【屋久島】世界遺産の森を歩く!縄文杉🌳日帰りトレッキング・荒川コース
鹿児島【屋久島】世界遺産の森を歩く!縄文杉🌳日帰りトレッキング・荒川コース
深い緑に覆われた屋久島の森は、ユネスコの世界自然遺産に登録されています🌳 樹齢数千年を数える巨木をはじめ、ジブリ映画「もののけ姫」のモデルになったとされる苔むす森、屋久島でしか見ることのできない固有種の数々など、自然の神秘を感じる見どころが盛り沢山です🤩‼️ 希少な動植物が多数生息することから「東洋のガラパゴス」と称される屋久島。 世界遺産の森には、一体どんな魅力が隠されているのでしょうか? ここでは、屋久島No.1の知名度を誇る人気スポット「縄文杉」を日帰りで訪れるプランをご紹介します💁♀️ 朝早い時間帯に出発すれば、初心者でも無理なく踏破できるコースなので屋久島を訪れる観光客にとても人気があります。 途中にある見どころに寄り道しながら、ご自分のペースでゆっくりと森林浴&トレッキングを楽しみましょう‼️ 【所要時間と距離】 往復約22kmを約8〜10時間かけて歩きます🚶♂️ 【持ち物】 リュック・セパレートタイプの雨カッパ・トレッキングシューズ・ヘッドライト・飲み物・お弁当 【あると便利なもの】 帽子・日焼け止め・サングラス・ゴムアイゼン(冬限定)
このプランの行程
このプランのスポット一覧
縄文杉を日帰りで訪れる多くの人がトレッキングの拠点として利用する登山口です。 荒川登山口の他にも、白谷雲水峡や宮之浦岳方面からアクセスできますが、日帰りでアクセスするには相当な体力を必要とするため、オススメしません🙅♀️
5:00 荒川登山口に到着
2020年12月22日 宿泊していた屋久島グリーンホテルを午前4時頃出発しました🚗 荒川登山口に到着したのは、約1時間後🕟 周辺には駐車場がありますが、あまり大きくないのでレンタカーでアクセスする場合はなるべく早めに行動することをオススメします💁♀️(3〜11月はマイカー規制のため、駐車場は屋久杉自然館) また、個人で入山する方は事前に必ず登山届けを提出して下さい‼️
12月は荒川登山口行きの路線バスも運行
▼荒川登山口行の路線バス🚌(12/1〜2/28) 運行区間:安房〜荒川登山口 運行本数:1日 1便 乗車料金:片道820円 所要時間:約41分 運行会社:まつばんだ交通
冒険心をくすぐるトンネルを抜ける
荒川登山口から入山して、まず初めに現れたトンネルです👀 内部は電灯で照らされているため明るいですが、この後の登山道は灯りが一切なく真っ暗なのでヘッドライトや懐中電灯など辺りを照らせるアイテムを忘れずに‼️
高所恐怖症の人は注意
荒川登山口を起点とするトレッキングでは、コースの約7割が傾斜の緩やかなトロッコ道です。 トンネルを抜けた先には橋が2つあり、そのうち1ヵ所はご覧のような手すりの無い橋となっています😅 ここから落ちる人は滅多に居ないそうですが、それなりに高さがあるため高所恐怖症の人を同伴する場合は気を付けて下さい🙏
計50枚の番号札を辿る
トレッキングコースの途中には、このような黄色い番号札があります。 ちなみに、縄文杉は50番です⭐️ これがあればゴールまでどれくらいの距離があるのか、なんとなく把握できますね🙂
樹齢約2,000年で倒れた杉の幹の上で育った2代目が約1,000年後に伐採され、さらにその切り株の上で新しい杉が生き続けているとされる生命力溢れる樹木です🌿✨ 現在見られる杉の推定樹齢は約500年以上で、幹周り4.4m・樹高は38mであるとされています😇
樹木の形状に注目
明るくなってきました🌅 まだ若干薄暗いのですが露光を強めて撮影しましたよ📷 シーズン期間中(4〜10月)であれば、この場所に着く頃にはもう明るいと思います😇 三代杉の面白いところは、その形状です‼️ 屋久島では、このように切り株の上に新たな命が宿ることを「切株更新」と呼ぶそうですよ🌳 肥大な根の下にある大きな空洞は、初代が朽ち果てて出来たといわれています。
緩やかな傾斜が続くトロッコ道の終点にあたるポイント。 この先は勾配がややキツい登山道が約3kmほど続きます🚶♂️💦 橋を渡ったところに循環式のトイレが設けられているので、念のために立ち寄っておきましょう🙆♀️
トイレ休憩のついでにストレッチ
