
陶器の町「多治見」で陶器の器を大人買い!
岐阜陶器の町「多治見」で陶器の器を大人買い!
多治見といえば「美濃焼」の産地。美濃焼と言えば「織部」。織部といえば「古田織部」。 この一帯は古くから瀬戸と共に陶器に適した土が出土された関係で陶器関連産業が発達した地域。 現在でも陶器関連の工場が非常に多い関係で多治見では年に一度4月に「多治見陶器まつり」が開催され、 様々な陶器がお値打ち価格で販売されることから、陶器ファンが集う大イベントなのであります。 また毎年10月には「美濃焼まつり」が開催されます。 今回は「陶器の町多治見」と「その周辺ドライブ」がテーマ。 案外見所いっぱいの地域です。 ※2018年のたじみ陶器まつりは4月7日(土)・8日(日)に開催です。
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毎年4月初頭の土日に開催される。メイン会場は多治見市役所のオリベストリート。ありとあらゆる陶器がお得価格で販売される。探せば探すほどオモシロい陶器が見つかるが、真剣に「買い」に行くなら初日一番を狙うと超お買い得品に巡り会えるのでオススメ。会場はメイン会場の他に「多治見駅前サテライト会場」、その間にある「ながせ通り」の3箇所。現地に駐車場は無いに等しい為、土岐南多治見インター近くの無料駐車場を利用し、無料シャトルバスによって会場入りする。手荷物は必ず重くなるので予め持ち手が丈夫なバッグやキャリー等の対策を。 ※駐車場が変更になりました! 通い続けて5年目となる2016年のレポートはこちらへ→
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オリベストリートあたり
左の写真はまだ早い時間なので人が少ないように見えますが、昼近くになると動けないほどの人で溢れます。
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オリベストリートでは
道の超側に陶器のお店がずらりと並び、とにかく迷います。あらかじめ必要な陶器の種類を決めておかないと大変なことに。
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どちらを見ても陶器でいっぱい
販売エリアの中でも特に創造館から東側。本町6交差点に近づくほど、デッドストックやほんの僅かのエラー品等の激安陶器があります。最近はコンビニ袋詰め放題で500円とか、売るというより「もってけ」といった感じ。
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美味しいグルメもいっぱい
なんじゃこれ?と思ったら、鶏肉と餅を交互に刺した串を揚げてあるのです。これが意外と絶品。その近くにあった明宝フランクはボリュームたっぷりで大満足間違いなし。
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交番に見えない
建物に「KOBAN」と書いて無ければ誰も交番に見てくれないですよね。本当です、マジに交番なんですから。
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トイレスポットはここで
土岐川の多治見橋脇にひときわ目立つ建物。トイレを利用したい時とか、ちょっと座りたいなと思う時はこの建物1階がオススメ。夏でも涼しくて清潔です。
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このキャラは確か・・・
モーニング誌連載の「ひょうげもの」じゃーなかったっけ。もじって「ひょうげみの」ってか?
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こちらの会場は陶器だけではなくいわゆる「ハンドクラフト」をテーマに出品されている。大小数々の丁寧に手作りされたアクセサリなどの小物を展示した店が道路の両側びっしりと並び、順に見てると全然飽きません。じっくり見てると物欲がムクムクと湧いてきて仕方ありません。商店の中には軽食の店や休憩所もありますのでのんびりどうぞ。
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木工細工
面白かったのが木工細工の店。動物を型どった椅子や小物が安心価格であったのでつい購入してしまいまいた。
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何故カッパなのか
ところで、この地方は何故カッパなのでしょうか。ゆるキャラもカッパだし。頭の「皿」が陶器ってことなのでしょうか。
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商店街全て遊歩道
岐阜駅前から土岐川に続くながせ商店街は全面車両通行止めになっているので安全です。
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クリエーターズマーケットのアーケードをくぐり抜けて左側に人気のお好み焼き屋さんがあります。狭い店内はほぼカウンターのみ。常連さんでがっちり固められているため新参者はなかなか入りにくい感じですが、何とか入りましょう。
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たこ焼きが絶品
並んでたので買えないかと思いましたが、意外に早く買えたのは雲が良かったです。カリカリふわふわアツアツで超美味しい。
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お昼でたまたま入った店がココ。いわゆる和食の店。まつりのイベント当日は人が多いためメニューの種類が限定されていました。早目の時間に入ったので余裕で座れましたが、帰りに見るとずらり並んでました。昼食は早めの攻略が基本かと思います。
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注文したのは海鮮ちらし
これならある程度作り置きできるもんね、とは決して考えてはいけません。2階のいい席が取れたのでのんびりしてしまいました。
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たじみ焼きそばが気になる
たじみ焼きそばってなんだろう。目玉焼きが乗ってるということなのだろうか。
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どてめしが500円!
