
江戸六阿弥陀めぐりはお彼岸に
東京江戸六阿弥陀めぐりはお彼岸に
江戸時代、庶民が春秋のお彼岸に花見や紅葉を楽しみながらお詣りしたのが、江戸六阿弥陀。一~六番と木余、木残のお寺が、隅田川をはさんで北区や足立区などに分布しています。 「六阿弥陀由来 聖武天皇の御時、この地方に足立少輔某というものがおり、その娘が近郷の豊島左衛門清光という長者に嫁したが、故あって離婚となり沼田川に身投げし、その侍女五人も殉死した。足立少輔某は悲嘆やるかたなく諸国の霊場を巡拝したおり、紀州熊野山において杉の霊木を得て、これを海に投じたところ当地に漂着した。たまたまそこへ行基が行脚されて、亡女等の菩提のために少輔某の請いによって、六体の阿弥陀仏像が造られたといわれている」(與楽寺の案内より) この言い伝えには、庶民に奉仕した実在の僧行基が登場します。東国にも赴き、隅田川などの河川工事に携わったかもしれません。 お彼岸=シルバーウィークの一日、万葉の時代の悲しい伝説と仏教の歴史がクロスする江戸六阿弥陀めぐりはいかがでしょうか。エリア的に、都バスの一日券などが便利ですよ。 http://teramachisampo.com/machisampo/detail/1007
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六阿弥陀の第一番の西福寺には、露座大仏があります。焼失前のご本尊と同じお姿高さで建立されたそうです。「よさこい節で「坊さんかんざし買うをみた」のお相手となったお馬さんの墓や、彰義隊の供養碑など、見所も多くあります。真言宗豊山派。
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もとは上野広小路にあったお寺で、関東大震災で焼失し、現在地へ移転したそうです。現在は池之端東天紅の敷地に別堂が設置されています。
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思い出のアルバム 歌碑
♪いつのことだかおもいだしてごらん~♪ 卒園式などで歌いませんでしたか? 作曲者本多鉄磨氏は常楽院が設立した幼稚園の園長を務めたそうです。
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私はまだここだけ行っていません。 亀戸はバスの便がいいので、上野あたりからバスで、亀戸水神にもお詣りしたり、東武亀戸線に乗ったりしても楽しそうです。曹洞宗。
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荒川に沿って首都高が走る扇大橋の近くにあります。六体の阿弥陀様を彫り出した後、余った木で作られた阿弥陀様ということで、「木余り」と呼ばれています。浄土宗。
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北区西ヶ原の住宅地にあります。付近には長い商店街があり、王子方面から駒込まで、ゆるゆる歩きが楽しめるエリアです。 曹洞宗。
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駒込駅から徒歩約5分。八百屋や鮮魚店などが立ち並び、いつもお客さんが大勢居る商店街。六阿弥陀めぐりの途中、このあたりで昼食をとるのがよさそうです。お蕎麦屋さん、喫茶店ランチ、パン屋さん。お天気がよければ、お惣菜屋さんやお肉屋さんのコロッケを買って、公園で食べるのもいいですね。