子午線のまち・明石を旅してイチローと出会う
兵庫子午線のまち・明石を旅してイチローと出会う
まいどまいど! 兵庫県では世界遺産に登録された姫路城が有名ですが、明石にも明石城っちゅう城郭があったことをご存じでっしゃろか。 現在の明石城には天守閣がなく、日本庭園など明石公園として現存するのみですが、宮本武蔵と縁があるなど意外な一面も。 そんな明石の魅力を発信しようと明石の玄関口の一つである明石駅前には明石観光案内所が開設。 明石市の明石たこ大使に任命された「さかなクン」と出会えるかも!? また、明石は日本の標準時子午線の通る町として知られ、明石の天文科学館が開設され、星のこと・宇宙のことなど天文学を中心に展示、紹介。 さらに兵庫県神戸市の「グリーンスタジアム神戸(ほっともっと神戸)」に近いことから当時のオリックスブルーウェーブ(現在のオリックスバファローズ)の選手らが通っていた名店も。 現在もオリックスブルーウェーブに所属していたイチロー(鈴木一郎)選手のサイン色紙が展示されているなど、一流を身近に感じることのできる一面も。 ほんで何やら最近ではキャンピングカーやタープテント専用のRVパークなどを兼ね備えた施設明石ウォーターフロントパーク GRAVAも人気を集めているとか。
明石市で活躍するマスコットキャラクター「パパたこ」。 2016年、明石観光PR隊長に就任。 「パパたこ」の一家は大家族で、「ママたこ」、「ねぇたこ」、「たこぽん」、「ばぁばたこ」、「じぃじたこ」、「おとたこ」、「いとたこ」がいる。 首にはネクタイ、頭にハチマキをしめて、3世代8人の大家族を支える一家の大黒柱。
時のわらしちゃんは1992年、アニメ「アニメ明石市史・明石と時のこどもたち」に初めて登場した。 日本の標準時が施行された1888年以降、古い時計の中に住み続け、明石の時間を守っているかわいい妖怪(妖精)。 手にはタイムマシンを持っている。 明石市人丸展望台にある標準時子午線の標柱には親友である蜻蛉がデザインされており、着用しているチャンチャンコには蜻蛉が描かれている。 時のウィークのほか、明石市のイベントに登場!
兵庫県明石市で運行しているコミュニティバス。 山陽バス、神姫バス、地元のタクシー会社により運行されている。 一般公募により、「Tacoバス」という愛称が決定した。 大人100円(小児50円)
明石市役所内にある飲食店。 店内はカウンター席とテーブル席がある。
明石海峡
窓際のカウンター席からは明石海峡や明石海峡大橋、淡路島などを一望することができる。
明石海峡
窓際のカウンター席からは明石海峡や明石海峡大橋、淡路島などを一望することができる。
特別定食
メニューはうどん、そば、カレーライスをはじめ、日替わり定食や日替わり丼、特別定食、モーニングなどがある。
かつては水産試験場が存在していた。 現在、明石海峡や明石海峡大橋、瀬戸内海、大阪湾、淡路島を一望できる「展望広場前」「市役所裏ベランダ」となっておる。 水産試験場は現在、明石市二見町南二見に移転したとか。
キャンピングカーやタープテント専用のRVパークやドローンを自由に飛ばすことのできるドローンパーク、ドッグランなどを兼ね備えた施設。 2021年、砂利揚場跡地に開業。
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JR西日本の山陽本線と山陽電気鉄道本線の停車駅の一つ。 1888年、山陽鉄道の兵庫駅と明石駅間の開通と同時に開業した。 1900年、開業当初から使用されていた駅舎の材料を用いて宝殿駅の駅舎が開業する。 1906年、山陽鉄道の国有化により、国有鉄道の駅となった。 1964年、旧駅から西に約160m、移転した。 2016年、駅前商業施設「ピオレ明石」がリニューアルオープン。 終焉には、複合ショッピングセンターの「アスピア明石」や「パピオス明石」、駅前商店街や、魚の棚商店街、明石公園・明石城、明石市立天文科学館、兵庫県自動車運転免許試験場などがある。
JR西日本と山陽電車の停車駅の一つ明石駅の構内で明石市内の観光案内を行っている。 ここでは、まち歩き用のパンフレットやマップなどが手に入る。 壁面には、明石たこ大使に任命された「さかなクン」が。
JR西日本と山陽電車の停車駅の一つ明石駅の構内にピオレ明石がオープン。 旧ステーションプラザ明石の一部を引き継ぐ形でお土産を販売するお店や喫茶店、レストランなどが入る。
