
夏でも涼しい!トンネルを抜けるとそこはワインカーブだった~勝沼トンネルさんぽ
山梨夏でも涼しい!トンネルを抜けるとそこはワインカーブだった~勝沼トンネルさんぽ
「甲州市」「勝沼」といえばワインを思い浮かべる人が多いと思いますが、山梨の魅力はこれだけじゃない。ワインの産地として有名な勝沼にだって、まだまだ見どころがたくさんあるんです! お酒飲めないし、楽しめるとしたら温泉かおいしいもの食べるぐらいしかないよ…って人、日帰り登山する根性ないよ…って人、だって山梨って夏は暑いんでしょ!?行くのすら気が引けるよ…って人にも、とってもおすすめのプランをご紹介します。 土木遺産に登録されたトンネルを歩いて、探検気分を味わってみませんか?
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勝沼ぶどう郷駅からほんの数分歩いたところに、明治36年から平成9年までの間、中央本線の下り線として使われていた旧大日影トンネルがあります。 今は遊歩道として整備されていて、全長1376mのトンネルの先にはワインカーブがあります。ワインカーブの利用者でなくても、無料で自由に通行できるので、トンネルだけ往復するのもアリです。 レンガが積まれた壁、レール、標識、待機所、水路、煤けた天井など、すべて当時のまま残されています。 トンネル内は夏は涼しく、冬は暖かい♪暑~い夏でもおすすめの場所です! 通行可能な時間は9時~16時まで、所要30分~1時間程度。
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ワイン好きなら知らない人はいないでしょう。 でも、ワインだけじゃない。大パノラマが楽しめる絶景露天風呂、展望レストラン、バーベキューも楽しめる上、実はココ、宿泊もできるってご存知でしたか? 町営施設なので、リーズナブルなお値段で泊まることができます。混み合うことも多いので、ご予約は計画的に♪
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旧大日影トンネルの先、旧深沢トンネルはワインの醸成用施設のワインカーブ。 明治36年に造られたレンガ積みのトンネルがそのまま再利用されているのですが、年間を通じて温度・湿度共にワインの熟成に適した環境がととのっていて、ワインを預けるのにも現在はキャンセル待ち状態なんだとか。 併設の管理事務所でワインの販売、観光案内もあります。
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大日影トンネルとワインカーブの間に流れる深沢川にかかる橋から見下ろしてみると、レンガ積みの小さなトンネルが見えます。 トンネルを掘った土で川がせき止められないように、谷に河川用のトンネルを作ったのだそうです。
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JR中央本線の駅で、駅舎内にはコーヒー店やワインショップがあり、お土産の調達も可能。 ワイン好きなら欠かせない「ぶどうの丘」へ向かうには、ここを通る市民バスを利用するか、徒歩20分くらいの道のりを歩くか、駅前のタクシーを利用することになります。 丘まではややきつい登りですが、甲州盆地を眺めながらのウォーキングも楽しいものですよ。
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電気機関車EF64
駅舎を出て旧大日影トンネル方向に進むと、ブルーの車体が見えます。 この電気機関車は、中央本線などで実際に使用されていたもの。平成17年まで活躍した後、現在はモニュメントとして静態保存されています。
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は勾配がきつくスイッチバック方式が使われていた勝沼駅ですが、今はホームが高い位置に変わり、使われなくなった旧ホームは公園として整備されています。 春になるとホームに植えられた甚六桜が咲き乱れ、桜見物の名所として多くの観光客でにぎわいます。紅葉の時期は、夜間のライトアップもおこなわれます。
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旧勝沼駅ホームからの夕景
高台から見下ろす甲府盆地もすばらしいのですが、晴れている日なら遠くに南アルプスも見えるんです。 ここからの夕景は本当にすばらしいですよ。「関東の駅百選」に選定されるのも納得の絶景!
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お散歩でちょっと疲れたら、勝沼ぶどう郷駅から甲府方面の列車に乗って15分ほど。 春日居町(かすがいちょう)駅は石和温泉の隣の駅ですが、無人駅でわりと見落としがち…なポイントが。ココ、実は駅舎に併設された無料の足湯があるのです! 寒い時期は(フェンス越しですが)雪のかかった南アルプスも見えますし、列車到着ぎりぎりまで足湯に入っていられる距離です。
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春日居町駅から歩いて3分ぐらいのところにある農産物直売所。 駅に売店がないので、ちょっとお腹すいたな~って時に立ち寄るのにぴったりなんです。 もちろんお野菜果物の類はたくさんありますが、軽食やおまんじゅうなどのお菓子も充実♪
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桃のジュース
山梨と言えばぶどうもいいけど、桃!桃も忘れちゃいけません!! 農産物直売所で売っている桃ジュースは果汁100%。甘くてジューシー♪本当においしいので、帰りに寄るならお土産に買いたい一品。
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