開湯1900年の歴史!冬の風物詩・樹氷と名湯を満喫する1Dayプラン
山形開湯1900年の歴史!冬の風物詩・樹氷と名湯を満喫する1Dayプラン
山形と宮城の県境に位置する「蔵王(ざおう)」は、東北でも有数の山岳リゾートとして親しまれる人気観光地🏔 初夏から夏にかけてはハイキング🚶♂️はもちろんのこと、ゴルフやキャンプ🏕などのアウトドアを楽しむ人たちで賑わいます。 秋は美しい紅葉🍁、そして冬は一面の銀世界に樹氷が立ち並ぶ絶景とウィンタースポーツ⛷など、年間を通じて異なる魅力を持つのが特徴です👀 今回は、仙台を拠点に山形側の蔵王へ行ってきました🚗 日帰りでも十分楽しめるプランなので、山形市や銀山温泉などの観光地と組み合わせて1泊2日もしくは2泊3日の日程で旅行するのがおすすめです。 この旅行で立ち寄った温泉♨️やご当地グルメ🍜に関しても、合わせて紹介していきたいと思います。
このプランの行程
ロープウェイ料金 : 往復 3,000円
2分
1分
営業時間は電話などで事前に確認するのがおすすめ
3分
入浴料 : 200円
1分
入浴料 200円
2分
入浴料 200円
1分
このプランのスポット一覧
今回の旅の目的は、冬の時期にしか見ることのできない蔵王の樹氷です☃️ 「樹氷」は日本でも東北地方または北海道の限られた地域でしか見ることの出来ない冬の自然現象で、樹木の種類はもちろん、気温や風の強さなど様々な条件が揃わないと形成されないのだとか。 蔵王の山頂付近であれば宮城県側でも見られるのですが、山形側の方が圧倒的に安く行けるのでロープウェイでアクセスすることにしました。 【蔵王ロープウェイへの行き方】 🚗→山形蔵王ICより約30〜40分 ✈️→山形空港より直通バスで約60分 🚅→JR山形駅よりバスで約40分
ロープウェイ料金は往復3,000円
蔵王ロープウェイ駅に着いたら、ロープウェイのチケットを購入しましょう! ロープウェイのチケットは2種類あるのですが、樹氷を目的に訪れる方は購入時に「地蔵山頂駅(標高 1,661m)行き」と伝えてください。
ロープウェイの定員は30人程度!?
山麓駅から途中の樹氷高原駅までは、こちらのゴンドラで向かいます。 ちなみに、片道は1,500円です。 私は往復券を購入したのですが、スキー板を持ってくるべきだったと思いました。 というのも、樹氷が見られる上にスキーまで楽しめて1,500円だったら いくらなんでもお得すぎませんか!?
樹氷高原駅で別のロープウェイに乗り換えて、地蔵山頂駅に到着。所要時間は乗り換え時間を含めても大体15〜20分でした🕑 途中の景色が絶景すぎたので、いくつか動画をUPしたいと思います。地上で見る樹氷も良いですが、上から見渡す樹氷はもっと感動しますよ。 ロープウェイを利用する際は、なるべく前方のスペースを確保することをおすすめします。
山麓駅から樹氷高原駅までの景色
曇っていましたが、徐々に標高が上がっていると実感する景色です。 よく晴れていたら、この時点で既に絶景だと感じていたかもしれません。
樹氷高原駅付近の樹木
樹氷は英語で「スノーモンスター」と言うそうですが、樹氷高原駅付近でこんな木🌳を見つけました。 確かにスノーモンスターと呼ぶにふさわしい見た目だと思います。 樹氷原が広がるのは地蔵高原駅付近ですが、この辺りでもそれっぽい存在は見られるようです。
樹氷高原駅から地蔵山頂駅までの景色
ロープウェイを乗り換えて、山頂へと向かう道のりは絶景の連続です。 晴れ間を狙ってタイムラプス動画を撮ってみたので、ぜひご覧ください。
樹氷原に40分ほど滞在して、山麓まで戻ってきました🏔 防寒対策をしっかりとしたつもりだったのですが、耳当てを忘れた為-7度という気温にやられて長く滞在することができませんでした。 2月は樹氷見学のピークシーズンですが、東北では最も寒い季節なので油断禁物です。(と言いつつ、私は生粋の東北人です笑) 次回訪れる際は、今回の教訓を生かして更なる防寒対策を施そうと思います。 ・・樹氷を見学した後は、温泉に浸かって日頃の疲れをいやしましょう♨️寒い季節に入る温泉は格別そのもの! 温泉街の中心部には無料で利用できる市営駐車場🚗が設けられているので、そこを拠点に徒歩で散策するのがおすすめです。
蔵王温泉の風景