別名、喜春城、錦江城とも呼ばれる明石城。 1617年、小笠原忠真は、信濃松本藩主より明石藩主となった。 明石城の西に位置する船上城に入城。 第2代将軍徳川秀忠の命により小笠原忠真が明石城を築城。
明石城跡を中心とする歴史公園。 園内には櫓や堀、石垣などの城跡が現存。 そのほか、各種スポーツ施設や公立図書館などの文化施設が点在。 北側は、草木が生い茂り、剛ノ池が広がる。
日本庭園
二ノ丸の南には宮本武蔵作とされる日本庭園が整備された。
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トーカロとは、兵庫県神戸市に本社を置く民間企業の命名権による。 1932年に開場以来、全国高等学校野球選手権兵庫大会の決勝戦や全国高等学校軟式野球選手権大会の本大会が行われることから「もうひとつの甲子園」とも呼ばれ、アマチュア野球の公式戦などが行われている。 かつて宮本武蔵作と伝えられる庭園や建物が現在の陸上競技場付近にあった。
明石が歩んできた歴史や昔の人の暮らしが展示された文化博物館。 昔、明石に住んでいたとされる原始人・明石原人や絶滅したアカシゾウ(アケボノゾウ)やシカマシフゾウ(シカの一種)に関する資料や骨が展示されている。
1960年、開館。 現存する天文科学館としては日本最古とか。 1998年、建設省が発表した公共建築百選の一つに選定。 2010年、開館50周年を迎え、建物が国の登録有形文化財に登録された。 プラネタリウムは、伝統的な手動操作の主投影機に自動制御補助投影機を組み合わせて、学芸員の肉声解説による生番組を投影している。 16階の天体観測室には口径40cmの反射式天体望遠鏡が設置され、毎月、天体観望会で公開されている。
天文科学館北にあるトンボの標識
市内各所には、東経135度線上に子午線を示す道標が設置されている。
明石藩家老斉藤甚左衛門らが、船上にあった本正寺を当地に移転させた。 境内には、宮本武蔵が作庭した枯山水の庭があり、善楽寺の円珠院にも武蔵作の庭園が残る。 宮本武蔵は初代明石城主小笠原忠真の下、城下の町割りを担当したとか。
人丸山の頂上に鎮座する。 旧くは「人丸神社」と称し、山名も当神社に因む。 祭神は、柿本大明神。 飛鳥時代に活躍した歌人の柿本人麻呂朝臣を祀る。 祭神の柿本人麻呂朝臣は歌聖と仰がれることから歌道の神としての信仰を集めている。
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811年、空海が赤松山に創建した湖南山楊柳寺にはじまると伝えられる。 887年、覚証が鎮守社として人丸社(人丸神社)を建立、寺号も月照寺へと改称。
祭神は、大山祇命、面足命、惶根命、伊和都比売命、奥津比古命、奥津比売命、宇留命。 推古天皇の頃、三韓より鉄人が8000人を率いて来襲。 討伐を命じられた伊予国の小千(越智)益躬は、故郷の大山祇神社の祭神、大山祇神に祈ったところ、鉄人が明石に着いた時、稲妻とともに大山祇神が姿を現し、鉄人の唯一の弱点である足裏を射よと告げた。 これに驚いた鉄人を益躬が矢で射殺。 小千益躬は大山祇神に感謝し、大山祇神が現れた地に大山祇神社を勧請したことに始まる。 牛乗り神事、獅子舞は、文化財に指定されている。
通称、休天神社。 祭神は菅原道真公。 903年、創建。 境内には、菅原道真公が太宰府に左遷の際、当地に立ち寄り、山陽道沿いの明石駅家に宿泊。 そのとき、腰かけたという「腰掛石」が現存。 菅公の左遷を嘆き悲しむ駅長を慰めるために詠まれた歌碑「駅長よ、驚くなかれ。一栄一落が人の世の定めなのです」も建立。 1679年、明石城主5代目の松平日向守信之が社殿を創建し、菅原道真が大宰府へ向かう途路立ち寄ったことから休天神社と命名。
1884年、米国ワシントンでの万国子午線会議において、世界の標準時について取り決めが行われた。 1888年、日本ではこの決定に基づき、東経135度子午線上の時刻を日本の標準時とした。 1910年、標明石郡小学校の教員らが建設費を負担し、子午線通過地識標を建立。 1928年、明石中学校(現在の明石高校)の校庭で、正確な子午線位置を決めるための天体観測(星を観測して経度を決める測量)。
日本の時間はここで決まる
この結果をもとに、大蔵交番(子午線交番)前の最初の子午線標識を移設。 1930年、人丸山に子午線の標識(トンボの標識)。 1933年、神明国道(現在の国道2号)に標識を建立。
