サザンづくしの茅ヶ崎を楽しみ歩く♫
神奈川サザンづくしの茅ヶ崎を楽しみ歩く♫
桑田圭祐さんの生まれ故郷ですからサザンオールスターズ誕生の地と行ってもよいかもしれませんが、茅ヶ崎には桑田さんやサザンにちなんだ場所や、サザンの楽曲に出てくる場所がたくさんあります。
もともと茅ヶ崎海水浴場というふっつーの名前だったビーチを茅ヶ崎市が「サザンビーチちがさき」と改名して、観光客が増えたそうです。 2000年のサザンの「茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜」では、ビーチの駐車場でパブリックビューイングも開催したそうです。
「C」のモニュメント
サザンビーチ改名にあたって作られあモニュメントでシングル「I AM YOUR SINGER」のジャケット写真に使われています。是非記念写真を。
茅ヶ崎に来てサザンを堪能するって時に忘れてほしくないのは駅のホームです。電車のドアが閉まるときの音楽がなんと「希望の轍」です。サザンファンとしては一本乗り過ごして録音したくなります。
「希望の轍」
「チャララランチャラランチャラランチャララン♫」ってイントロのがそのまま電車のドアが閉まる音です。
「今年(2000年)の夏は海が見える所でライブをやりたいです。“チ”がつく所で……」と前年の年越しライブで桑田さんが発言したことから始まった里帰りライブ。場所の確保などで苦境を迎えますが地元署名活動などもあり実現。伝説のライブとなりました。その会場がこちらの野球場です。
富士山が見えるスタジアム
なんとライトスタンド向こうに富士山が見えます。こんなスタジアムなかなかありません。
「茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜」準備
「TSUNAMI」が大ヒットしたブームの追い風に乗って実現した伝説のライブ。メインとなるシングル「HOTEL PACIFIC」をリリース。ライブまでの数ヶ月間は茅ヶ崎駅の改札口には「おかえりなさい桑田佳祐」の横断幕が掲げられたりしたそうです。
「茅ヶ崎ライブ 〜あなただけの茅ヶ崎〜」当日
注目された1曲目はシングル曲と並び人気のある『希望の轍』。2日間で46000人が動員されました。4曲目には「茅ヶ崎に背を向けて」が選曲されるなど茅ヶ崎押しもしっかり入ったライブになっていました。
「希望の轍」
エボシ岩もその歌詞に歌われています。『稲村ジェーン』のサウンドトラックアルバム『稲村ジェーン』(1990年9月発売)の2曲目に収録。
「茅ヶ崎に背を向けて」
ファーストアルバム「熱い胸騒ぎ」の収録曲。またサザンオールスターズの2枚目のシングル「気分しだいで責めないで」のカップリング曲。当時の言い方ではB面ですね。サザンオールスターズとして初めて製作された楽曲だそうです。へー。
「えーぼーしー、いーわがとーおーくにみえるー。」(チャコの海岸物語)のえぼし岩です。 つまりチャコの海岸ってのはここの海岸ってことではなさそうですね。近いので。 もちろん忘れてならないのが「遠く〜遠く〜離れ〜ゆく エ〜ボシライン♫」(希望の轍)でしょう。これも遠くなるのでこのあたりを通っている時ではないですね。小田原とか箱根に向かう時でしょうか。 それから「えーぼし岩をみーつめながら、よーぎーりーにーむせーぶシャドー♫」(HOTEL PACIFIC)にも出てきますね。 で、実は渋めに、「まるでエボシ岩に居るよな 揺れる彼女の胸にすがって」(夜風のオン・ザ・ビーチ)ってのにも出てますね。
あの加山雄三一族が建てたパシフィックホテル茅ヶ崎の跡地に立つマンションです。 雨が降って来て、悔しげな彼女と「かけこーむパシフィックホテール♫」(夏をあきらめて)です。 もちろん「HOTEL PACIFIC」では全面的にテーマになってますね。
「よーべーばすーぐにあーえーるー♫」(ラチエン通りのシスター)お姉さんが住んでいるというラチエン通りです。 桑田さんの初恋の人が住んでいたそうでそれを想ってこの歌が作られたそうです。 烏帽子岩が非常に奇麗に見える通りですので注目してみてください。
正式名称ラチエン通り
ドイツ人貿易商のルドルフ・ラチエンさんが通り沿いに大きな別荘を作ったことからその名前で呼ばれるようになったそうで、通称だったものが現在では正式名称になっています。
「ラチエン通りのシスター」
1979年のアルバム『10ナンバーズ・からっと』に収録されています。
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最近なんでも「サザン」って名付けてしまう茅ヶ崎ですが、商店街も「サザン通り」の愛称で呼ばれていた茅ヶ崎駅からサザンビーチちがさきまで続く道の商店街を「サザン通り商店街」に改名してしまいました。実際行ってみるとなかなか渋い商店街ですが、サザンオールスターズのボーカル桑田佳祐さんの出身地であることから、彼ゆかりのお店や商品が並びます。しかし、桑田さんの生家は加山雄三の名前をとった「雄三通り」だそうです。
サザン神社
ネタでサザン神社とかあるそうです。
サザンロール
やはりちなんだお菓子くらいは売りますよね。エトワールってお店で売ってます。
サザングッズ
この他にもサザングッズがたくさんありますので、一店一店聞いて回るとよいかもしれません。あ、くれぐれも「サザンオールスターズグッズ」ではなく「サザングッズ」ですので。
こちらは桑田さんの生家の近くの雄三通りのパン屋さん「清月」。桑田さんが良く通って食べたというパンが「サザン圭祐ドッグ」と名付けられて売られています。
サザン圭祐ドッグ
桑田さんの思い出の味なのでしょう。昼過ぎには売り切れてしまうほど人気のようです。
『稲村ジェーン』の3曲目「忘れられたBIG WAVE」の終わりに恋人同士の会話があります。 男 「なあ、映画終わったらさ、 寄ってくか?」 女 「どこに?」 男 「どこにって・・・ほら」 男 「もうすぐ、近いの」 女 「なに?」 男 「だから、アンデルセン」 女 「・・・バカ」 これがモーテル、ホテルアンデルセンです。 桑田さんのトークにもたまに出てきます。 「HOTEL PACIFIC」の「茅ヶ崎〜あ〜た〜りのモーテルにゃ〜」って言っているのは、これなんでしょう。 134号線に看板が出ていましたが、廃業していました、残念!
「稲村ジェーン」
映画「稲村ジェーン」のサントラです。男女の会話が時折挟まれます。それをじっくり聞いてみてください。
桑田さんの母校だそうです。高校は鎌倉学園高校に通われたそうなので、中学までこの地元の公立中学に行ってたということですね。
ややサザン関係ありませんが、正直茅ヶ崎でえぼし行かないのはナンセンスってくらいなので、行きましょう。駅前店もあります。きっと桑田さんも行ったことあるに決まってますので。笑
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