横浜おやじギャルコース with オムライス!
神奈川横浜おやじギャルコース with オムライス!
港ヨコハマ。横浜のことを「ハマ」なんて呼んでいたのは遠い昔のこと。 そんな、昭和な横浜を探訪するコースです!
JR桜木町駅で降り、海側方面に向かう人の流れに逆らい反対側へ。
きっと、野毛方面に向かうのは……
今の時代、桜木町で降りる人のきっと7割程度は海側方面に向かうのだろう。特に素敵な女性の皆様は9割以上はそうだと思う。 自分と一緒に野毛方面に向かうのは、なんかグレー系か紺系のジャンバーを着ている面々が多い気がする。そう、場外馬券場に向かうオジサンたち……。
戦後の日本が物資不足にあえぐ中、「野毛に来ればなんでも揃う」と言われ様々な人々が「職」と「食」を求めて集まりごった返していた街。なんだか不思議な店が立ち並ぶ。
ばかなべ浜幸
政治家の浜幸とは無関係。もちろん、アンチ浜幸としてやじっているわけでもない。 ばかなべ……。 そう、馬と鹿の肉の鍋なのである。。
ジャズと演歌 パパジョン
ジャスと演歌。一見、なんだそれ!って思うが、これぞソウルと魂の融合!! 根っこの部分で、しっかりとつながっているのかもしれない。。
福音喫茶メリー
う~む。。 讃美歌専門? なぞは謎のままである……。
創業は昭和21年。 野毛の地で日本の発展を「食」で支えてきた店だ。戦後のものがない時代に、「強い国(アメリカ)に習って強い国のものを食べよう。栄養とボリュームのある料理を皆様に」との思いで開店。
特製オムライス
この店の「オムライス」は中が白いご飯。 ケチャップ炒めのチキンライスを玉子で包んだのは「特製オムライス」。ソースは濃厚ではないけど玉子とケチャップとのバランスがよい。玉子は裏がよく焼けていて、表がトロッとしている。
ナポリタン
ナポリタンは戦後、ホテルニューグランドで生まれたのだが、このときはトマトソース味。ケチャップ味のナポリタンの発祥の地は、ここセンターグリル!ホテルニューグランドの料理長サリー・ワイル氏はすぐ側でセンターホテルを経営。
ナポリタン発祥の店!
センターホテルのシェフであった先代が センターグリルを開店。ホテルの客層とは違うので庶民的なケチャップで味付けし、彩にピーマンを入れることを考案した。「ボルカノ」の2.2mm極太麺を茹でた後に一晩寝かせて作るとのことで、これが心地よい喉越しを演出してくれる。 ■営業時間 11:00~21:00 ※月曜日定休 (祝日の場合は営業)
野毛をはなれ、みなとみらい線の日本大通り駅に直結している横浜情報文化センターの8階にある、放送ライブラリーへ。
もう一度見たいあの番組やこの番組を!
ここでは、無料で懐かしのテレビ番組やCMを見ることができる。ひとり2時間の制限つきなので、見たい番組をピックアップして行くと良いかも。
続いて、日本大通り駅から横浜で乗り換えて、JR京浜東北線で新子安へと向かう。工場が立ち並ぶ労働者の街、新子安。そんな新子安は、日本のトマトケチャップ発祥の地なのだ!
ケチャップ発祥の地
明治時代、子安では西洋野菜栽培が盛んに行われていた。そんな中、清水興助氏がトマトケチャップの製造会社である清水屋をこの地で創業し、1903年に製造販売を開始した。
清水屋ケチャップ
清水屋ケチャップは、スーパーや通販で復刻版を購入できる!
太陽ケチャップ
ちなみに、カゴメ、デルモンテ、ハインツといった有名どころではなく、マイナーなケチャップに目を向けるのも面白い。ボクのお薦めは愛知県にある太陽食品工業の太陽ケチャップ!まろやかな味は一度食べたら病みつき。地元では給食に使われているというからうらやましい……。
更に国道15号線を生麦方面へと歩を進める。と、あるのが、キリンビール横浜工場!
試飲もできる!
工場見学と、キリン一番搾りの試飲ができる。(9/1~30は改装工事で休館)
敷地内を散歩するだけでも快適!
工場内の整備された庭はとても居心地がいい! レストランもあるので食事もOK ん? のぼるやつおるんかあ ! 水遊びするやつおるんかあ !! 試飲で気持ちよくなって羽目を外さないように注意♪
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そろそろ夕闇が迫るころ。友達や仲間と一緒ならば、スタート地点の桜木町に戻って締めは屋形船! 周遊時間は2時間程度。10,000円前後で、素敵な横浜の夜景と美味い料理を楽しる♪ 写真:屋形船「けいひん」より