
オグリキャップがデビューした町!「笠松」を探索
岐阜オグリキャップがデビューした町!「笠松」を探索
笠松競馬場はオグリキャップによって一世風靡した競馬場でもあります。当時はかなり恩恵があったのではないでしょうか。しかし現在ではどちらかというと静かな街。競馬場は横においておいて、木曽川の景色が綺麗なのです。河川敷も整備されいるので休みの日は子供連れで一杯になります。今回はそんな「オグリキャップの笠松」がテーマです。
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笠松でデビューした伝説の名馬、オグリキャップの競馬場。あの頃は景気良かったんですが、現在地元では毎年競馬場存続の危機の噂が絶えません。単純に無くなるのも寂しいので何とかならんかなと思います。
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競馬場ゲート前広場
競馬場はおろか場外券売も何もなかったので誰もいませんでした。開催中はここら辺りは少々雰囲気が違っています。
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ゲート横の神社
笠松競馬場正面ゲート横に目立たないように神社が建っています。ここで馬券の必勝を願うのでしょうか。
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名馬の像はこちら
ゲートから入ってすぐ右側に堂々とオグリキャップ像が建っています。
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綺麗な観客席
最近の観客席ってすっごく綺麗です。これっぽっちも汚れていません。座席上のガラス窓は有料の特別席。
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堤防からも見えます
全体でなくて良いなら木曽川堤防から見えてしまいます。雰囲気だけ味わいたいならこちらで。
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丁度堤防の反対側あたり
堤防の反対側、座席側からはこのように見えます。競馬開催中はスクリーンに情報が点灯します。
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馬券発売窓口
この日は誰もいませんが、普段は人がズラリ並んでいる場所。
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場内の神社
競馬場内にも神社があるんですね。その名も「勝運稲荷」。日付は毎年更新してるのでしょうか?
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いわゆる予想屋さん
場内のあちこちにこのような表示があるBOXがあります。いわゆる予想屋さんですね。初心者のかたはまずここで慣れるのもいいかも。
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競馬場めしが最高に旨い!
場内の売店店頭で売ってる唐揚げ、串カツ、どて串等が安くて旨い。立ち食いも座り食いもオッケ。近所に住んでたら、居酒屋の替わりに利用してもいいくらい。
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いろいろなお店があります
競馬場めしグルメという言葉がある通り、競馬場ごとに特徴がある名物や旨いものが存在します。今回気に入ったのはこのお店。店頭に並べられた揚げたての唐揚げに一目惚れ。
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グッズ販売所
正面ゲートからは一番奥になる一角に競馬グッズ販売所があります。ここでちょっと変わったものは、実際に使用された蹄鉄を使用したオリジナルグッズ。ここでしか手に入りません。
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スタンドとトラック
この日は場外馬券の日でしたので、馬は一頭も居ません。駐車場の端からは、がらんとしたスタンドとトラックがよく見えます。
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駐車場も完備してますが
駐車可能台数はあまり多くないんですね。それに駐車場出入りがとてもやっかいです。電車で来場するのが無難ではないでしょうか。
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笠松の入口はこちらの駅になります。笠松駅は羽島方面、特に新幹線岐阜羽島駅と繋ぐ連絡線として重要な駅。途中には酒蔵『千代菊』や『羽島大仏』で有名な羽島市役所前駅があります。
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名鉄特急が停まります
以前は特急が停車しなかったはずなのですが、いつの間にか止まるようになりました。これなら名古屋からあっという間です。
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競馬場への近道
駅から笠松競馬場へ行くには正面改札ではなく上り線側の改札が実は近道。あとは矢印看板の通り進めばオッケ。
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堤防を超える必要があります
写真左側の階段を上がって堤防を超えた向こう側が競馬場。この周辺は常時車が非常に多く通過します。警備員の指示に従ってあわてず進みましょう。
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堤防から下れば到着
堤防を越えて階段を下れば競馬場正面広場。入場前に神社に拝むも良し、新聞を買って検討するも良し、さっさと入場するも良し。各々の責任で行動しましょう。
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いわゆる特殊車両
たまたま笠松駅の端に停車してました。駅ホームで待ってる時に目の前通過して行ったら面白いだろうね。想像しただけで笑える。
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左は本線で右は羽島線
笠松駅はホームが2本あって、左側が名古屋本線で右側が羽島線になってます。ここから左右に別れていく感じ。
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丁度この辺りでしょうか、花火の季節と競馬の時期のみ使用される『東笠松駅』が存在していました。感じとしては臨時停車場のような感覚です。しかし、利用者が少ないのがいけないのか、駅間が近すぎるのがいけないのか、いつの間にか廃駅になっていました。
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競走馬の厩舎は競馬場とは少々離れた場所にあるため、競馬開催中には一般の道路を馬が歩く光景を見ることが出来ます。当然馬専用の横断歩道もあり、この辺りでは馬が最優先です。
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堤防から降りる通路も馬専用
競馬場から厩舎に向かうには堤防を超える必要があります。その通路も当然馬専用。一般の人が通ることが出来ません。
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何の変哲もない押しボタン式信号。しかし写真をよく見ると押しボタンがが2つ。ちなみに下のボタンは通常の位置にあり、上のボタンは背伸びしないと届きません。実は騎乗した高さにボタンがあるのです。馬に乗ったまま押すボタンなのです。
