
太古の礎を訪ねて橿原
奈良太古の礎を訪ねて橿原
まいどまいど! 奈良県っちゅうたら奈良市内におます平城京が有名かもしれまへんけど、実は橿原市が日本の政治・経済の中心地やったんですね。 現在の日本の政治・経済の中心地は東京でんねんけど、はるか昔の400年代の橿原市には軽島豊明宮が置かれ、政治、経済の中心地となってたんですね。 それから勾金橋宮、田中宮と時を越えて700年頃にここ藤原京が置かれました。 平城京が機能したのは710年から784年の間。 そういう意味では日本の歴史上、橿原市という場所は切っても切られへん、そんな貴重な場所として知られてまんねん。 現在、藤原京は当時の建物はなく、広場として整備され、一部では花畑。 花畑では四季折々の花を見物することができ、見物客でごっついほどにぎわいまっせ。 また博物館が隣接し、藤原京跡について詳しく知ることができまんねん。 ほんでまた、マスコットキャラクターのこだいちゃんとさららちゃんも活躍してるっちゅうことで、橿原神宮や埴輪まんじゅうも絶賛、発信中でおまっせ。 さあ、あんさんも橿原へお出かけしまひょ。
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飛鳥時代、現在の奈良県橿原市と明日香村に存在した都城。 日本史上では最初の条坊制を布いた本格的な唐風都城。 「日本書紀」等には「新たに増した京」という意味の新益京などの名で表記。 676年、天武天皇は「新城」の選定に着手し、「京師」に巡行。 694年、飛鳥浄御原宮(倭京)から遷都し、藤原京が成立して以来、持統・文武・元明の三代にわたって居住。 刑罰規定の律、行政規定の令など日本における古代国家の基本法を、飛鳥浄御原令、さらに大宝律令で初めて敷いた重要な時期。 自給自足できる本拠地から切り離された彼らは、食料や生活物資を外界に依存する日本初の都市生活者となった。
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藤原京跡
藤原宮から北・南方向に朱雀大路、これを境として東側に左京、西側に右京を設置。 708年、元明天皇より遷都の勅が下り、平城京に遷都。 歴史的風土特別保存地区に指定。
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藤原京跡
日本政府は世界遺産登録の前提となる暫定リストに「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」を登録。
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世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の「特別史跡藤原宮跡」を中心とする資料を展示、公開。 藤原京の模型や柱や瓦など出土品を展示。 映像コーナーでは当時の藤原京の様子を再現したCGや人々の暮らしを描いたアニメーションなど。
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奈良県橿原市で活躍するマスコットキャラクター。 こだいちゃんは橿原市総合政策部 観光政策課に所属する橿原市観光PRキャラクター。 飛鳥時代の衣装がモチーフで、わかくさ色の古代衣裳と大和三山(香具山・畝傍山・耳成山)をイメージした烏帽子。 誕生日は694年12月6日の男の子。 趣味はカメラでの写真撮影。 1995年、「藤原京」の創都1300年を記念して開催された「ロマントピア藤原京’95」のマスコットキャラクターとして登場。
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こだいちゃんとさららちゃん
さららちゃんは橿原市魅力創造部 観光政策課に所属する「新橿原市観光PRキャラクター。 名前は日本最初の都・藤原京を創った持統天皇の幼名「うののさらら」に由来。 特徴は、背中にある市章の金の羽 誕生日は694年12月6日の女の子。 時空を超えることができる不思議な能力を持つのが特徴。 特技は星占い、空中散歩、競技かるた名誉初段。 好きな食べ物は蘇(古代チーズ)、甘酒。
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畝傍山の東麓の南側に鎮座する神社。 畝傍山東麓の北側は神武天皇御陵で東側は奈良県立橿原公苑として整備。 1890年、初代天皇の神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命を祀る神武天皇の宮(畝傍橿原宮)の地に、明治天皇により官幣大社として創建。
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橿原神宮
1940年、昭和天皇が行幸し、秋には日本各地で紀元2600年奉祝式典が挙行。 2016年、第125代天皇明仁とその皇后美智子が参拝、神武天皇二千六百年大祭が行われた。 2018年には銅鏡「橿原の杜」及び鏡箱を神宮へ贈った。
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埴輪まんじゅうは1940年に誕生して以来、大和の名物として親しまれてきた。 まんじゅうには、埴輪を模っていて、中にはあんこがぎっしり。 奈良県橿原市にある橿原オークホテルやその他お土産の専門店などで販売。