かぐや姫!?鈴虫の鳴く寺院で聞く説法
京都かぐや姫!?鈴虫の鳴く寺院で聞く説法
まいどまいど! 日本にはぎょうさんの神社、寺院仏閣がおますねやけど、神社で宮司さんや寺院で和尚さんなどから「話を聞く」機会って経験ありまっか? たとえば、一年に一度の初詣の時、何かお願い事・感謝をするとき、お墓参りなどに行く機会があるかとは思いますが、ここ鈴虫寺という愛称で親しまれている華厳寺では年中、鈴虫が飼育されているため、いつでも鈴虫の鳴き声を聞くことができ、併せて僧侶の説法に耳を傾けることのできる場所で老若男女問わずえらい人気を集めてはんねやとか。 また周辺には一休宗純ゆかりの竹の寺や酒ゆかりの松尾大社、電波や電気などと深い縁のおます電電宮など、おもろいスポットがいっぱい。 特に松尾大社は霊水の神としても知られ、境内には酒に関する資料館も併設。 全国的に珍しい神社として知られておます。 また、電波や電気の神様として知られる電電宮では電気研究者の代表・エジソン、電波研究者の代表・ヘルツの肖像も建立され、こちらも全国的に珍しくかつ異様な雰囲気。 ぜひともここで、電気自動車・ハイブリッドカーの電気システム安全祈願、SDメモリーカードのお守りを手に入れてみてはいかがでっしゃろか。
江戸時代、皇族の八条宮の別邸として創設。 離宮とは皇居とは別に設けた宮殿の意。 1883年、「桂別業」と呼ばれていた。 回遊式の庭園は日本庭園。 書院は書院造を基調に数寄屋風を採用、庭園には茶屋が配されている。
山号は衣笠(藤原)家良に由来する衣笠山。 院号は地藏院。 宗派は臨済宗天龍寺派。 本尊は地蔵菩薩。 1368年、歌人の藤原家良(衣笠内大臣)が山荘を造営していたが室町幕府管領を務めた武将の細川頼之が尼僧妙性から土地を買取り、寄進したことにより創建。 開山は、碧潭周皎(宗鏡禅師)、夢窓疎石。 開基は細川頼之。 別称、竹の寺。 細川頼之は宗鏡禅師により碧潭周皎に帰依して出家。 南北朝時代、勅願寺となったが、応仁の乱の兵火により伽藍を焼失。 一休宗純は出家前、母と共に当地で過ごした。 方丈庭園は平庭式枯山水庭園で通称、十六羅漢の庭。
昭和時代、竹工・長野清助氏が金閣寺を模した竹の御殿として建設。 竹取物語の舞台とも言われ、周辺には竹林が広がっている。 願い事を書いた色紙で折鶴を折り、安置されたかぐや姫像に捧げると、願い事が叶うという。
きつね、山菜、わかめなど、うどん・そばを中心とした単品、定食が味わえる。
うどんとデザート
デザートには、みたらし団子、わらび餅など。 ドリンクには抹茶、コーヒーなど。 店内はテーブル席、座敷。
うどんとデザート
これまでに多くのメディアに取り上げられ、店内には多くのサイン色紙が飾られていた。
山号は妙徳山。 宗派は臨済宗。 本尊は大日如来。 境内では先代住職によって年間を通じて鈴虫を飼育していることから通称、鈴虫寺。 温度管理が徹底しているため年中、成虫が鳴いているという。 1723年、平安時代に源義家の後裔の延朗上人によって建立された最福寺の旧地に創建。 開基は学僧の鳳潭 わらじを履いた幸福地蔵は願い事を一つだけ叶えるという。
おもてなし
僧侶による茶菓のおもてなしと約30分の説法が有名。