「どてめし」がわからない方は調べましょう。ちなみにこの地方で使う味噌は米ではなく豆の赤味噌です。食べたことありますか?
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うなぎ丼弁当が1500円
昼前からいい香りを振り撒いていました。昼時にはお店の前で弁当が発売されます。
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道を歩いていてたまたま見掛けたお店。早い話がおにぎりやさんです。おにぎりは注文してから握ってくれてご飯が超アツアツで触れないほど。店の前の椅子で食べようとしてその熱さに驚きました。いったいどうやって握っているのでしょう。
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目に入ったのはこの看板
看板の瀬戸焼きそばに興味があって入ってみたらおにぎりやさんだったワケです。モチロンやきそばも美味しかったです。
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おかずやデザート系も
食べごろサイズのおかずセットやおつまみ、デザート系もお手頃価格で購入できます。
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まつりといえばつまみ食いですよね。歩いていて見つけたものはもれなく頂くようにしています。ただし、一人で食べるとすぐ満腹になりますので、二人でシェアして丁度いいくらい。わざわざ昼食にしなくてもいつのまにか満腹です。
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五平餅
素朴な感じの五平餅はオリベストリートで購入。ベンチとお茶も用意されていてほっとします。
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じまんやき
ながせ通り駅側端にあったお店。早い話が大判焼き。常時行列が絶えない人気店のようです。
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次回はこちらでもも焼きを
今回は止めましたが、店頭で焼いているもも焼きがすっごく気になりました。次は食べてみたいと思います。
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定食が意外とリーズナブルに食べられる喫茶店。店内は昭和の雰囲気満点ながら居心地が良いのです。近くのサラリーマン憩いの場ですね。
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陶器まつり当日は店頭でお菓子を販売しています。桜餅も美味しいし、どれも捨てがたいのですが、猫のどら焼きがカワイイ。
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クリエイターズマーケットアーケードの南側にもアーケードが続いています。その辺りは地元色が非常に濃い地域で、足を踏み入れると普段のアーケードの姿を見ることが出来るかと思います。しかしよく見ると掘り出し物がありますので見逃せません。
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懐かしいお菓子のケース
今では袋詰にされていますが、かつてはあられなどのお菓子がびっしり詰まっていて、量り売りで買ったものです。今ではあまり見られないケースです。
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適当に路地に入ってみたら異次元空間でした。果たして夜になったら営業してるのでしょうか。どなたか確認よろしくお願いします。
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南北貫通できる路地
昼間に見ると何の問題ないのですが、夜見たらどんな空間なのでしょう。宇宙空間に繋がってるかもしれません。
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たじみ陶器まつりの当日は、現地近くには駐車場がありません。車でお越しの際は指定駐車場(無料)からシャトルバス(無料)が出ています。場所が会場入から少々離れているので分かり難いかもしれませんが、地図を見て何とか探してください。
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たじみ陶器まつりと同時期に開催されるもう一つの陶器まつりです。たじみ陶器まつりは主に陶器の販売元がメインなのに対し、市之倉では窯元製造直販という違いがあります。市之倉に行くには直接お車利用、もしくは多治見駅前より無料のシャトルバスが運行されています。たじみ陶器まつりと合わせるとそれこそ一日中多治見漬けになること間違いなし。あとは購入した陶器を持って歩く体力とよくご相談を。 ※市之倉にチョイ行ってみた日誌はこちらへ→
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窯元めぐり
市之倉一帯は1000年の昔から陶器を焼いていた集落で、点在する窯元を実際に巡ることが出来、それぞれの窯元でオリジナルな陶器を実際に見て購入することが出来ます。
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窯元自慢の器がずらり
見て回ると窯元ごとに得意分野の違いが見て取れます。お気に入りの陶器が見つかったらその場で購入しないと他では手に入りません。