アメリカのプロ野球・メジャーリーグで活躍するイチロー(鈴木一朗)。 オリックス・ブルーウェーブ(兵庫県神戸市)に入団、打者五冠王の首位打者・打点王・盗塁王・最多安打・最高出塁率を獲得。 阪神淡路大震災以後、復興を目指す神戸のシンボル的存在して、「がんばろう KOBE」を合言葉にチームを牽引、日本プロ野球史上初となる5年連続首位打者獲得を達成、日本プロ野球史上最速となる757試合目で通算1000本安打を達成、7年連続通算7度目となるベストナイン・ゴールデングラブ賞受賞などの成績を残し、リーグ優勝に導いた。 そんなイチローがオリックスの選手時代、常連客として足繁く通っていたという名店。
イチロー
朝は11時にオープンにも関わらず、10時半には長い行列ができていて、駐車場も満車。 早速、店内に入ってみると、店内の壁面には当時の背番号「51」という数字とカタカナで「イチロー」と書かれたサイン色紙が飾られていて、当時の面影を今に残している。
エビフライカレー丼
名物は、器からはみ出すほどのエビフライと生卵が特徴のエビフライカレー丼が人気で、客の多くが注文する。
スポット内のおすすめ
うどん・そばの専門店でもあるので、エビフライカレー丼と同様に、器からはみ出すほどのエビフライが特徴の海老フライうどん定食も人気メニューの一つ。
カツ丼
さらに、ここだけの話、イチロー選手がよく食べていたのは「カツ丼」であったといい、昔ながらの「カツ丼」も注文。 ご飯の上には、大きなトンカツが乗っていて、ボリュームたっぷり。 小さな蕎麦も追加。
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明石酒類醸造が製造販売する炭酸飲料の一つ「明石さいだー」。 ラベル柄は、明石名物の「蛸&鯛」と「明石焼き(あかし玉子焼きひろめちゃん)ラベル」の2通り。
古来から白砂青松の海岸として知られていた。 また、夏季は、海水浴客でにぎわっていた。 バーベキュー施設、レジャー用品の大型店舗、入浴施設(スーパー銭湯)などで構成。
明石海峡大橋
世界最長の吊り橋として知られる明石海峡大橋は、ギネス世界記録にも掲載された。 本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の始点は兵庫県神戸市であるが、海峡名は明石海峡。 豊富な海の幸が獲れる場所としても知られ、明石市の魚の棚では、新鮮なおさかなが販売されている。
モルツマーメイドII号
1999年、堀江謙一が太平洋横断をした「モルツマーメイドII号」が展示。
テレビやラジオなど、多くのメディアにも取り上げられた人気の名店として知られ、2018年には国生さゆりさんや人気お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さんと蛍原徹さん、アジアンの馬場園梓さんらがテレビ番組のロケーションで訪れた。
安心して
他の一般的なパンとは違い、動物性油脂バター・牛乳・卵を使用していないので、アレルギーを持っている人でも安心して食べることができる。
円広志さんが司会を務める関西テレビの人気番組「ごきげんライフスタイル よ〜いドン!」でも取り上げられ、更なる注目を集めている。
穴子丼
番組で実際に円広志さんが訪れて絶賛したという名物の穴子丼は、器の底にたれがかかっていて、かきまぜて食べるとか。
たこ天ぷら定食
海の幸が豊富な明石名物の蛸を使用した定食があり、だし巻き卵や小鉢がセット。
1911年、当時の明石郡の1町・11村が共同で「明石郡公会堂」として建設。 公会堂周辺は、中崎遊園地として整備。 松並木は中崎海岸の面影も。 設計は東大寺大仏殿の修繕にも携わった加護谷祐太郎。 落成記念では夏目漱石の講演が行われた。 漱石は「成程あれ程の建物を造れば其中で講演をする人を何処からか呼ばなければ所謂宝の持腐れになる許でありませう」と評したという。 その後、菊池寛や佐藤春夫の講演も開催。
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1937年、中崎遊園地に設置された公衆用聴取施設(ラジオ塔)。 ラジオ塔とは、放送事業者がラジオの普及を目的として公共空間に設置した塔。 社団法人日本放送協会(NHK)大阪中央放送局は1930年、大阪府大阪市の天王寺公園旧音楽堂跡に初めて設置。 1931年、奈良市・奈良公園、神戸市・湊川公園に、1932年、京都市・円山公園に設置し、ラジオ受信契約数が100万件を突破したしたことを機に、全国に設置。