祭神は、大山咋神、中津島姫命、市杵島姫命。 松尾山の磐座で祭祀が催される。 701年、文武天皇の勅命を賜わった秦忌寸都理が勧請して社殿を建立。 古代から渡来系氏族の秦氏により氏神として奉斎、平安京遷都後は東の賀茂神社(賀茂別雷神社・賀茂御祖神社)と共に「東の厳神、西の猛霊」と並び称され、西の王城鎮護社に位置づけ。 平安時代、一条、後一条、後朱雀、後三条、堀河、崇徳、近衛、後鳥羽、順徳ら各天皇が神宝奉納や祈願に参拝。 現在、酒の神として信仰され、醸造家らによる酒樽の奉納も。 日本庭園の松風苑では、上古の庭、蓬莱の庭、曲水の庭という3種類の庭園で構成。
湧水の泉「亀の井」
多くの神像を有し、男神像2躯、女神像1躯の計3躯が国の重要文化財に指定、16躯が京都府指定有形文化財に指定。 神使は亀。 湧水の泉「亀の井」の水は腐敗しないといい、醸造家らが酒造過程において使用するという。 松尾神は大堰川を遡って丹波地方を開拓するにあたり、急流では鯉に、緩流では亀に乗ったという。
「おいで」「おかえり」
松尾祭の神幸祭と還幸祭は「おいで」「おかえり」と称され、別名、松尾の国祭とも。
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松尾大社境内に位置する博物館。 松尾大社とお酒との関わりや歴史を中心に展示・公開。 また、酒造りに必要な工具の他、神事で使用された能面などが展示。 その他、施設内では漬物の販売も。
山号は智福山。 宗派は真言宗五智教団。 本尊は虚空蔵菩薩 別称、虚空蔵法輪寺、嵯峨虚空蔵、嵯峨の虚空蔵さん。 奥州会津柳津の円蔵寺、伊勢の朝熊山の金剛證寺と並ぶ日本三大虚空蔵の一つ。 713年、行基は元明天皇の勅願により、国家安穏、五穀豊穣、産業の興隆を祈願する葛井寺として建立。 空海の弟子・道昌が虚空蔵菩薩像を安置、寺号を法輪寺と改称。 室町時代、応仁の乱により罹災。 1864年、再建後、禁門の変により罹災。 古くは「今昔物語集」「枕草子」「平家物語」等に掲載された。 芸事の上達、丑年・寅年生まれの守り本尊。 境内には電気・電波を守護する鎮守社の電電宮も。
コンニャク
コンニャクに諸々の色糸をつけ、大針を刺して供養し、針仕事の技術上達を祈願する針供養。 茂山社中による奉納狂言の芸能上達祈願祭が催される。 十三詣り(知恵詣り)は数え年で13歳の男女が、健康を願い参詣する。 お詣り後、渡月橋を渡るまで、後ろを振り返ると知恵が本堂に帰ってしまうという言い伝えも。
菊の被綿
陽数の極限の数字である「九」が重なるという意味で重陽という重陽の節句では菊酒を飲み、厄を祓い長寿を願う。 前夜に菊に被せた綿に降りた露「菊の被綿」で身体を拭くと、長寿になるとも。 全国から集まった廃針の法要を営む針供養では、古式装束の織姫が舞って、諸芸上達の福を授ける。 京都市食肉協同組合が主催する、畜肉の獣魂を慰霊する獣魂法要が催される。
奈良時代、僧・道昌が当地で行った求聞持法の満願の日、空から明星が降り注いで虚空蔵菩薩が示現。 明星を表す明星天子を本地仏として、雷の神である電電明神を祀る明星社を創建。 1956年、近畿電波監理局長・平林金之助は、電波の利用の利用を見込んで、電電明神を電気電波の祖神として祀り、電気電波関連の研究先覚者や事業者の霊を顕彰すべきと主唱。 法輪寺境内に電気電波関係者の霊を顕彰する電電塔が建立。 電電塔には電気研究者の代表・エジソン、電波研究者の代表・ヘルツの肖像。 電気自動車・ハイブリッドカーの電気システム安全祈願、SDメモリーカードのお守りを交付。