
【コース1】マカオの歴史さんぽ〜新馬路から内港へ〜
海外【コース1】マカオの歴史さんぽ〜新馬路から内港へ〜
古くから栄えたマカオ中心部を歴史散歩するプラン。ポルトガル風の広場や世界遺産の教会、賑やかなストリートを通って庶民的な港エリアまで、マカオの来し方行く末をたどりましょう。コースは活気溢れる新馬路から歴史が香る内港へと続きます。〈約28分コース〉
マカオの人々が新馬路(サンマァロゥ)(正式名称:亜美打利庇盧大馬路/Avenida de Almeida Ribeiro)と呼ぶ目抜き通りを中心にしたコースで、南灣大馬路や内港地区へ通じています。新馬路は全長1.5kmほどですが、通り沿いには中国とポルトガルの影響がうかがえる建物が並んでいます。
セナド広場に面して建つポルトガル建築の建物は市民生活を司る政府機関。中庭と内壁のアズレージョ(ポルトガルの絵のタイル)は是非見ておきたい。中2階中庭に、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンエスの胸像がある。 〈開館時間〉 9:00〜21:00 月曜休館/祝祭日は開館
セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり、現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。民政総署や三街会館(関帝廟)のすぐそばという立地は、地元の中国人社会が積極的に行政に関与していたことを物語っており、マカオ文化の多様性を知ることができます。広場はパステルカラーの新古典様式の建物に囲まれており、波形模様の石畳が調和のとれた雰囲気を醸し出しています。
大海原をイメージするポルトガル風の石畳(カルサーダス)が美しいセナド広場に隣接するこの歴史的建造物は、1929年に建てられました。この一帯にはリスボンを思わせる街並みが広がります。 マカオでは切手の発行が盛んで、世界遺産やイベントなど様々なテーマの切手が入手できます。記念切手や絵葉書を購入し、大切な方に送られてはいかがでしょう。 〈開館時間〉 月〜金曜 9:00〜18:00 土曜 9:00〜18:00
1587年、メキシコのアカプルコから来た3人のドミニコ会スペイン人修道士によって建てられた教会で、ロザリオの聖母が祀られています。1822年9月12日、ここで中国初のポルトガル語の新聞「A Abelha da China ("The China Bee")」が発刊されました。かつて建物の裏手にあった鐘楼は、小さな宗教芸術の博物館として改築され、現在は約300点の宗教的装飾品などを展示しています。 〈開館時間〉 10:00〜18:00
三国時代の蜀の武将関羽を祀った廟。かつての中国市場があったあたりは、今も市場(營地街市)が建っています。西洋式のセナド広場に接して、この中国式寺院が存在する姿から、二つの文化の共生を見ることができます。20世紀初頭、この廟周辺は地元の中国人商人たちが集まる中国貿易の中心地でした。
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新馬路に面して建つ、ひときわ歴史を感じさせる3階建ての建物で、豪商の高可寧が経営する質屋「徳成按」だった(開業1917年)。1993年の廃業後、博物館として整備され2003年から一般に公開されている。質屋ならではの内装や帳簿類などの備品が興味深い。 〈開館時間〉 10:30〜19:00 第一月曜休館 入館料:5パタカ
当時の面影を残しつつも、中国料理やポルトガル料理のレストラン、土産物店、お洒落なカフェが集まる、観光客に人気の通りとなっている。夜間や雨天時にも情緒あふれる眺めが楽しめる。
半島の西部に位置し、海岸線は3500メートルになります。外国商船の停泊業務を行った最初の港で、それぞれ異なる機能を備えた34の桟橋からなります。現在では主に漁船の為の水揚げ、出荷などを行っています。中国との貿易から、漁業の衰退、海上輸送の発達など、海運業の歴史を見守り続けています。 また、この内港フェリーターミナルからマカオを会場遊覧できるクルーズが出ています。クルーズの詳細は上記URLから確認出来ます。
内港近くの広場です。かつては清朝の同治帝から康熙帝の時代はアヘンの輸入のための桟橋でした。19世紀後半には、埋め立てにより広々としたエリアになり、現在ではアートな雰囲気漂よう市民の憩いの場となっています。