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馬に注意の標識
ここでは信号よりも馬に注意です。ここで目の前を馬が横切ってゆく姿を見れるかも。
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笠松競馬場と厩舎を繋ぐのがこの道。馬はこの専用レーンを使用します。一般の人も車も通ってはいけません。
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岐阜からJRで名古屋に向かう際、木曽川を渡る前に進行方向右側を見ていると、厩舎がずらり並んでいるのを見ることが出来ます。更に運がいいと、馬の調教や調整をやっている姿を見るこ事が出来るでしょう。
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そこら中に馬場が点在しています
厩舎の周囲にはいくつかの馬場があります。厩舎の中は一般の方は入ることが出来ませんが、馬場の周囲までは見ることが出来ます。
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厩舎は道路の両側にズラリ
一般道を挟んで両側に、完全に塀に囲まれたブロックになっています。一般の方はここまで。
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馬様が最優先
この周囲、とにかく馬に注意の看板が多い。いかに大切にされてるかですね。
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笠松の町は木曽川沿いの町。丁度この辺りは川幅が広くなって穏やか。天気が良い日や花の季節にはこのあたり、市民の憩いの場となっています。
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カモがずらり
川だからカモですよね。この辺りで越冬したのでしょうか。この日は天気もよく穏やかでしたので、ズラリと日向ぼっこです。ネギは背負ってません。
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木曽川河川敷には笠松みなと公園として公園が整備されています。遊具広場では小さい子ども達が元気に走り回っています。駐車場もあるので近所の方が親子連れでやってきます。
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試合ができるのかな?
左側の堤防の段々が座れるようなサイズになっています。ここで球技でもあるのでしょうか。でも、川が近いので下手するとドボンです。
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屋根があるだけの休憩所
雰囲気は大きな東屋と言う感じ。屋根が大きいので夏でも案外風が通り、夏の暑い日はすごく助かります。
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この辺り、かつては川の重要な拠点だったんでしょうか。灯台があるということは湊だったんですよね。
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みなと公園の句碑
詳しくは知らないのですが、芭蕉の俳句だそうです。
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桜のシーズン『笠松はるまつり』には堤防両側に桜が咲き、桜のトンネルと化し、露店がズラリと並び花見客でいっぱいに。このシーズンだけは堤防道路はすっごい渋滞します。
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魂生大明神
魂生大明神は岐阜県羽島郡笠松町堤防上にある神社。 御神体は男性器の陰茎をかたちどった物だそうです。見てみたいかも。
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へそ塚ってなに
資料によると、へそ塚は 生命の源、愛情の源としてへその緒を預かり、子どもの成長と健康を祈願する碑。とあります。
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仲睦まじい感じ満点
へそ塚のすぐ隣りに石の彫り物。何がほってあるかと思ってよく見たら仲睦まじい男女らしき姿がありました。
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美濃新四国八十八ヶ所第三十一番札所。 笠松駅からやや南へ入ったすぐのところ、表道から路地に入る感じ。この辺りは古い町なのか寺院が多いんですよ。
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よく見ると三猿
パッと見た感じ地蔵様かと思ったら真ん中の像が顔を隠してるじゃないですか。よく見たら右側は耳を隠してるし。ということは左側は口を隠してるのでしょうね。
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笠松にも多分に漏れず善光寺が存在します。正面屋根の唐破風が特徴的ですね。なお、ここでは幼稚園が併設されていて昼間は元気な幼児が走り回っています。
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昔々、江戸時代に将軍へ献上する鮎鮨を運んだというところから「鮎鮨街道」というらしい。この場合の鮎ずしとは、塩漬けにしたアユにごはんをつめ、おけにつけこんでおくとご飯が発酵してすっぱくなる「なれずし」のことらしい。
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笠松の町はけっこう古い町でで、歩いていると不意に味がある建物に出会ったりします。当然、神社仏閣もそれなりにあったりします。
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笠松別院
別院ということは本願寺系の寺院ですね。写真の蔵も古いのですが、手前の石が重要ポイント。
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八幡神社
この辺で一番大きな神社。祭りの時は境内人でいっぱいになっていそう。
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稲荷神社
路地の奥、本当に目立たないところにありました。朱色の連続鳥居がいいですね。
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木曽川にかかるJR東海道線の木曽川鉄橋の橋台。電車に乗ってる時は気が付かないのですが、橋の下を通ってみて初めてその古い造りに気が付きます。現在も現役で使用してるものの、恐らく大昔の建造物でしょうね。
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知る人ぞ知る地元の中華そば屋さん。何度食べても飽きがこない味で有名。最近味が濃かったり凝っていたりするラーメンが多いのですが、それらをひと通り廻って最後にやっぱり「大丸」に帰ってくる感じ。やや固めのチャーシューが特徴で、しみじみと美味しいのです。お店はお爺さんとお婆さんのお二人でやっていて、どうやら名古屋今池の「大丸」とも関係があるという話。
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これぞご当地笠松でしか手に入らないクッキー。笠松中学校の生徒が笠松をイメージするお菓子を題材に考案し、そのアイデアを元に製品化された手作りのお菓子。蹄鉄は幸福が貯まるという縁起物。笠松内のあちこちの店で手に入ります。