Niterói Contemporary Art Museum(ニテロイ現代美術館)
Bistrô Mac
Macquinho
Teatro Popular(ニテロイ市民劇場)
Memorial Roberto Silveira(ロベルト・シルベイラ記念館)
Fundação Oscar Niemeyer(オスカー・ニーマイヤー財団)
Museu Petrobras de Cinema(ペトロブラス映画博物館)
Praça JK(JK公園)
Ponte Presidente Costa e Silva(ニテロイ橋)
Praça XV(プラサ キンゼ)
Estação Araribóia
RESTAURANTE OLIMPO
ニテロイ現代美術館に行かなくちゃ
海外ニテロイ現代美術館に行かなくちゃ
リオ・デ・ジャネイロに行ったら、ブラジルが生んだ天才建築家オスカー・ニーマイヤーの代表作の1つニテロイ現代美術館に行ってみてください。リオ市街から反対岸に行かなければなりませんので、世界一美しい港とも言われているリオ・デ・ジャネイロの景色を見ることができる船でいくのがよいでしょう。自分は色々面倒なのでタクシーで行ってしまい結構な値段になってしまいましたが、全長13kmという世界有数の長大なブリッジ、リオ・ニテロイ橋を渡るってのも良かったです。 ちなみにニテロイには他にもニーマイヤーの作品がたくさんあります。なので、実は全部まわろうとすると一日仕事です。ニテロイのニーマイヤーの旅で全部をまわるオススメのルートは、 ①Praça XV→②Estação Araribóia→③Praça JK→④Cominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)→タクシーで⑤Museu Petrobras de Cinema→タクシーで⑥MACとMacquinho→タクシーで⑦RESTAURANTE OLIMPO→Charitasから⑧Praça XV ですが、⑤を飛ばせば④から⑥はバスも出ています。
ブラジルが生んだ天才建築家オスカーニーマイヤーの代表作の1つニテロイ現代美術館です。企画展がメインなので、展示内容はその時々の話しですが、何よりも建築を楽しんでいただければと思います。 ニーマイヤー的には花をイメージしたそうですが、海岸に不時着したUFOとか言われていますね。
中から
リオの美しい海岸線が窓の美しいラインに浮かび上がる構造になっています。
全景
Macquinhoの方からみるとこんな風に見えます。
展示
企画展が中心ですが、内側は外が見えない閉鎖構造で外側が湾を見渡す窓の構造です。階段を上がると2階があってそこにも一周展示がありますがそこは窓無しです。。
ニテロイ現代美術館の中にあるレストランです。池の方に行くと地下に降りる階段があるのですが、その先がレストランになっています。レストランとしてはいわゆる地中海料理っぽいのですが、ワインも含めて結構美味しかったです。ニテロイ現代美術館に行くなら是非このレストランで食事をしてオスカーニーマイヤーとの時間を堪能してください。
スラム街であるファベイラのすぐとなりにあることもあって、社会的弱者を救済するための施設で、無料のコンピューターや無料の収録設備などが提供されたりしています。観光客も立ち入ることも出来ますので、説明を求めると色々説明してくれます。
ニテロイ市民劇場です。ニテロイ側の港Araribóiaから15分から20分くらい歩くと到着します。2007年に出来たもので、この辺りにニーマイヤー建築を並べて観光名所にしようというCominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)プロジェクトの一環のものです。
スロープ
ニーマイヤー建築はスロープを特徴としたものが多いのですがこちらも御多分に洩れずにスロープが特徴になっています。
壁面スケッチ1
ニーマイヤーのスケッチがそのまま壁面になっています
壁面スケッチ2
こちらもスケッチがそのまま壁面に。
反対側
反対側からの景観です。ちなみに写真左の赤い部分は開閉式になっており、外側に向けた舞台とすることも出来野外演奏演劇も可能になっています。
夕陽
こんな夕陽も観れたりします。
Cominho Niemeyer
Cominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)計画の全貌はこのように5つの建物からなりますが、両端の2つはできてません。ちなみに他のパターンもあるようなのでこれが計画の全貌と言って良いかはわかりません。
ロベルト・シルベイラ記念館は、文化、教育、科学領域の施設で、元リオ州知事でニテロイ市に貢献した故人Roberto Silveira氏の名が付されています。Cominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)で、2つ目の建築です。
オスカー・ニーマイヤー財団の建物です。この地域はCominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)としてニーマイヤーの建物を観光資源にしたプロジェクトの対象地域です。
上から見ると
本当に独特の形状ですね。ニーマイヤーは建物へのアプローチに特徴があるものが多いですね。
オスカー・ニーマイヤー
ブラジルの巨匠建築家。ジュセリーノ・クビチェッキ大統領との結びつきが強く人工都市首都ブラジリアの建設で知られます。 ちなみにニーマイヤーは、共産主義者で、ブラジルが軍事政権だった1960年代はフランスに亡命、仏共産党の活動をしていました。その関係でキューバのカストロ議長とも親交があります。国家を揚げての首都移転計画に関与したりしたのもそんな共産主義の影響があるかもしれません。
ブラジリア建設
人工都市首都ブラジリアは国家的な大ブロジェクトとしてニーマイヤーが指揮して作られた街です。翼を広げた鳥のような形状の市街にニーマーヤー建築がちりばめられています。まさに建築博物館のような街で建築好きは是非行きましょう。写真は国会議事堂でもちろんニーマイヤー建築です。
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Cominho Niemeyer(ニーマイヤー通り)からは少し離れますが、ニテロイ現代美術館との間にもう1つニーマイヤー建築があります。ペトロブラス博物館で、ブラジルの映画博物館です。5つのシネマにレストランやカフェを併設していて、映画祭などが開催されたりもするそうです。
こちらはジュセリーノ・クビチェッキという大統領の名前を冠した公園です。ジグザグの屋根の着いた部分が特徴で、移動の通り道でみれます。ジュセリーノ・クビチェッキはブラジリア建設を主導した大統領でそれをオスカーニーマイヤーにゆだねた人物でもあり、その名を冠した公園もニーマイヤーの建築というあたりがいいですね。
ブラジルのリオデジャネイロのグアナバラ湾に長大な橋でリオ市街からニテロイに向かう時に通ります。全長13,290 mの箱形桁橋で正式名称は建設を命令した大統領の名からPonte Presidente Costa e Silva(プレシデンテ・コスタ・エ・シルヴァ橋)となっています。帰りは渋滞するので結構時間かかりますし、タクシーだと結構な値段になりますので、船がオススメかもしれません。 こちらはニーマイヤー建築ではありません。
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