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真剣に巡ると一日がかり
当日公開されている窯元を歩いて巡るだけでも恐らく2時間近くかかります。じっくり見ているともっと時間が必要です。巡回バスが運行されているので上手に利用するといいです。
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販売店もあります
窯元とは別に通常の販売店もあり、超高級品も展示してありますが、その他にもよく見ると驚きの価格で販売しています。※無料コーヒーあり
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半端物がお買い得
良いなと思うと数が3個だったり、現品限りだったり。とにかく数が半端なのが玉に瑕ですが、これらが驚きの価格で出ています。気に入ればラッキー。
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陶祖祭メイン会場
順序が逆ですが、こちらが陶祖祭メイン会場。様々なお店やイベントが出て賑わっています。お時間がない場合はこちらだけ巡るのもいいかも。
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名古屋と岐阜に「味噌カツ丼」、長野県伊奈に「ソースかつ丼」、そして岐阜県土岐市には「テリカツ丼」があるのです。テリカツ丼とはつまり、トンカツにテリヤキソースを掛けたカツ丼。ソースがトンカツとその下のキャベツやご飯に染みると旨いんだコレが。
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外観は昔ながらの食堂
駐車場は道路向かいに数台分。基本的に店頭の料理サンプルがあるような近所の方が入る食堂ですね。
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Aランチもオススメ
ハンバーグ、魚フライ、クリームコロッケがバランスよく入ったAランチもオススメ。ちなみにランチは内容によって価格が違うA~Gのランチがあります。
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観る者を魅了する非常に美しいと言われる永保寺は虎渓山の北側に位置しています。虎渓山からも通路があって行けますが、近くにきちんと駐車場があるので無駄なことはしないほうがいいです。境内には国宝観音堂や開山堂をはじめいくつかの院があり、かつては虎渓山も全部境内だったのではないでしょうか。(※勝手な想像)
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庫裏の正しい玄関
一番目立つ建物。屋根が高く巨大。手前は名物の銀杏の木ですが、写真の時期がたまたま初春なのでまだ丸坊主です。
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真紅の門
朱色が鮮やかな門がある保寿院。境内には藤があり季節になれば綺麗なんでしょうね、きっと。
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駐車場横の茶屋で休憩
駐車場の脇には茶屋が営業してます。広い境内を歩いた後にちょっと一息できます。甘いものはいかがでしょう。
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虎渓山
教会と永保寺に間にある小高い山。最初ここが永保寺の入口かと来てみたらキッチリ違ってました。頂上部には公園があり夜景をが綺麗かも。ちなみに左の写真にはちょいと秘密がありますが、あえて教えません。
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ずらりと並ぶ弘法様
虎渓山の道路にはずらりと弘法様が並んでいます。のぼりに「南無大師金剛」とあることからもしかすると「八十八カ所」があるのかも。
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「定光寺(じょうこうじ)といえば、名古屋の遠足の定番。JR中央線一本で行けるというお手軽さからか、専ら電車でした。この定光寺駅、冷静に考えるとすっごい位置に駅があります。両側を長いトンネルに挟まれた崖の上にホームが張り付いている怖~い駅なんです。更に定光寺には「旧トンネル」が存在し、上にURLを出しておきましたが、不定期に探検隊が行われ旧トンネルを探索出来るようです。
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実は絶壁の駅
下りホームはまだしも、上りホームは完全に空中にあります。上から見ても気が付きませんが、下から眺めて初めてその恐ろしさがわかるかと思います。
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まるで地底トンネル
ホームに跨線橋など設ける隙間はありません。其のため出入口に向かう通路は長いトンネルになっています。かなり不気味。暗い夜には通りたくない感じ。
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陶器だけでは物足りないという貴方はこちらへどうぞ。実は多治見陶器まつりの指定無料駐車場は土岐プレミアムアウトレットのすぐ近く。高速道路で来た場合、土岐南多治見インターで降るとアウトレットの前を通過していくのです。帰り際にちょいと立ち寄って買い物。よろしいのでは。