大株歩道入口には、無料で利用できるバイオトイレがあります。 常に水が循環し続けているトイレなので、流す必要はないですよ。 ここから縄文杉へと向かう途中には、携帯トイレ用のブースがあるのみとなっているため、心配な方はあらかじめ携帯トイレを購入しておくと良いでしょう🙆♀️
トロッコ道の終点にある橋が目印
「トイレを見逃したらどうしよう」と思ってしまった方‼️‼️ トロッコ道の終点はT字路になっていて、右手に階段、左手は橋になっています。 公衆トイレは橋のすぐ向こう側なので、見失うことは無いと思いますよ😌
ここから先は階段がメイン
大株歩道入口から縄文杉までは足元がしっかりと整備されているものの、やや傾斜がキツい場所がいくつかあるので、無理せずゆっくりと進みましょう🚶♂️ 人によりますが、体力的に自信のない方はトレッキングポールがあると少し楽になると思います。
下から見上げるとハート型の空洞が見える巨大な切り株です❤️ その大きさは周囲13.8m、推定樹齢は約3,000年を超えるそう😳 この木は、今から約400年ほど前に京都の方広寺を建てるために伐採されたといわれています。 切り株の中には実際に入ってみることができるので、ぜひハートの窓を覗いてみて下さいね🥰
憧れのウィルソン株で記念撮影
近いようで遠い絶景スポットであるウィルソン株🌿❤️ 国内の観光地である屋久島ですが、私が住んでいる仙台からアクセスするには片道だけで国内線を3便、屋久島空港から荒川登山口まで車、さらにそこから歩いて数時間という・・・ アクセスが大変な分、ウィルソン株を見れた時の喜びも一入でした🥺💕💕💕
奇跡のハートに感動!
切り株の中はとても広かったです! 見上げた先には奇跡のハートが❤️ 広角レンズで写真を撮ると、奇跡のハートと一緒に写真が撮れますよ📷
標高1,190m地点の急斜面にそびえる、高さ24.7mの巨木‼️ 縄文杉の存在が知られるまでは「最大の屋久杉🌳」として親しまれていたそうです。 推定樹齢は約3,000年で、縄文杉に引けを取らない存在感を持ちます😆
圧倒的な存在感!
ウィルソン株を過ぎて約45分ほど歩くと、大きな屋久杉が見えてきます🌳 縄文杉と同様に存在感たっぷりなのですが、より間近で眺めることができるので、実際は大王杉の方が迫力がありますよ。
大王杉を超えたらゴムアイゼン装着
屋久島といえば、奄美大島や沖縄のような南国で雪が降らないイメージがありませんか🏝? 私が訪れたのは12月中旬だったのですが、大王杉以降には雪が積もっていました⛄️❄️ 屋久島では沿岸部と山岳地帯の気温差が10度以上あります‼️ 標高が高い場所では雪が積もって、足元が凍ることもあるので冬場に訪れる方は気を付けて下さいね。
約3mほど離れた2本の杉が互いに手を繋ぎ合っていることから夫婦杉と呼ばれています👨👩👧 2本とも同じ高さの木に見えますが、実は左側の妻の方が推定樹齢が500年ほど長いそうですよ👀💕
夫婦杉が見えたらゴールはすぐそこ
夫婦杉(めおとすぎ)は少し見逃しやすい場所にあるため、注意が必要です。 立て看板が見えたら、すぐ左側に広がる自然の中を覗いてみて下さい👀 仲良く手を繋ぎ合っている杉が2本立っているのが見えるでしょう🌳 杉は癒合しやすい植物であり、複数の木が根元から合体している姿はよく見られますが、夫婦杉のように高い場所で繋がっているのはとても珍しいそうですよ。
- アプリで地図を見る
「屋久島観光のハイライト」として不動の人気を誇る、縄文杉🌳 現在確認されている中では最大の屋久杉であり、推定樹齢は約2,170~7,200年とされています🥺 縄文杉という名は、岩川貞次氏が昭和41年に「縄文時代からの生きた化石」であると紹介したことに由来しているそうですよ。
縄文杉に到着!
黄色い番号札...48、49、50‼️ 所々休憩を挟みながら片道約6時間かけて遂にゴールです🥳🎉 いや、まだ折り返し地点に過ぎないのですがもうゴールした気分です🤣🤣🤣
縄文杉周辺には展望台が3つ
縄文杉周辺には、正面および左右の計3ヵ所に木製の展望台が設けられています。 荒川登山口から縄文杉までの道のりは、携帯の電波がほとんど通じないのですが、この辺りは少しだけ繋がります😃 展望台付近であれば、連絡できると覚えておくと緊急時にも慌てずに済みますよ🌱 帰りは来た道を辿るだけなので簡単ですが、足元に雪が積もっていたり、凍っていたりする場合は十分に注意して下山することを心がけましょう。