
道後温泉でくつろぐ癒し旅
愛媛道後温泉でくつろぐ癒し旅
まいどまいど! 愛媛県を代表する観光地の一つ道後温泉。 道後では温泉を楽しむことができる施設「道後温泉本館」の他、周辺にもぎょうさんの温泉施設や宿泊施設が立ち並んではりまんな。 また道後温泉本館前には商店街がおまして、飲食店やお土産店が軒を連ねてまんねん。 ほんでまた道後温泉駅では坊ちゃん列車と呼ばれる機関車があって、どえらい人気。 愛媛県内のターミナル駅として知られる松山市駅から一本。 兵庫県・有馬温泉、和歌山県・白浜温泉(または福島県・いわき湯本温泉)と並ぶ人気温泉で一日ゆったりまったりと過ごしてみるのもいかがでっしゃろか。
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松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉。 兵庫県・有馬温泉、和歌山県・白浜温泉(または福島県・いわき湯本温泉)と並ぶ日本三古湯の一つ。 かつて温泉に因み、周辺が温泉郡(湯郡)と呼ばれていた。 夏目漱石の小説「坊っちゃん」(1905年)にも登場。 泉質は単純温泉(地熱由来の非火山型の温泉)。 効能は神経痛、リウマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血。 周辺には道後公園、湯築城跡、湯神社、伊佐爾波神社、宝厳寺、にきたつの道、セキ美術館、松山市立子規記念博物館などの観光地がある。
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伊予鉄道城南線の停留場である道後温泉駅と道後温泉本館までの約250mの商店街。 土産物店や飲食店などが軒を連ねている。 愛称は「道後ハイカラ通り」。
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伊予鉄道城南線の停留場。 坊っちゃん列車の機関車も。 1895年、道後鉄道が道後駅を開業。 1900年、道後駅が伊予鉄道の駅となる。 1907年、松山電気軌道が道後駅を開設。 1921年、松山電気軌道が伊予鉄道となる。 1961年、道後温泉駅に改称。
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スターバックスも。
1986年、駅舎の老朽化に伴い、リニューアル。
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夏目漱石に因んだ機関車「坊ちゃん列車」も。
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1994年、道後温泉本館百周年を記念してカラクリ時計が設置。 午前8時から午後10時まで、1時間ごとに小説「坊っちゃん」のキャラクターが登場。 外観は道後温泉本館の振鷺閣がモチーフ。
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昔、すねを負傷した一羽の白鷺が岩間から出でる温泉を発見し、傷を浸ひたしたところ完治して元気に飛び去さったという。 これを見みた人々は不思議に思って入浴すると、疲れが取れ、病もいつしか回復したことから、盛んに利用されるようになったとか。
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正岡子規は日本の俳人、歌人、国語学研究家として活躍。 1867年、愛媛県松山市花園町生まれ。 父は伊予松山藩士の正岡隼太常尚、母の八重は藩儒大原観山の長女。 外祖父である観山の私塾に通って漢書の素読を習い、漢詩や戯作、軍談、書画などに親しみ、友人と回覧雑誌を作って試作会を開いた。 東大予備門(一高、東大教養学部)に入学し、常盤会寄宿舎に入った。 秋山真之(日露戦争時の連合艦隊参謀)、勝田主計とは友人で、東大予備門では夏目漱石、南方熊楠、山田美妙らと同窓。 叔父・加藤拓川の紹介で新聞「日本」の記者となり、「獺祭書屋俳話」を連載。 日清戦争が勃発、第2軍兵站部軍医部長の森林太郎(鴎外)らと出会う。
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伊佐庭如矢は明治時代、道後湯之町の初代町長に就任。 道後温泉の建物は老朽化が進んでいたため、改築を計画。 改築には多額の費用が掛かることから反対意見も多かったが、現在の道後温泉本館を建設。 その他、松山城の廃城阻止や道後公園の整備、道後鉄道の建設などを進めた。