10円玉裏の景色を探せ!「平等院」と「三室戸寺」を巡る旅
京都10円玉裏の景色を探せ!「平等院」と「三室戸寺」を巡る旅
10円玉の裏側は宇治の「平等院」である事は誰でも知ってますが、それが一体何処にあるのか。宇治というからには当然京都府の宇治市にあります。一度あの景色を見てみたかったのです。なかなか機会が無いなと思ってたのですが、西国三十三所観音を巡る旅のついでに半ば強引に立ち寄ることにしました。果たしてあの風景は本当に存在するのか。期待に胸を膨らませながら宇治に到着しました。今回は宇治の「平等院」と「西国三十三所観音」がテーマです。
今回の目的はこの景色。十円玉の裏側の景色を見るためにわざわざここまで来たのです。前日まで大雨で心配してた天気もスカーっと晴れ、途中の道路も渋滞すること無く順調にやって来ました。実際見ると確かに10円玉のデザインが眼前にあります。ただし、建物が予想以上にコンパクトなのと、ベストアングルを探すのが案外難しいことです。正しく10円玉裏の姿を見るには遠く離れて望遠で狙う必要があるでしょうね。 その他の写真はこちらをどうぞ→
参道入口
ここは常時開いています。早朝この辺りを散歩するとすっごく爽やかです。この先の正面に平等院の山門があります。
この先が有料エリア
門の前で開門を待っていて入場しました。自分以外の他の人はもう少し向こうの建物へダッシュして行くんですよね。何かと思ったら鳳凰堂拝観の予約が別だったのです。人数制限されるので早めに取る必要があったんですね。
屋根には鳳凰が乗っている
当然といえば当然の話。鳳凰堂というくらいなので鳳凰が乗ってるのです。
平等院ミュージアム
平等院の貴重な資料等を展示してあるスペース。光を押さえた館内には様々な実物や写真が並び、建物自体もステキでした。写真は休憩できるデッキスペース。
浄土院
文化財である阿弥陀如来立像、帝釈天立像、養林庵書院障壁画などを管理する浄土院。平等院ミュージアムのすぐ裏手になります。
ご朱印
鳳凰堂の御朱印です。 不動堂にて頂けます。
ご朱印
阿弥陀如来のご朱印です。 浄土院にて頂けます。
<西国三十三所観音第十番札所> 位置的には平等院から宇治川を渡って反対側になります。それほど距離があるわけでもないので歩いてでも行くことが出来そうですが、時間の都合で車で行きました。
取り敢えず山門から
有料駐車場から本堂に向かって進むとまず山門があります。此処から先が境内ですね。
6~7月はあじさいが綺麗
別名アジサイ寺と言われるだけあって、6月頭頃から一面の紫陽花が咲きます。季節を合わせると綺麗です。
特徴あるウェルカムボード
よくガイドブックで登場するアングルだと思います。この丸い文字がいいんですよね。
本堂です
最後の石段を上がると本堂があるエリアに入ります。本堂前には一面にポット蓮が栽培されています。参拝時に糖度綺麗は花が開いたナイスな時期でした。
鐘撞堂と三重塔
境内辺りから眺める角度がなかなか良いようです。鐘楼は、もし撞けるようでしたら是非撞いてしまいましょう。
変わった形の手水
コレは何の形なんでしょう。もしかしたら蓮かな?
宇賀神の像
別名「狛蛇」と言うそうです。巳年には人気が出そうですね。宇賀神は財運・金運の蛇神で、頭は老翁、体は蛇で蓮に乗る姿をとっています。撫でると、財運(金運)・良運がつくといわれています。忘れずに撫でておきましょう。
ご朱印
西国三十三所観音のご朱印です。 本堂にて頂けます。
宇治川にかかる宇治川は日本最古の橋と言われているようです。勿論、現在までに川の氾濫や災害等で何度か架け替えられ、いろいろあって現在に至っています。多分、かつては旧道の方に掛かっていたんじゃないかな。
紫式部像がある
位置的に旧道の突き当たりの場所に紫式部の像があります。この辺り不勉強で申し訳ないのですが、『源氏物語』宇治十帖古蹟というらしいです。ご存知のかた補足よろしく。
宇治川は荒れ川でした
前日大雨だったせいもあり当日は宇治川が大増水していました。轟々水が流れる感じで風情も何もありません。
実は今回早朝一番に来たのがココ。予め探しておいた安いコインパーキングに車を停めていざ平等院へ向かおうと思ったら朝早すぎて店が一つも開いていないじゃないですか。念の為に平等院入口の門まで行ったら厳重に閉まってるし。仕方なく宇治川の川べりへ行ったりしたりしてブラブラ時間を潰していたのでした。
何故に神社の鳥居が?
後で調べたところ、この大きな鳥居はこの前にある県神社の鳥居でした。平等院へは写真に写っていない左側にある斜めの小路が参道。勘違いするよねー。
宇治橋通り
恐らくこちらが元々宇治橋と繋がる道路だったんだろうね。狭いながら道路の両側はかつて賑わってたような雰囲気があります。
ふいに路地に目を向けると何やら豆腐屋さんがありました。看板と店構えから見て只者ではないと感じ、宇治平等院の帰りに立ち寄ってみることに。
おから豆腐
お店は基本豆腐屋さんなので、豆腐そのものも美味しそうなのですが、目に入ったのがおからなどを使用したコロッケ類。すかさず購入です。まだ熱が残っているコロッケは優しい味がしました。
宇治橋通りにあった銭湯。当然朝っぱらから営業してるわけありません。有馬湯ってネーミングがいいじゃありませんか。のんびり入ってみたいけど今回は残念でした。
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お店は平等院参道の真ん前角。朝イチで拝観に入る時準備中だったお店が帰りに営業してました。目をつけてあった抹茶アイスをゲットです。いやぁ、これは美味しかった。お茶の香りがいいんです。流石は宇治茶の本場です。あっという間に食べてしまいました。
通常、平等院と三室戸寺へ参拝する際はこの駅を利用する事になります。平等院へ徒歩で向かう際は、今では駅前の広い道がメインですが、正面を突っ切って旧道に入った方が断然面白いです。