2月上旬の温泉街は、ご覧のような風景です☃️ そこら中で立ち上る湯気と木造建築、そして真っ白な雪が幻想的な雰囲気を醸し出しています。
巨大な氷柱を発見👀❗️
仙台から山形蔵王までの移動🚗と樹氷見学で、気付けばお昼時を迎えていました。 「どこかでお昼ご飯を食べよう」ということで見つけたのが、こちらのお餅屋さん。 地元で人気のお店らしく、インターネットの口コミ評価も高かったので足を運んでみたのですがお休みでした。Google Map上では営業中と表示されていたのですが、蔵王でインターネットの情報はあまり信用できないのかもしれません。 気になる方は事前に電話して営業時間を確認することをおすすめします。
山口餅屋のメニュー
気分は完全に「餅」だったのですが、休みであればしょうがありません。 店舗の外に掲示されている写真付きメニューが美味しそうでした。 参考までにどうぞ!私自身も後日この近くを訪れる際にリベンジしたいと思います。
「山口餅店の他に、地元で人気のある飲食店は無いものか」と探していたら見つけたお店がこちら。 「奥村そばや」という名称ではありますが、山形名物の蕎麦ではなく中華そばをはじめとするラーメンをメインに提供しています。 地元の観光協会の方に「おすすめのお店ありますか?」と尋ねると必ずおすすめされるくらい定評のあるお店なのだとか。 店の外に並ぶ日もあるそうですが、私が訪れた際はスムーズに案内していただきました。
辛味噌ラーメン 800円
スタンダードなメニューは「中華そば(600円)」らしいのですが、かなりお腹が空いていたので野菜がたっぷりと乗った辛味噌ラーメンを注文しました。 ちなみに、通常の味噌ラーメンは750円です🍜昔懐かしい素朴な味噌ラーメンという感じでとてもおいしかったです。 チャーシューは肉厚で、王道のお味。中華そばにもかなり合う味わいだと思いました。
食後は、いよいよ温泉へ♨️! 私はホテルや旅館の温泉よりも地元ならではの趣漂う外湯が好きなので、老舗の温泉街を訪れる際は必ずチェックするようにしています。 タイトルにも記載した通り、蔵王温泉は開湯1900年の歴史を誇る日本屈指の古湯です♨️ 泉質は東北随一の強酸性とされ、美肌効果が抜群なのだとか。血行促進の効果もあるそうなので、湯上がりに身体がポカポカするのが感じられるでしょう。 外湯の利用料は200円‼️洗髪できるような洗い場は無く、内風呂が1つあるのみですが、それでもコスパの高さは十分であると言えるでしょう。
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上湯の後に訪れたのは、50m程先に位置する川原湯共同浴場です。 こちらの利用料も200円💰ちょうど誰も居ないタイミングだったので貸切状態で最高でした。 温泉の質も非常に良かったのですが、上湯とは色が異なるのでもしかしたら成分が若干異なるのかな?と思いました。 かなり硫黄臭が強いので、使用済みのタオルはプラスチック袋に入れて持ち帰った方が良いでしょう。
入浴料の支払いはセルフ方式
こちらは、帰り際に通りかかっただけの外湯。 公共駐車場から近いので、最初はこちらに行こうと思っていたのですがGoogleの混雑情報に「通常より混んでいます」と表示されていたので、他の外湯に変更しました。 外湯の浴槽はあまり大きくないので、事前に混雑状況を確認しておくとスムーズです。
湯上がりは温泉街にある酒屋さんで、お土産を物色。 こちらは「地酒とワインの店」と書かれた暖簾(のれん)が目印です。
山形県産ワイン
山形はフルーツの生産が盛んな土地。 さくらんぼ🍒が有名なイメージですが、ぶどうの栽培も盛んに行われており、その生産量は国内第3位を誇ります🍇 もちろん、美味しいぶどうを加工したローカルワインも美味しいと評判。 価格もそこまで高くないので、お土産に選ぶ人も多いのだそう。
山形代表🍇150円
ちょうど喉が渇いていたので「山形代表」というジュースを購入したのですが、ぶどう味が最強すぎました🍇 もはや本物の果実よりも美味しいのではないかと思うほど濃厚で、ぶどうのうまみだけを缶に閉じ込めたといった感じで・・・とにかく「もっと買えば良かった」と帰り道に何度も呟いたレベルで美味しいので、ぜひ試してみてください!
湯みくじ!?
店舗の向かい側には、湯みくじが👀 お湯に浮かべると文字が浮かび上がってくるようです。 気になる方は、運試しにどうぞ🙋♀️