
ストーク オン トレント ~陶器の里を訪ねて~
海外ストーク オン トレント ~陶器の里を訪ねて~
イギリスで陶器と言えばストーク オン トレントが有名です。 今回は、1泊2日で訪れる陶器の里をご紹介します。 ファクトリーツアーや博物館、陶器のアウトレットセンターでのお買い物など、かなり欲張りに詰め込みました。
このプランの行程
今回の旅はイギリス中部、ウォルバーハンプトン駅を出発点にご案内します。 駅からは車で乗って約1時間でストーク オン トレントへ。 ウォルバーハンプトンはロンドンユーストン駅からウォルバーハンプトンまで直行の電車で約2時間。バーミンガム空港からだと電車で約40分です。
12分
6分
13分
宿泊先のホテルへ。
6分
9分
12分
5分
ミドルポート ポッタリーからウォルバーハンプトンまで車で約1時間で到着です。
このプランのスポット一覧
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見所が沢山ありすぎて数時間は簡単に過ごせてしまう程、充実した展示内容です。ストーク オン トレントの代名詞と言われる陶器のコレクションはもちろんのこと、スタッフォードシャー ホードと呼ばれる、2009年に発見されたアングロ・サクソン時代(AD7-8世紀頃)の埋蔵品の展示とイギリスの代表的な戦闘機、スピットファイア戦闘機の展示も見逃せません。駆け足で巡ったとしても少なくとも2時間は時間を取っておくことを、オススメします! 入館は無料、1階にはツーリストインフォーメーションも併設されています。
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陶器コレクション
ストーク オン トレントがどのようにして世界に名だたる陶器の町として発展したのか、それぞれのブランドがどのようにして始まったのか、歴史的な展示もそうなんですが、なんと言ってもため息が出てしまう程美しい陶器のコレクションの数々は、博物館というよりは美術館。 何よりその膨大なコレクションに圧倒されます。
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日本でもキュートでカジュアルなデザインが人気のエマ ブリッジウォーターのファクトリーでは併設されたカフェで食事をしたりファクトリーショップでショッピングを楽しめます。デコレーティング スタジオでは、好みのマグカップやお皿へ自分でデコレーションすることもできます。すべて要予約ですが、ランチは一人約£10前後、アフタヌーンティは一人£17.50。デコレーティング スタジオはマグカップやお皿を選んで購入したら£2.95でデコレーションすることができます。 10日程で出来上がり、直接受け取りに行けない人には郵送もしてくれます。
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エマ ブリッジウォーター カフェ
事前予約が必要ですが、アフタヌーンティーは£17.50。 カフェのメニューはサンドイッチやスープなどの軽食のほかスコーンやケーキもあります。 予算は飲み物別、軽食で£10、ケーキ類は£4.50です。
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ストーク オン トレントは6つの小さな町が集まって一つの市を形成しています。その町の一つで市行政の中心地がHanley(ハンレイ)です。 ダッドソンはそのハンレイにある小さなミュージアム。ボトルキルンと呼ばれる徳利のような形をした焼成窯は、かつてストーク オン トレントの至る所で見られた光景でした。最も多い時で5000本ものボトルキルンがあったそうです。 ウェッジウッドだけではなく一時は色々なところでジャスパーウェアは作られていたそうで、ここのコレクションにもありました。
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ボトルキルン
このブランドの一番ユニークなところは、19世紀後半から業務用食器に特化したところ。 例えば、某航空会社のファーストクラス、国営テレビ局のカフェテリア、有名ホテルチェーンや某コーヒーチェンで使われる食器等ダッドソン製とは気付かず使っていることもあったかも。。 ここのミュージアムは写真の通りボトルキルンの中にあります。コレクションを見ながら、ボトルキルンの構造も見られます。 入場料は無料です。
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イギリス国内でも全国チェーンのビジネスホテルですが、大抵どの町にもあると思います。観光の合間に泊まるだけなら、部屋も清潔で、早めの予約ならば一泊ツイン又はダブル一部屋で、£50ポンド位から。 朝食はオプションです。
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トレンタム ガーデン
トレンタムエステートと呼ばれる、広大な敷地の中に、中心部に湖を持つトレンタムガーデンは18世紀に作られた、ケーパビリティ ブラウンによるイギリスの風景式庭園と19世紀のイタリアン様式が絶妙に融合した庭園です。 のんびりと散策するもよし、本格的なハイキングもよし、自然と触れ合える場所です。 入場料は大人一人£12.50。5歳以下のお子さんの入場料は無料です。
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トレンタム モンキーフォレスト
トレンタムガーデンに隣接するモンキーフォレストは、絶滅危惧種とされているバーバリーマカクという種類の保護を目的に活動していて、実際に森の中を散策しながら、間近で観察することができます。 入場料は大人一人£11、事前にネットで前売り券を購入すると£9です。 開園時間は既設によって異なるので、行く前には必ず確認してください。
