある立派な鐘楼内部の格子向こうには地獄絵がありました。よく見ないと分かりませんからお忘れなく。
ここでも石です
ここでは石に何か一文字を書いて供養するというスタイル。般若心経かの文字が推奨とされています。
太山寺の山から降りてくると直ぐです。駐車場はやや狹いものの全く問題ありません。完全な平地の札所に来るとほっとするのは何故でしょう。参拝者が多く賑わう境内ではパンとお茶の接待がありました。ありがたく頂戴しまいた。
中門が立派なのです
延命寺はそれ程大きな寺院ではありませんが、建物が立派なんですね。特に中門。必見です。
屋根に注目を
参拝時には一度立ち止まって上を眺めてください。屋根瓦が他よりかなり豪華な作りで見応え充分なのです。
第53番札所から延々と走って一気に今治へやって来ました。ここまで来る間、美しい海が見える海岸線を延々走ってドライブ気分はココまでということで、巡礼に頭を切り替えましょう。
ツツジのボール状態
写真でよく見かける山門前のボールは丁度ツツジのシーズンで、一面に花が咲いていました。
小僧を見ると安心します
最近何だか新しい看板が出てるみたいなんですが、やっぱり小僧の看板こそ安心の印です。
大師堂が重要です
巡礼手順は最初に本堂で、次に大師堂へと向かいます。延命寺の大使堂は本堂から石段の上にありました。
周囲はすっかり街の中です。駐車場は境内の中央辺りですが、やはり山門から順番に参拝したいものです。
迫力の四天王像がある
これだけの像を間近で見れるってのはいいなーって思うんですよ。皆さん迫力の表情です。
本堂へと向かいます
ところで、ここは「寺」ではなく「坊」なんですよね。何故でしょうね。
次に大師堂へ
この大師堂、文久年間に建てられたというとても貴重な建物のようです。
- アプリで地図を見る
全く気が付かなかったけど、今治駅のすぐ近くをかすめたんですね。次は南光坊からまっすぐ南。山の手前ですね。駐車場はやや離れていますが全く問題ありません。狭い路地を通り抜けると正面に石段が見えてきます。
鐘撞きは快感です
巡礼の楽しみの1つが鐘撞きです。この非日常的な体験を堂々と誰でも行なうことが出来るのです。思いっきり音が出ると更に快感。
同行二人の意味は
遍路の方夫々に、姿が見えないけれど大師様がついて見守って居てくれるという意味なのです。決して一人ではありません。
今治市のマンホール
マンホールを見つけました。モチーフは瀬戸内海の水軍でしょうか。荒々しい海を航海する姿が描かれています。
かなり長閑な風景の場所にやってきました。川沿いに少し登って山に入ると栄福寺です。駐車場は問題ありません。コンパクトな境内ですから滞在時間は短めだと思います。
釈迦の足の裏だと思うのですが
この手の足の裏はたいてい釈迦様の足の裏ということになっています。足元の石の上なら裸足で乗り、立て掛けてある足の裏は触れるということかな。
堂々とした空海像
衣服のせいでしょうかややふくよかに見える空海様像が堂々とそびえるように建っています。
お願い地蔵を忘れずに
栄福寺の目玉はこちらのお願い地蔵になります。こじんまりと建っているのでお願い事をお忘れなく。
面白いトイレ
まるで一人用バンガローがトイレにな改造された感じ。個室と手洗いが一体になった意匠が素晴らしいw。
案外山の上でした。栄福寺が長閑な場所だったので油断していました。景色がいいレベルの山に登ります。
迫力の仁王像
なんだかまるで歌舞伎の決めポーズを見ているような姿をしている迫力満点の仁王様です。「ちょいと待ちなぁ~~~~」とでも叫んでいそうw。
弘法堂はこちらで
本堂の対になっている場所に弘法堂があります。
簡易八十八ヶ所巡り
ここに八十八ヶ所のお砂踏みがあります。ココを巡るだけで八十八ヶ所を巡ったとされます、一応。
山の上から一転して今治市街地へと戻ってきました。国分寺と名がついた寺院は立派な境内を持つものですが、この国分寺もやはり昔は広い境内があったようです。
寺なのか神社なのか
正面石段の飾り付け具合が、まるで村祭りのそれっぽいのです。どこからか神輿が登場しそうな雰囲気。
握手しましょう
一つだけお願いをして握手するという趣向。大師様もお忙しいのでさっさと決めてちょ、と定められています。
遂にやって来ました。四国八十八ヶ所中随一の難所。最も標高が高いことで歩き遍路は勿論のこと、林道の道幅が車遍路の我々を阻むのであります。道幅が狹くなってくると、どうか対向車が来ないことを祈るばかりです。ちなみに林道通行料は有料。普通車で1850円。
「山下り」を強要されます
駐車場は本堂から随分高い場所にあるため、四国では珍しく「山下り」で参拝することになります。しかし、長い急坂を延々と下るということは、帰りは降りてきた急坂を登るということになるのです。横峰寺では駐車場に帰着するまでが修行。そのように教えてくれているわけです。
手水の位置はわざとでしょ
最初に手水で手と口を清め、鐘撞堂、本堂、弘法堂と進んで再び納経所へ。この順番で進むととんでもなく歩くことになるのです。
シャクナゲが綺麗
境内内のあちこちにシャクナゲが咲いていました。5月上旬が見頃だそうです。
駐車場に戻ってきました
境内を出発してからここまでずーっと上り坂です。坂道を登って登って登って、この階段に到達するまでが修行です。
- アプリで地図を見る
駐車場は大きいですから何の問題もありません。山門はなくいきなり境内に入るのですが、建物がすっごーいのです。近づくにつれ、その巨大さに威圧される感じ。今までの札所とは全く違う異色の札所ですね。
鐘を撞いたら速やかに2階へ
蝋燭と線香は正面前の指定場所へ、そして正面左側の階段を利用して上がります。
本尊と弘法様は大ホールへ
入口正面の弘法堂に見える場所は実はダミー。本尊と弘法様は大ホールにいらっしゃいます。内部は声が響くのでお静かに。
本来の第62番札所であるはずの宝寿寺が四国八十八ヶ所から脱退したとのことで、現在、香園寺の第二駐車場に第62番札所の特設会場が設置されています。少々ややこしいのですが、第62番札所の参拝と御朱印はこちらで頂けます。何故このようなことに?
この場所で納経します
何ていうか、とりあえずプレハブを建てましたと言う感じ。雰囲気は全くありません。