【横浜中華街】で食べるなら、この七軒とここ一軒。
神奈川【横浜中華街】で食べるなら、この七軒とここ一軒。
横浜中華街で、気取らずにおいしい料理をいただくなら、この六軒をおすすめします。もちろんデートにも使えますのでご安心ください。人混みを避けてこういう店に直行するのも粋ですね。レストランというより、古くは作家の池波正太郎といった食通が通う、老舗の中華料理屋さんです。味のハズレはありません。予約せずに中華街でどこに行こうかと迷った時など、どうぞお役立てください。こういった庶民的な店の味も格別なのです。 おみやげにおすすめの月餅を買う店もプランに入れておきました。月餅はこちらが一番おいしいと思います。 お腹一杯になったら腹ごなしの散歩プランもおまけで付けておきました。
関帝廟通りから路地を入ったところにある、広東料理の「徳記(とっき)」。池波正太郎が好んで食べた「らうめん」が有名な店です。人気の豚足そば(1000円)は、豚足と「らうめん」が別皿で出てきます。これもまた実にうまい。禁煙なのも嬉しい。
おすすめのねぎそば。
つるっとした手打ち麺のねぎそば。時には昔ながらの薄味さっぱりのラーメンもおいしいものです。具はネギとチャーシューの細切り。800円。
目印の看板。
麺類のおいしさは中華街の中でも指折りです。女将さんは少々きびしいです。笑。馴れましょう。
上海料理の「萬来亭(ばんらいてい)」は、中華街で一番食べに行く店。気軽でおいしくて、ボリューム満点です。まずは太麺の上海やきそば(780円)を食べてほしい。何を注文してもハズレがありません。「咸菜湯麺」 (高菜と豚肉入り麺) もぜひ。とはいえ、頼み過ぎに注意。
絶品です。枝豆ときゅうりの和え物。
なにがあろうと必ず注文するのが、この一皿。780円。ごま油とニンニクの風味がたまらない。チャーハンにかけて食べると癖になります。
こちらも池波正太郎の行きつけ。
地元の人々に愛される中華料理屋でもあります。女優の余貴美子さんも子どもの頃から常連のようです。
中華街で働く友人に教えてもらった、上海料理の「雲龍(うんりゅう)」。カレー粉をまぶしてカリッと揚げた排骨がうまい排骨麺(850円)が絶品。牛バラ麺(830円)もおすすめします。
こういう地味な店構えがいい。
「萬来亭」の手前にあります。汁麺のスープはあっさりです。お腹が空いている時は、豆鼓排骨飯(スペアリブ飯)750円を注文。春巻きを揚げた「巻き揚げ」1550円もぜひ。
餃子を食べるなら、関帝廟通りの北京料理「蓬莱閣」(ほうらいかく)。もちろん、蒸し餃子や水餃子もうまい。皮がもちもちで肉汁たっぷりです。池波正太郎さんが大好物だった「酸辣湯麺」(1000円)も人気メニュー。
絶品の蒸し餃子。
蒸し餃子(720円)もおすすめです。とにかく皮がうまい。本場北京の餃子を堪能できます。
酸辣湯麺。
スパイシーで深い味わいの酸辣湯麺。胡椒とシャンツァイがたっぷりです。自家製ラー油でさらに深い味わいに。
店構えが渋い「清風楼(せいふうろう)」。といえば、シウマイ(500円)です。小さめの小ぶりですが、味がしっかりしていて肉汁したたる絶品シウマイです。焼き飯(840円)と一緒に食べてください。まさに男メシですね。
広東料理の老舗です。
持ち帰り用のシウマイも人気です。100個でも買えるそう。ホームパーティー用に40個買ったことがあります。笑
全国を仕事で飛び回っている食通の友人が、中華街で大好きなのはこちらの「安記(あんき)」。広東中華粥専門店です。鮮貝粥(貝柱の粥、900円)が大好物。ピータンのうまさに驚きます。お粥にトッピングしても良し。
お粥は全12種類。
創業70年の老舗です。二階には座敷もあり、コース料理もなかなかです。夜八時閉店なので早めに行きたい。
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中華街の帰りには月餅と玉帯糕(ぎょくたいこう・五目木の実ヌガー菓子)をおみやげに買って帰ります。月餅とは月に見立てたアンコの入った丸いお菓子。中秋の名月の日に、中国では月餅を食べます。月餅好きなので、中華街のあらゆる店で食べ比べしました。中華街で最も古い中華菓子専門店「翠香園(すいこうえん)菓子部」に軍配を上げました。
大月餅。小月餅。
一口サイズの小月餅(160円)にするか、迫力満点の大月餅(560円)にするか、いつも迷います。木の実入月餅がおすすめ。
玉帯糕(ぎょくたいこう)。
総理大臣賞受賞の有名なお菓子です。翠香園でしか買えません。160円。中国茶と一緒にどうぞ。
のんびり山下公園の散歩もいいけれど、中華街に来たら、せっかくなので関帝廟でお参りもしていきましょう。横浜中華街のパワースポットとも言われています。
福徳正神にお参りします。
黒く長いひげの福徳正神は、金運、財産安全のご利益があります。
横浜中華街まで来たらこちらも一目いかがでしょうか。山下町のインペリアルビルです。横浜を代表するモダン建築のひとつで、1930年に外国人向けのアパートメントホテル(長期滞在型の宿泊施設)として建てられました。今でもオフィスが入居しています。
昭和のシンプルモダニズム。
昭和初期に横浜で活躍した建築家・川崎鉄三が設計しました。建物内は見ることが可能です。
ルーロー飯で有名な店。ひき肉のそぼろはしょうが味。やわらかい豚の角煮も絶品です。セットもありますが、単品(500円)でオーダーして、水餃子と青菜炒めをおかずにいただきます。最近になって新装しましたが、昔は風情ある台湾料理店でした。
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