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ツリートップ アドベンチャー
アドレナリンジャンキーな人にピッタリなのはこちら。 同じトレンタムエステート内にあるアドベンチャーコースです。 ツリートップというだけに、地上約13mの高さに設置された約20の障害コースを制覇していくアトラクションは、体力と筋力に自信があって高い所も大好きな人は是非! 年齢制限の他、身長、体重制限等の他、装備についても細かい規定があるので、申し込みの際には要確認です。料金は一律£19.97です。
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イギリスの高級な陶器と言えば真っ先に思い浮かぶ名前はウェッジウッドという人は多いと思います。ここは、そのウェッジウッドのすべてが詰まっているところ。V&A コレクションと呼ばれるミュージアム、現在のラインがすべてそろったフラッグシップストア、アウトレットセンター、そしてレストランとティールーム。楽しみ方も多様です。 ファクトリーツアーは所要時間約45分程、大人一人£12.50。ファクトリーツアーのチケットは事前予約が必要です。 (料金はすべて2021年1月現在のものです。)
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V&Aコレクション
この博物館は、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館と提携していて、ウェッジウッドファミリーの家系図から、ウェッジウッドの18世紀から現代までの重要なコレクションの中から約3500点が常設されています。おなじみのジャスパーウエアだけではなく、ウェッジウッドの生み出した陶器とその技術の推移を作品を通して鑑賞することができます。 入場料は無料です。
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ティールーム
ここのアフタヌーンティーはウェッジウッドの陶器でサーブされています。おなじみの三段トレーに小ぶりなサンドイッチ、スコーンとケーキ。丁寧に茶葉から入れられたお茶もイギリスならではです。事前予約は必須ですが、お一人様£25ポンド。ブランチやランチも可能で予算はブランチだと約£6、ランチは約£12、スコーンとお茶のクリームティーはお一人様£8.50です。
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ウェッジウッド アウトレットセンター
以前はほかのエリアにあったアウトレットセンターが閉店して、こちらのアウトレットセンターに統合になりました。それほど大きくない店内ですが、ウェッジウッドの他、同じ傘下のローヤルドルトン、ローヤルアルバート、ウォーターフォードクリスタルの製品もあります。時には思わぬ掘り出し物もあるかもしれませんが、基本的に廃盤になったシリーズやB級品が中心で、定価よりは20-30%程安い価格設定です。
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Lunar (ルーナー)
ミシュランの星を獲得しているセレブシェフが監修しているブリティッシュフュージョンのレストランです。どちらかと言えば味付けに味噌や柚子、梅酒や抹茶のような和風のテイストを取り入れたお料理が中心です。営業は木曜日~日曜日の4日間。木、金曜日は17:00から24:00まで、土、日曜日は12:00から24:00までの営業で、アラカルトのみ、前菜、メイン、デザートで予算お一人様約60ポンド~。要予約です。
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ストーク オン トレントのミュージアムのうち、ザ ポッタリーズ ミュージアム&アートギャラリーはそのコレクションで、この街の陶器産業がどのような作品を産み出してきたかという事に焦点を当てていて、こちらのグラッドストン博物館は、陶器を作る技術と工程に焦点を当てて、丁寧にみせてくれています。 陶器産業がどのような経緯でこの街で発展したのか、華やかな作品のコレクションはありませんが、両方訪れることで陶器の奥深さがちょっとだけ分かる気がします。入場料は大人一人£7.75です。
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1913年、ウィリアム ムーアクロフトによって設立され、自然をモチーフに、アールヌーボーの影響を色濃く反映したデザインは、日常使いの陶器というよりは、まさにアート。古いデザインのものはアンティークとしてもとても人気があります。 ここのショップでは、現在入手可能なシリーズを購入出来るほか、店内の一角は小さなミュージアムになっていて、歴代のデザイナーによる作品が年代ごとに展示されています。展示室は小さいお部屋ですが、本当に美しいコレクションは一見の価値アリです。 ミュージアムへの入場は無料です。
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日本でもファンの多いBurleighは、ここミドルポートポッタリーで作られています。 ファクトリーツアーは、ファクトリーの専属ガイドによるガイドツアーと、自分で周るセルフガイドツアーがあります。 ガイドツアーは要事前予約で、£10。 セルフガイドツアーは無料です。 (注)コロナ禍のため2022年1月現在、ファクトリーツアーは全て休止中です。