
まるで竜が躍動しているかのよう。太平記のふるさと加東市を旅する。
兵庫まるで竜が躍動しているかのよう。太平記のふるさと加東市を旅する。
まいどまいど! 今回は、太平記のふるさと、兵庫県加東市を旅します。 兵庫県加東市には、旧テーマパーク「東条湖ランド」で知られ、現在は、「東条湖おもちゃ王国」としてリニューアル。 ますます人気を集めるスポットして生まれ変わりました。 また、加東市内を流れる加古川の源流には闘竜灘と呼ばれる飛び鮎の名所があり、川底には奇岩・怪石が起伏し、水が勢いよく流れていることから、これは、「竜の躍動に似ている」と喩えられ、その名が名づけられました。 また、加東市は、法道ゆかりの地。 法道とは、天竺(インド)から紫の雲に乗って飛来してきたとされ、各地に法道に関する伝説が残っているとか。 その中の播州清水寺、光明寺を今回はご案内します。 特に光明寺は、観応の擾乱の光明寺合戦の舞台として知られ、足利尊氏・高師直の軍と、足利直義・石塔頼房・愛曽伊勢守の軍の合戦が勃発しました。 さらに、「太平記のふるさと」としても知られ、観光案内も。 あれやこれやと何かとおもろい兵庫県加東市。 今回は、「太平記」ゆかりの地をゆっくりとドライブで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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1978年、五峰山山麓の丘陵地帯に広がる都市公園として開園。 都市公園としては県下最大級。 愛称は、はりちゅう。 園内はフラワーゾーン、ばら園、四季の庭、子どもの森ゾーン、中央広場ゾーン、野外ステージ、芝生広場、子どもの小川 、水辺ゾーン、ふじいでんこうさいくるらんど、サイクリング車、おもしろ自転車、インラインスケート、バッテリーカー、自然散策ゾーン、スポーツゾーン、野球場、球技場、アーチェリー場、いしぶみの丘などがある。
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高野山真言宗の仏教寺院。 山号は五峯山。 本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩。 「播磨高野」とも呼ばれる真言宗七十五名刹の一つ。 開基は法道。 「ひょうご森林浴場50選」に選定された連山(宿尾・明星が辻・経の尾・大岩・弥木場)である五峯山の主峰頂上近くに本堂がある。
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立派な建築物
平安時代、円仁(慈覚大師)が山内に留まったと言い、仁明天皇の勅願により常行堂が建立。
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光明寺合戦と光明寺城
光明寺城は、築城者、築城年も詳細は不明となっている。 1351年、観応の擾乱の光明寺合戦の舞台として知られ、足利尊氏・高師直の軍と、足利直義・石塔頼房・愛曽伊勢守の軍の合戦が勃発した。 また、「太平記のふるさと」として知られている。
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兵庫県内を流れる清流の一つ、加古川。 ここには、川底に奇岩・怪石が起伏し、勢いよく水が流れていることから、竜の躍動に似ていると喩え、飛び鮎の名所として知られる。 毎年5月1日には、日本一早く鮎漁が解禁される。
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阿江与助像
江戸時代、水路開削者の一人として知られ、姫路城主木下家定の命をうけ、滝野から下流の加古川を、姫路藩主池田輝政の命で上流を改修し、加古川流域の舟運の開発に尽くしたとか。 本姓は大久保、名は正友。
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かつ丼やうどん・そば、ラーメン、おでんをはじめ、お惣菜のバイキングもあり、テイクアウトも可能。 店内はカウンター席とテーブル席がある。 播磨地域を中心とするご当地グルメとして注目を集めるかつめしをテイクアウト。
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山号は鹿野山。 宗派は高野山真言宗。 本尊は2躯の十一面千手千眼観世音菩薩立像。 651年、法道が開基。 本堂は国宝に、鐘楼は国の重要文化財に指定。 1189年、つくばねの滝近くの現在地に移転、再建。 1413年、京都・三十三間堂の十一面千手千眼観世音菩薩立像のうちの1躯を本尊として安置。
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かつて、安達事業グループ遊園地「東条湖ランド」として営業していた。 2000年、岡山県玉野市に本拠を置くおもちゃ王国が運営する「東条湖おもちゃ王国」としてリニュアルオープン。 テーマは、「世界のあらゆるおもちゃを揃えた『玩具博物館』を兼ねた遊園地」。 タカラトミー(リカちゃん、トミカ、プラレールなど)、河田(ダイヤブロック)、田宮模型、サンリオなどの協力を得た展示とアトラクションが人気。
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園内にはキャンプ場が整備され、デイキャンプ場、オートキャンプ場、コテージ、炊事棟やシャワー室、トイレなどがあり、バーベキューなどを楽しむことができる。 また周辺にはおもちゃのテーマパークとして知られる東条湖おもちゃ王国をはじめ、ホテルグリーンプラザ東条湖と温泉施設も。
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1988年、水辺の生物を飼育している淡水魚の水族館として開館。 東条湖は鴨川ダムの建設時に造成され、東条湖畔に位置する施設。 館内では真水にナトリウムやカリウムなどを混ぜて作った人工飼育水「好適環境水」(岡山理科大学工学部)があり、海水魚にとって必要最低限の成分を含みながら淡水魚とも共存できる人工飼育水を使用。 また加東市の特産品の一つである釣り針に関する展示・販売も。
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園内にはキャンプ場が整備され、デイキャンプ場、オートキャンプ場、コテージ、炊事棟やシャワー室、トイレなどがあり、バーベキューなどを楽しむことができる。 清水東条湖立杭県立自然公園の一角に位置し、東条湖源流となる鴨川が流れる。
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天台宗の寺院。 山号は御嶽山。 本尊は十一面観世音菩薩。 西国三十三観音第25番札所。 古墳時代、天竺(古代インド)僧の法道が創建。 627年、推古天皇直々に根本中堂を建立。 725年、聖武天皇が行基に命じて講堂を建立。 法道は天竺から紫の雲に乗って日本へ渡来したとされる伝説上の人物。
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晴れた日には空の景色も。
山頂付近など高い場所から眺める町の景色も最高。
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雨上がりの播州清水寺
あたりは濃い霧に包まれ、遠方が見えにくい状態となっていますが、遠方からでもわかる黄色や赤色に染まった木々の紅葉は十分、楽しむことができる。
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大講堂
紅葉と大講堂。 目の前には池。 池では、多くの鯉が泳いでいた。
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大講堂からの景色
大講堂を上がると、山々に囲まれた加東市内の美しい景色を一望することができる。 晴れた日には、明石海峡大橋まで見渡せるといい、紅葉と重なってより一層の美しさを楽しむことができる。
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紅葉を足元から
黄色や赤色に染まった紅葉は十分に楽しむことができますが、足元を見てみると、黄色や赤色に染まった自然の絨毯を楽しむことができる。 地面を踏みしめながら、季節の流れを肌で感じる絶好のスポット。
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