みちのくの小京都『角館』定番旅のすゝめ
秋田みちのくの小京都『角館』定番旅のすゝめ
みちのくの小京都として知られる「秋田県仙北市 角館」。初めての秋田旅行ならこの地を抑えておくのがテッパン。もちろん、2度目、3度目…何度でも訪れたくなる場所。春夏秋冬様々な顔を見せてくれるのも素敵。春は桜の名所として東北でも有数の観光地。夏は新緑が美しく勇壮なお祭りがある。秋は紅や黄に染まる木々が美しい。でも、今回は「冬」に旅することをお勧めしたい。 300年以上も前の街並みを今に残す場所は、冬。アスファルトが雪に覆われ、より一層、当時の姿へと近づくから。
300年以上も前の町割りを現代に残す「角館」。武士が住んでいた武家屋敷通りは当時の武士たちの暮らしぶりを今に伝えています。また、建物の造りには東北ならではの雪に対する工夫を見られます。江戸の人たちの知恵と暮らしがわかる町です。 【石黒家(写真)】 代々、勘定方を努めた武家屋敷通りの中でも位の高いお家です。一般公開されており、現在の当主直々に説明してくれることも。
小田野家
杉田玄白の「解体新書」は教科書に載っているため誰もがご存知かと思います。あの有名な表紙を書いた人をご存知ですか?「小田野 直武」という人で、こちらの小田野家と縁のある人なんですって!
河原田家
「電話一番」と表札の下に掲げられている「河原田家」。武家屋敷通りで一番最初に電話がとりつけられた家だとか。座敷は書院造りの典型的な造りをしており、教科書を実際の目で確認することができます。
青柳家
3,000坪の敷地には、東北ならではの特徴を持った蔵があり、門の前には江戸時代ならではの名残があります。武家屋敷の建築様式を今に伝える非常にまとまったつくりです。
武家屋敷通りの中にある「岩橋家」。12月~3月までの金・土・日・祝日・振休①11:30~②13:30~の1日2回「冬がたり」が行われています。『かくのだて歴史案内人組合』の人が地域の歴史や雪国の昔の暮らしについて、秋田弁でお話してくれます。おやつ付きで無料!秋田弁は、方言がわからない人でも理解できるように易しめで話してくれますよ!
岩橋家
実は、「冬がたり」期間以外は一般公開していないお屋敷です。そんな場所に入って、しかも座ってお話を聞くことができるなんて!冬だけのプレミアムな企画♪
「樺細工」は桜の皮をコテをつかって曲げたり形成して作られる角館の伝統工芸品です。地元秋田の多くの家では茶筒が一般的に使用されています。最近では人々の暮らしに密着するため様々な進化を遂げています。
樺細工伝承館
樺細工の歴史を伝える資料館。中では、樺細工づくりを生で間近で見ることもできます。 お土産コーナーもあるので、気に入ったものを買って帰ることも!
今年出来たばかりのスポット。1階はお土産販売&軽食スペース。2階はバイキングのレストラン。バイキングは「地元産」と「野菜」にこだわった、ヘルシー&健康志向のバイキングです。お野菜の想像つかない食べ方や新しい調理方法が勉強になります!!
地元でベストセラーを誇るかりんとう。かりっとする定番タイプから少し柔らかめのソフトタイプ、ぴり辛タイプと様々な種類があります!買って行く相手を思い浮かべて選んでみるのも面白いかも!?
小豆粉を型打ちした伝統菓子「もろこし」。最近では焼かない「生もろこし」も登場しています。秋田では昔からお茶請けとして食べられてきました。煎茶にピッタリ!「生もろこし」は牛乳やコーヒーにも合うので、女子のおやつにもピッタリですよ!
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