学問の神様と出会う太宰府天満宮
福岡学問の神様と出会う太宰府天満宮
まいどまいど! 毎年、受験生の間で人気を集めておますのは、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮でんな。 福岡県のローカル鉄道として知られておます西日本鉄道の特急車両に揺られながら訪れたのは、西鉄二日市駅。 ここで、太宰府天満宮の最寄り駅に向かうための太宰府線に乗り換え、太宰府駅へと向かいまんねん。 せやけど、時は、三連休。 電車の車内はぎょうさんの人で混雑し、駅を出ても太宰府天満宮へと向かう参道はすでにぎょうさんの人でにぎわおうてはりました。 さすが、人気観光地でんな。 ほんで、このまま太宰府天満宮へと向かいまんねんけど、参道ではぎょうさんのお土産店が軒を連ね、活気にあふれています。 さて、皆さん、太宰府での名物っちゅうたら、やっぱり、梅ヶ枝餅やおまへんか。 学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮への参拝後、早速、梅ヶ枝餅を抹茶と一緒に楽しみましてん。 ほんでまた周辺におます九州国立博物館やだざいふ遊園地をぶらり。 途中、ハローキティの専門店やスターバックスを気にしながら、太宰府天満宮とその界隈を散歩しましたさかい、ぜひ、皆さんも参考にしておくれやっしゃ~! ほな、まいどおおきに!
西日本鉄道(西鉄)太宰府線の駅として知られている。 付近には、太宰府天満宮、太宰府天満宮商店街、だざいふ遊園地、九州国立博物館などがある。
西日本鉄道の大宰府線の大宰府駅前から太宰府天満宮までの約300m続く参道。 ここでは、太宰府天満宮など太宰府にまつわるお土産の販売店や大宰府市を中心とする福岡県の名物である梅ヶ枝餅(餅菓子の一種。小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼く焼餅)を販売する店舗などが軒を連ねている。
「おしゃれ」として注目を集めているスターバックスの太宰府天満宮表参道店。 設計は、建築家の隈研吾氏による。 コンセプトは、「自然素材による伝統と現代の融合」。 店舗の入口から店内にかけては、木組み構造を用いた伝統的なデザイン。 店内の奥では、太宰府天満宮のシンボルである梅の木が植えられている。
祭神は、菅原道真公。 845年、京都生まれ。 幼少期、学問の才能を発揮し、一流の学者・政治家・文人として活躍した。 左大臣藤原時平らの陰謀によって、京都から大宰府に左遷。 903年、大宰府政庁の南館で死去。 門弟であった味酒安行が亡骸を牛車に乗せて運んでいたが、牛が動かなくなった。 これは道真公の遺志によるものと判断し、その地に埋葬。 905年、墓所の上に祀廟を創建し、社殿が建立。 その後、道真公の無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位を贈られ、「天神さま」と崇められるようになった。
太鼓橋
「心」という漢字を模る心字池に架かる御神橋は太鼓橋・平橋・太鼓橋の三橋からなる。 これは、「過去」「現在」「未来」をあらわす三世一念という仏教思想による。
「過去」「現在」「未来」
心字池を端から端まで渡ることで参拝者の身が清められ、本殿に向かう。
楼門
重層の入母屋造り、檜皮葺の二重門。 石田三成が再興したが、明治時代に焼失。 1914年、再建。
本殿
1591年、焼失した本殿を小早川隆景が再建寄進した。 国の重要文化財に指定。
観覧車、ゴーカート、コーヒーカップ、メリーゴーランドなど約20種類。 ジェットコースターは、西日本で初めて導入したとか。 1957年、太宰府園が設立。 「だざいふえん」として開園。 現在、「だざいふ遊園地」として営業中。
創業50年を超える老舗。 メニューは、肉うどんやざるそば、勝つ丼、親子丼、博多明太子入りちゃんぽんの他、お持ち帰り弁当などが楽しめるが、太宰府市を中心とする福岡名物の梅ヶ枝餅が一つついたお抹茶セットがおすすめ。
お抹茶セット
梅ヶ枝餅とは、餅菓子の一種。 小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼く焼餅のことで、割ってみると中からはぎっしりとつまった餡子が見える。
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2005年、歴史系の博物館として開館。 通称、九博(きゅうはく)。 九州は古くからアジア文化との交流が盛んであったため、基本理念は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える博物館」。 館内は、旧石器時代から近世末期(開国)までの日本の文化の形成について展示されている。
猫をモチーフにしたキャラクターとして人気を集めるハローキティ。 耳にある赤色のリボンがトレードマーク。 通称、「キティちゃん」。 ここでは、そんな人気キャラクター・ハローキティを中心としたグッズを販売している。